スイッチングハブが届いたのでNT-505をネットワーク接続に変更しました。
ついでに以前使っていたルビジウムクロックを引っ張り出してきて接続。何年も使ってなかったのでちゃんと同期するかどうか不安だったけど一発で同期してくれました。音が良くなるかどうかについては後日検証予定です。
セッティング変更が終わったのでエージングを再開。24時間再生し続けて日曜の夜に100時間を突破したので、2時間ほど試聴してみました。アップコンバードもデジタルフィルターもOffで、ルビジウムクロックを接続してはあるけどSyncはOffの状態での試聴です。
- NT-505が届いた日に試聴した際は高音にザラつきがあったけど、それは無くなった
- でも高音のエッジが好みよりも僅かにキツいかな
- やっぱりSonica DACよりも少し響きが多い感じがする
- 無音状態の背景色の黒さがやや濃い(無音な感じがより強い)
- 情報量とか解像力はSonica DACと同水準の高さ(特に不満は無い)
- 全体としては、どこがどうと言うわけでもないんだけど、バランスが良い真っ当な音に思う
スペック的にはSonica DACもNT-505もあまり変わらない気がします。でも個人的な好みで言うとNT-505の方が好きかも。
どうしてそう感じるのか、何が違うのか考えてみたのですが、音の肌触りの違いですかねぇ。聴いていてどちらが心地よいかと言われるとNT-505かなという感じです。
そもそもSonica DACとNT-505って多少の方向性の違いはあるかもしれないけど、音のレベルは同水準かなと思っていました。ただ、NT-505を導入しプレーヤー(レンダラー)とすることによりSoundgenicをサーバーに専念させることができるので、その点は音的にメリットがあるのではないかと考えたわけです。
でも現時点での印象だと、Sonica DACをUSB-DACとして使った場合と比較して、ノイズフロアが下がった(無音状態の無音感が高まった)くらいしかメリットは感じないですね。
今のセッティングだと、期待していたほどの音質改善は無かったという感じです。
しかしながらNT-505についてはまだやれることがいくつかあります。
- 外部クロック(接続済みだけどクロックが安定するまではSyncを切ってある)
- ヒューズ、インレットの交換
- ファインメットビーズの取りつけ
- 3rd Partyのインシュレーター
- 電源ケーブル(現時点ではSonica DACに使用していたNBS Statementを使用)の変更
- アップコンバートとデジタルフィルターを試してみる
などなど。
まずは外部クロックの効果を試してみましょう。
〜つづく。