注文していたMAVIC Yksion Pro UST2(28c)が届いたので、先日パンクしたタイヤの交換作業を行いました。
※左側のタイヤのラベルはUSTとなっていますが、タイヤ自体は最新のUST2でした。
※一番右側のはMAVIC ID360ハブ用の純正グリス。送料無料にするために合わせて購入。
まずはパンク箇所を確認しました。
トレッドの丸い跡がある箇所と、黄色っぽくなったシーラントが見えるサイドウォールの箇所がパンクしたところ(2カ所)です。
トレッド面の方は完全に塞がっているようですが、サイドウォールの方はよくわかりません。
そこでポンプでエアを入れてみたところ、3barくらい入れたあたりで”プシュー”という音がしてエアが抜け始めました。やっぱり塞がってなかったようです。
とりあえずタイヤを外してみました。
エアを抜いて、タイヤ側面(ビードの部分)を手のひらで前に押し体重をかけるとビードが外れ(落とせ)ます。次にホイールを裏返して反対側のビードを同じようにして1カ所外します。その後、両面のビードを全周に渡って外していきます。
ホイールからタイヤを外す際にはタイヤレバーを使いました。最初は手だけで外そうと思ったけど、中々外れなかったのでタイヤレバーを使用した次第。ちなみに使用したタイヤレバーは1本だけです。(Tern Eclipse P20のクリンチャータイヤの時はタイヤレバーを2本使わないと外せなかったけど、それよりは簡単でした♪)
外したタイヤがこちら。
タイヤの中にはシーラントが残っていましたが、思っていたほど多くはありませんでした。サイドウォールがパンクした際に盛大に吹き出していたのでそのせいかも。
ちなみにリム(ホイール)の方はこんな感じ。
パンク箇所(サイドウォール)がどうなっているか、タイヤ内側から見てみました。
横長にシーラントがついているところがパンクしたところ。結構大きい(長い)のでシーラントだけでは塞ぎきれなかったようです。
リムに残っているシーラントをショップペーパーでキレイに取り除きます(場合によっては水洗いしようと思っていたけどその必要はないみたい)。
次にホイールに新しいタイヤを装着します。ちなみにイクシオンプロUST2は前輪と後輪でタイヤの回転方向が逆になるので注意して装着。
タイヤの両サイドを指で挟んでちゃんとリムに収まっているかどうかを全周確認した後、エアポンプで空気を入れます。4barほど入れたところでビードが上がる音が ”パン、パン” と2回しました。
念のため、6barまでエアを入れます。
その後、サイドウォール(右左両面)のラインが完全に見える状態になっている(ビードが上がっている)かどうかを確認。問題ありませんでした。
次はシーラントを入れる作業です。
今回使用したのは、MAVIC純正のシーラント(ホイールを買った時に使った残り)、amazonで購入したインジェクター(バルブコアツール付きで1000円。多分中華製)です。
まずは先ほど入れたタイヤのエアを抜き、バルブコアツールでバルブコアを外します。
次にインジェクターにシーラントを30ml強入れ、バルブにホースを差し込んで注入していきます。
※シーラントがスムーズに入るようバルブの位置は最下点よりも高くしておきます。
15mlまでは順調に入ったものの、そこから入らなくなりました。注射器のノブを押しても入る気配がありません。
色々調べた結果、インジェクターの開閉バルブが詰まっている?ような感じ。そこで開閉バルブを取り外してインジェクター本体とホースを直接繋いで入れてみます。
今度はうまく行きました♪ 単純な機構の開閉バルブなのに、流石中華製ですね...(^_^;)
シーラントを全部注入し終ったら、バルブ内部を綿棒でキレイにし、バルブコアを挿入。
MAVICアプリの推奨空気圧(私の体重、車重、使用するタイヤ等を考慮した後輪の最適空気圧)である5.5barまでエア入れ、車体にホイール(後輪)を取り付け、2分ほど後輪を回してシーラントをタイヤ内部に行き渡らせればタイヤ交換作業は全て完了です。
クリンチャータイプのタイヤ交換は3回やった経験があるものの、チューブレスは初めてだったので若干不安はありましたが、インジェクターの不具合を除けば特に難しいところはありませんでした。クリンチャータイプのタイヤ交換よりも、タイヤが嵌めやすかった分簡単でした。
明日乗ってみて、問題が無いか最終確認する予定です。
ここからはおまけ。
以前Tern Eclipse P20に付けようと思って購入したクランクキャップ(クランクボルト)をInfinitoに取付ようと、シマノの専用ツールでクランクキャップを外そうとしたのですが中々外れません。
ここは締め付けトルクが0.7〜1.5N・mなので簡単に外れるはずなのですが普通に回しただけでは何故か外れません。そこで専用ツールをシリコンラバー(ビンの蓋外し)で掴んで力一杯回したらようやく外れました...(^_^;
ビアンキの組み立て時のミスなのか、あるいはサイクルベースあさひがやらかしたのかはわかりませんが、素人じゃないんだから、シマノの指定トルクで正しく取り付けておいて欲しいものです。
まあ愚痴は置いておいて、新しく取り付けたクランクキャップがこちら。ロゴのCV(CounterVail®)の赤色に合わせました。差し色になって良い感じです♪