いつからか正確には覚えていないのですが(何となくではここ1ヶ月くらい?)、前輪から振動を感じるようになりました。
前輪1回転につき1回感じるので、最初はタイヤにフラットスポットでもできたのかなと思って見てみたのですがフラットスポットはできていません。
次にタイヤの組み付け方が悪かったのかと思い、チューブから空気を抜いてタイヤのはめ込みをチェックしてみたものの異常はないし、振動も収まりませんでした。
走行に支障を来すほどではないので、気持ち悪いと思いながらも放置しておいたところ、最近になって何となく振動が少し大きくなっていたような気が!そこでネットで調べてみたところ、スポークテンションのバランスが崩れているのではないかという原因が浮上してきました。
2015年の12月に購入した後、スポークテンションは一度も調整していません。専用工具も必要だし、何となく難しそうですからね。
でも放っておく訳にはいかないので、テンションメーターとスポークレンチを購入して調整してみることにしました。
parktoolのホームページにテンション調整用のWebアプリがあると説明書に書いてあったので、それを使って前/後輪の左右のスポークテンションを測定し記録。本当は平均テンションとか自動計算されるはずなのですが、何故か計算されません。でも記録はできるのでそれだけを使用。
測定の結果、測定値のバラツキが一番大きかったのが前輪右側の15〜21、次に後輪右側の17〜21、後輪左側の21〜25、前輪左側の21〜23と続きます。右側と左側ではテンションが違うようです。
ホイールはKinetic Proの24Hでスポークは1.8mmであることはわかるものの、調べてみても最適値がよくわかりません。そこで、それぞれのサイドの最大値〜右側:21、左側:25をターゲットにして調整することにしました。初期状態からテンションが下がることはあっても上がることはないですからね。
下手に調整して逆にバランスが崩れるのもイヤなので、前輪右側と後輪右側は19〜21の範囲に入っていないスポークだけを調整し、後輪左側は23〜25、前輪左側は調整無しで一旦テンションを合わせてみました。
この状態だとホイールにブレが出るはず。実はブレ取り器を購入することも考えたのですが、センター調整用のオプション等も含めると2万円弱するので、今回は簡易的な方法で横振れのみ調整することにしました。これで走ってみて、やっぱり振動が取れないようであれば縦ブレを取るためにブレ取り器の導入を検討しようと思います。
横振れを取る簡易的方法として、YouTubeで見つけたタイラップを使用する方法を使います。前輪はフロントフォーク、後輪はチェーンステイにタイラップを取り付けて、ブレの検出に使うやり方です。フロントはこんな感じ。
接触すると音が鳴るのでどこが接触しているかがわかるという仕掛け。単純ですけど有効です。
接触する部分の逆側のスポークテンションを上げて接触しないようにするという調整を繰り返します。前後輪合わせて1時間くらいかかってようやく横ブレが(概ね)取れました。
それから再度スポークテンションの測定を実施。バラツキはあるものの大体3位の幅に収まっているのでこれで良しとします。また目視で見る限りにおいては、大きな縦ブレも認められないので大丈夫かなと。
本当だったら直ぐに試乗してみるところなのですが、日曜日に自転車に乗った後、チェーンクリーニングをするためにP20をベランダに運ぼうとして持ち上げた際に左腰を捻ったらしく、夕方くらいから痛みが出てきて立ち座りもゆっくりとでないとできない始末。テンション調整を行った月曜日には多少マシにはなっていたものの、とてもじゃないけど自転車には乗れなさそうだったので、試乗は諦めました。
天気予報では次の3連休は天気が悪いらしいので試乗できるかどうかわかりませんが、早くスポークテンション調整の結果を確かめてみたいものです♪
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