昨年の7月6日以来なので、半年ぶりというよりは7ヶ月ぶりという方が近いでしょうか。
皆様、大変ご無沙汰しておりました。
ブログを書くのはもう止めようかとも思ったのですが、コロナの話は別にすると、身の回りの様々な状況がようやく落ち着いてきて、最近ではオーディオを楽しむ余裕もできてきたし、実家リフォームやマンション売却(現在進行中)といった(多分)一生に一度となるであろう経験の中で、どなたかの役に立つかもしれない情報やノウハウを得られたりしたので、どのくらいの頻度で書けるかどうかはわからないけど、続けることにしました。
とりあえず今回は、これまでの経緯と近況を書き留めておきたいと思います。
昨年の4/21のブログにも書きましたが、4月に定年退職を迎えるにあたり、実家の母の体調等を考えて富山の実家に戻ることにしました。
ただし実家は、基本的には亡父が定年退職した際にリフォームした時の状態のため、実家に戻るに当たっては水回り(キッチン、トイレ、バスルーム、洗面台)の刷新が必須なこと、加えて自分の部屋がないので、奥の座敷を全面リフォームして自分の部屋を作る必要があります。
そのため、昨年2月にリフォーム業者3社に声をかけ、2社から見積を取ることにしました。1社は地元のリフォーム専門業者で、もう1社はジョーシンです。
どちらの業者にも実家を見てもらって必要な計測や状態確認をしてもらいましたが、地元の業者はほぼ目測だけでメモを作成していました。
一方のジョーシン(正確には下請けとなる富山のヤマイチ株式会社)はかなり綿密に計測をし、各部の写真も撮影し、時間をかけて確認作業を行っていました。
詳しい話は後日書こうと思いますが、結論としてはジョーシンに依頼することにしました。
ただし当時はコロナの影響で水回り機器の中国からの輸入がストップしており、机上の見積は出せるけれども着工がいつになるかはわからないという状態。
状況が改善してくれば機器の輸入は徐々に再開されるし一部商品は国内生産しているので、しばらく期間をおいてから使用可能な機器で見積もりを作成するということになりました。
そして5月の中旬にようやく見積が出てきて、そこから機器の選定、追加の依頼、細部の詰めを行い、最終見積が出たのが6月の中旬のこと。
コロナのこともあり、富山での打ち合わせは最低限必要な回数に止めざるを得なかったために時間がかかってしまいましたが、7月7日に無事に基本契約を締結。この時点での契約金額は税込みで約1100万円となりました。
ただし工事を進める中で追加工事が必要となる場合も想定され、それは別費用となります。父がリフォームしてから30年以上経っているので、配管等は交換せざるを得ないとは考えていたので、一応数十万円程度の費用は見ていたのですが、蓋を開けてみたら問題が続出。さらに、どうせお金を掛けるならと追加したこともあり、最終的には当初の想定予算をかなり超えることになってしまったのですが、その話は後日と言うことで。
時間を基本契約まで戻しますが、リフォーム範囲は実家の2/3程度に及ぶため、リフォーム着工前に実家にある荷物をトランクルームに預けることにしました。
それに際しては、母が最低限残したいものだけを事前に選んでおいてもらい、それ以外のものは必要性を判別して不要な物は全て処分することに。残すものは和室に、処分するものはリビングに集めるという作業、食品や調味料等の処分(調味料は中身を捨てて容器だけにしておかなければならないので大変だった)を行ったのが7月の8〜9日で、作業量的に一人では厳しそうなので弟にも富山に来てもらい、まる2日掛けて作業を実施。
残す荷物の量的目安がついた9日の段階でサカイ引越センターに見積を出してもらいました。
なおリフォームに関わる引っ越し(と言うか、荷物の搬出〜トランクルーム一時預かり〜搬入)の場合はリフォーム業者からの依頼が必要とのことなので、ジョーシン経由で依頼してもらいました。
ちなみに引っ越し費用は、搬出と搬入で2回分の引っ越し料金がかかり、さらにトランクルームの費用がかかります。
そして8月6日に実家の荷物の搬出を行い、お盆明けの17日よりリフォームに着工。
約2ヶ月後の10月中旬にほぼ完成したものの、最後に予定していた和室の畳の表替えを行う際、畳の芯が湿気でダメになっていて使い物にならなかったため急遽新品に交換することとなり、さらには畳の下の板張りにもカビが生えていたためカビ取り&防カビ処理が必要になるといった予定外の事態が生じたため、11月5日の実家の荷物搬入の際にはまだ和室の畳が入っていないという状況でした。
何やかんやでようやく実家の荷物搬入は終わったものの、荷開けはほとんどできていない状態で東京に戻り、今度は私の引っ越し準備に取りかかりました。
最大の課題は持っていく荷物を減らすこと。とてもじゃないけど今ある荷物〜特に書籍、コミックス、DVD/BD〜を収納できるスペースは実家にはありません。
そこで、
- 書籍は好きな作家の好きな作品のみに絞り込む
- コミックスは士郎正宗等の例外はあるが、原則として処分する
- 映画はもう一度みたい作品かつBDのみを残し(廃盤かつ配信もされていない一部DVDタイトルを除く)、アニメも好きな作品だけに絞り込む
- CDは基本的に全て持って行く
という方針を立て、10月末くらいから少しずつ整理を進めました。処分にはブックオフの宅配買い取りを利用し、最終的には100サイズの段ボール55箱分の本・コミックス・DVD&BDを処分。
ちなみに買い取り金額は以下の通り。
書籍 | 529点 | 13,976円 | 26.4円/点 |
コミックス | 718点 | 11,230円 | 15.6円/点 |
DVD&BD | 752点 | 214,483円 | 285.2円/点 |
値段がつかなかったもの | 999点 |
※値段がつかなかったものは主にバーコードのない書籍
★買い取り500円以上の書籍
堕天使拷問刑 | 1001円 |
残虐行為記録保管所 | 900円 |
少女革命 | 700円 |
釈迦・観音・弥勒とは誰か | 650円 |
★買い取り3000円以上のDVD/BD
君に届け 1st&2nd Season BD-BOX(初回限定生産版) | 12500円 |
南海奇皇(ネオランガ)DVD BOX | 8000円 |
踊る大捜査線 BOXセット | 7000円 |
ザ・グリード | 6700円 |
劇場版サイレントメビウス コンプリートDVD BOX | 6700円 |
金田一耕助の事件匣 | 5000円 |
DOMINION DVD collection BOX | 4301円 |
フルーツバスケット DVD BOX | 4301円 |
女子大生会計士の事件簿 DVD BOX | 4200円 |
帝都封印BOX | 4000円 |
モルダイバー | 3800円 |
カムイの剣 | 3800円 |
AIR Blu-ray Disc Box | 3201円 |
NOIR Collector's BOX | 3201円 |
AikaリマスターBOX | 3000円 |
トリック2/超完全版 DVD BOX | 3000円 |
※「ザ・グリード」はB級のモンスターパニック映画。面白いし好きだけど6700円の値がつく意味がわからず調べてみたら、廃盤でプレミア物になっているようです。監督が スティーヴン・ソマーズ だからなのかな?
そんなこんなで合計55箱分を削減したにもかかわらず、40箱のCD/BD&DVD/書籍&コミックスを持って行くことになったため、置く場所がない書籍&コミックス20箱は現在段ボールに入れたままクローゼットに積んであります。
※20箱のうち6箱はバーコードがない70年代後半〜80年代のSFおよびミステリーの文庫。ブックオフだと値がつかないので古本屋に売ろうと思ったけど、整理している最中にもう一度読みたい本が何冊もあったので、とりあえず実家に持っていくことにした次第。
話がやや脱線しましたが、約1ヶ月かけて荷物を少しずつ整理し、12月3日に東京から搬出、翌4日に富山の実家に無事搬入しました。
ちなみにオーディオ&ビジュアル機器、CD(この機に分類しておきたかった)、ワイングラス(主にリーデル)は自分で梱包したけど、その他の食器、調理器具、雑貨類、衣服&靴などはサカイ引越センターの梱包サービスを使用。搬出の前日に4名の女性チームが来て4時間ほどで梱包が完了。仕事はとても丁寧でした。
こんな感じで12月4日に東京から富山への引っ越しが完了したわけですが、それからの荷ほどきもまた大変でした。なにせ実家の荷物と自分の荷物の両方ありましたからね。
必要な収納グッズをamazonで調達しつつ毎日少しずつ作業を進め、自分の部屋の荷物以外の整理が概ね完了したのが12月17日。リフォーム期間中施設に預かってもらっていた母を実家に迎入れるのが18日だったので、ギリギリ間に合った感じです。
家の中が概ね片づいた後、ようやくオーディオのセッティングとCD&DVD/BDの収納に着手。
オーディオは丸一日かけて大体のセッティングを行い、その後、数日かけて微調整を実施。基本的なセッティング(ケーブルアロケーションを含む)は、とりあえず東京での最終形態にし、現在少しずつ弄っているところです。
CD&DVD/BDは概ね2日かけて作り付けのラックに収納。このラックの設置が自分の部屋をリフォームするに当たっての1つのポイントでした。後日オーディオについて触れる際に写真をアップします。
現在母は何とか自立歩行でき、食事とトイレも自分でできる状態ですが、食事を作ったり、お風呂で身体を洗ったりすることはほぼできません。なので3食の準備を含む家事の全てを私が行っており、お風呂は訪問看護とデイサービスで対応しています。
そんなわけで自分の時間をまとまって取ることが中々できないのが大きな悩み。
そこで母担当のケアマネージャーさんに相談し、年明けから月1でショートステイを利用することにしました。朝の9時過ぎに迎えが来て母を送り出した後、翌日の夕方4時過ぎに母が戻ってくるまでの間は自由時間になるので、デイサービス〜8時半に迎えが来て夕方4時半頃に戻ってきます。その間は自由時間になるわけだけど、省ける家事は昼食の準備だけなので、多少楽になるかなといった程度〜の利用時とは開放感がまるで違いますね。
ケアマネージャーさんはショートステイを月に2回にしたらどうかと提案してくれているので、母とも相談しながら今後検討してみようと思っています。
書き忘れていましたが、実家近辺ではクルマがないと非常に不便なので18年ぶりにクルマを持つことにしました。実は契約自体は11月6日(実家の荷物搬入で実家に戻ってきたタイミング)に済ませ代金も支払い済みなのですが、大雪の影響もあって納車(最短で年末、遅くとも1月10日前後という当初の予定だった)が遅れている状態です。
まだ納車日は未定ですが、うまくいけば今週後半に納車される見込みです。
何を買ったのか気になる方もいらっしゃるかもしれないので、クルマの話もいずれ書きたいと思います。
最後に東京のマンションについて書いておきます。
売却に動き出したのは東京からの引っ越し日が確定した11月4日からで(もう少し早く動いておけば良かったことが後に判明)、4社に机上査定を出してもらい、9日に1社と専属契約を結び、直ぐに自社サイトで売り出しを開始。その後他メディアでの広告も掲載しつつ販促を展開。12月中旬に買い手が決まり12月27日に売買契約を締結。順調にいけば2月下旬に引き渡す予定です。
代金が振り込まれ引き渡しが全て完了するまでは安心できないけど(2月5日まではペナルティ無しのキャンセルが可能だし、引き渡し前に大きな地震があって何かしら破損した場合は修復して引き渡さなければならない)、最悪半年かかることも視野には入れていたので、短期で決着がついてラッキーでした。
具体的な金額は控えますが、売却代金(仲介手数料等の諸経費を引いた後の金額)は購入価格の1.2倍程で、マンション購入時点で想定していた価格よりもかなり高く売れました。とは言え半分は住宅ローンの残債返却にあてなければなりませんけどね。
以上が昨年来色々あったことの概略です。
このうち、リフォーム、オーディオ、クルマ、マンション売却については、これから順次ブログをアップしていきたいと思います♪