以前EsotericのUX-1を使用していた時にマスタークロックジェネレータのG-0も使用していて、そのG-0に10MHzの基準クロックを入れるためにヤフオクで自作のルビジウム外部クロックを調達。
その後UX-1をOracle CD2000mk3に変更したのでG-0は手放したのですが、ルビジウム外部クロックは将来使うことがあるかもしれないと残しておきました。
Oracleを導入したのは2013年6月なので、このルビジウム外部クロックは6年以上通電していなかったことになります。
そう言うわけでNT-505とちゃんと同期するかどうか不安だったのですが、一発で同期してくれたのは先日書いたとおり。
それから3日間通電した状態にしておき、クロックが安定した頃合いを見計らってクロックシンクをOnにし、不安半分、期待半分で試聴してみました。
結果はと言うと「効果が良くわからない」でした... (^_^;)
少しだけサウンドステージの見通しが良くなった気がするとか、音のテクスチャーが滑らかになった気がするとかいう感じもするのですが、プラセボの範囲を出ないですね。
でも音に対する悪影響は感じられないので使い続けることにしました。まあ6年以上ほったらかしだったし、校正もしていないわけなので妥当な結果でしょう。
残念ながら外部クロックに関してはこのような結果となってしまったので、気を取り直して次の施策を試してみることにします。それはヒューズ交換とインレット交換。
とりあえず内部をみてみないことには始まらないので、開腹してみました。
う〜む。見える範囲にヒューズは見当たりません。NT-505の消費電力は20Wなので0.2Aになります。これだと保安的にヒューズは不要なのかもしれませんね。
だったらインレットを交換しようとみてみたところ、
ネジ止めでは無くインレットについている爪で止めるタイプでした...(T_T) こんなの初めて見ました。
これを交換するには筐体にネジ止め用の穴を空けなければなりません。でも、もしかしたら今後メーカー修理が必要なことがあるかもしれないので穴は空けたくないし、接着剤で固定するのもイヤ。故にインレット交換はNGです。
これじゃ何にもできないじゃん。なんだかなぁ...。
せめてもの抵抗として、インレットからトランスにつながるHOT側のケーブルにファインメットビーズをつけておくことにしました。
かなりガッカリした気分で天板を元に戻し、改造は終了。気を取り直して試聴してみることに。
やっぱりファインメットビーズは効果がありますね。気になっていた高音のエッジの僅かなキツさが気にならなくなりました♪
次はインシュレーター交換を試してみましょう。