毎年恒例の自分への誕生日プレゼント。今年はTechnicsのワイヤレススピーカーシステムにしました。
2017年の8月に、リビングのBGM用としてSONY SRS-X88を導入したのですが、最初は頻繁に使っていたものの最近では使う頻度が激減し、平均すると数ヶ月に1回程度しか使っていません。
実のところ、使いたいと思う場面は結構あるのです。でも導入後、徐々に音に対する不満が大きくなってきたんですよね。
とは言え、一々メインのオーディオシステムを立ち上げるのは面倒だし、何よりメインシステムは最低でも30分くらい暖機してやらないとまともな音が出ないので、「あの曲を聴きたいな」と思っても直ぐには聴けません。それ故にX88を導入したわけなんですけど、音に不満があると音楽を楽しめないのです...。
そんな経緯があって、去年くらいから良さそうなワイヤレススピーカーがないかとアンテナを張っていたのですが、それに引っ掛かったのがSC-C50でした。
SC-C50の話をする前に、X88の音についての不満点を挙げてみると...
- 音の拡がりが弱い。モノラルスピーカーのように感じてしまう。
- 全体的に音に余裕がない。特に低音は無理に出している感じが強くて不自然。
- 低音の量感が少ない(コントロールアプリでEQを弄っても不満がある)。
- 透明感のある音が表現できない。
と言った感じ。別に過度な期待をしているつもりは無いけど(というか、かなり妥協しているつもりなんだけど)、最低限の水準はクリアしてくれないとねぇ...。
じゃあSC-C50だったら大丈夫なのかと言うと、やっぱり実際に試聴してみないことにはわからないわけです。
そんな折、AV Watchの小寺さんの試聴レビューを読み、導入に向けて大きく気持ちが傾きました。と言うのは、小寺さんはSRS-X9を使っていて、私とほとんど同じような不満が書いてあったのです。その小寺さんが薦めるのだったら大丈夫かなと。
とは言うものの、SC-C50って結構値が張るので、導入しようかどうか迷っていたのですが、金曜日にプライベイトでイヤなことがあり、そのモヤモヤをスッキリさせたくって購入を決断。誕生日が近かったというのも大きかったです。
決断したら即実行といきたいのだけど、実はSC-C50って店頭販売のみなのでいつものようにネットでポチれません。そこで金曜の夜にビックカメラ有楽町店に電話をし、在庫があるかどうか、試聴できるかどうかを確認したところ、試聴も可能で在庫も1台あるとのことだったので、今日の午前中に行ってきました。
オーディオがある2Fのフロアに上がって探してみると、システムコンポコーナーに置いてありました。サイズは事前に調べてはいたものの、実際に見ると想像していたよりも少し小さい感じ。これで低音は大丈夫なのかなという不安が湧き上がってきましたが、とりあえず試聴してみることに。
流石に試聴用のNASの準備は無いと思ったので、iPhoneとBluetooth接続して試聴するつもりでいたのですが、展示機にはUSBメモリが刺してあってその中に試聴用の曲が入っていました。何が入っているのかはわからないけど、とりあえず再生ボタンを押して試聴開始。するとアコースティック系の音楽が流れてきました。
30秒ほど聴いて試聴終了。
ポイントだった、音の拡がり、低音の質感と量感、そして音の透明感。いずれも大丈夫そうです♪
店員さんを捕まえて在庫があるかどうか確認したところ、「あります」という答えだったので、「じゃあ持ち帰りで」とお願いし、無事入手できました♪♪
〜つづく