memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Shure RMCE-BT2 ワイヤレスイヤホンケーブル

先日AK70MkIIを導入したことで、会社ではNW-WM1ZとMaverick IIのペアを、出張時にはAK70MkIIとT8iE MkIIのペアを使うという使い分けの体制が整い、手持ちのイヤホンの有効活用に向けて大きく前進しました♪


あとはSE846を何とかできないかなと考えた結果、同じShureのワイヤレスイヤホンケーブルBT2を導入して通勤時に活用することに。


思いついたが吉日と、amazon、ヨドバシ、eイヤホン、FUJIYA AVIC、ビックカメラなどのサイトを見てみたのですが、人気があるらしくてどこも入荷待ち状態です。別に急いでいるわけでもないので、ポイント残高が一番多かったヨドバシカメラにて注文。これが2月6日の話。


まあ春頃には届くだろうと思っていたところ、木曜日にいきなり発送完了メールが届き、昨日帰宅したらポストに入っていました。嬉しい誤算です♪





とりあえず自宅で試してみたので第一印象を書き留めておきます。


■装着感

  • 耳にかける部分には固めのワイヤーが入っているので、全く問題なくShure掛けができます。ただ、その分ケーブルはちょっと太いです。
  • 私は本体を前に垂らした状態で使うつもりですが、SE846自体が耳にしっかりはまること、さらにはワイヤーによるホールディングが良いこともあり、本体がブラブラした状態でもイヤホンがズレるようなことはなさそう。
  • ちなみに本体についているクリップはかなり固いし、ケーブル自体がやや太めで短いので、下手にシャツなどにクリップ止めしてしまうと却って使いにくくなるような感じ。個人的にはクリップは必要ないので、脱着できると良かったです。


■操作感

  • 操作部は右側のケーブル途中にあり、装着すると右顎の下の首に沿うような位置にきます。この位置だと(目視できなくても)操作部がどこにあるのかわかりやすいし、ボタンダウンシャツのトップボタンを留めない状態でも襟に干渉することは無さそう。
  • 操作部のボタンは+、○、ーの3つありますが、○(再生/停止)のボタンが盛り上がっていて手探りでも直ぐに識別できるので、操作ボタンを間違うことはなさそう。ちなみに+ボタンが上側、ーボタンが下側に来るので、ボリューム操作や曲送り/戻しの操作も間違えにくいです。
  • 電源オフの状態で○ボタンを2〜3秒押し続けると電源が入り、英語でバッテリー残量をアナウンスしてくれます。前モデルのBT1はこのアナウンスの音量がかなり大きくて不評だったらしく、BT2では音量が小さくなったというレビューが多いですが、個人的にはまだ大きいかなと。(BT1は使ったことがないのでどの程度下がったのかわかりませんが...)
  • 電源が入った状態で○ボタンを押し続けると、3秒時点で「ピピッ」という音がし(スマホ着信時のコール拒否の確認音)、5秒時点で「Goodbye」というアナウンスとともに電源が切れる仕様です。最初使った時は「ピピッ」という音が電源オフの合図だと勘違いしてしまいましたが、マニュアルをよく読むとそうではないことが判明。スマホとペアリングしてない場合には音を鳴らさない仕様にして欲しいかな。
  • あと+とーのボタンを同時に3秒押すとバッテリー残量が確認できるのが便利です。
  • 操作性に関する不満は2つあります。一つは、ペアリングしていない状態だとブルーのLEDが点滅するので電源が入っていることがわかるのですが、ペアリングしてしまうとLEDが消えてしまうため、外から見て電源が入っているのかいないのか全くわからないこと。バッテリー消費を抑えるためだとは思うけど、電源状態を確認するには「音を出す」か「バッテリー状態を確認する」必要があるので、ちょっと使いづらいかな。【3/7追記】AK70 mk2、WM1Zとの接続中にはLEDは点滅しませんが、Macbook Proとの接続時はブルーのLEDが数秒おきに点滅します。接続CODECによって挙動が違うのかもしれません。
  • 二つ目は一つ目にも関係しますが、自動電源オフ機能がないこと。例えば無音状態が30分続いたら電源オフになる仕様であれば、電源状態が外から確認できなくてもさほど気にならないんですけどね。
  • ちなみにバッテリーは10時間持つようです。これならBTをONにした状態のAK70MkIIよりも持つかもしれません...(^_^;


■接続

  • 予めペアリングしておけば、BT2が電源オンの状態でAK70MkIIを立ち上げても、逆にAK70MkIIが起動した状態でBT2の電源をオンにしても、いずれもスムーズに接続されます。
  • CODECは、接続完了時にAK70MkIIの画面に1〜2秒間ほど表示されますが、それ以外に確認する術はないみたい。ちなみに自宅ではaptX HDで接続されました。
  • 音切れに関しては、実際に通勤時に使ってみないとわからないので後日アップします。


■音質

  • 他のBluetoothイヤホン/ケーブルを使ったことがないので、あくまでSE846を有線接続した状態との比較になります。また全くエージング出来ていない状態での感想になりますが、音は思っていた以上にクリア。SONYノイズキャンセリングヘッドフォン1000XM2よりもクリアです。
  • バランスは高音寄りで、低音が寂しい。エージングができていないこととSE846の交換ノズルを「ブライト」にしている影響があると思うので、エージングが完了したらノズルを「バランス」に交換してみる予定。
  • 左右の拡がりはそこそこあるけど、上下の拡がりが狭いです。奥行きもさほど感じないので、全体的に音が近くで聞こえる感じ。
  • ノイズの類は全く聞こえないんだけど(有線に比べると)音の質感に若干雑味を感じるので、S/N比はそこそこというレベルかな。
  • aptX HDで接続されている故か、情報量や解像力には不満を感じません。これで低音の量感が出てくれば十分満足できる音になりそう。


第一印象はこんな感じです。最終的な評価は通勤時に使ってみてからですが、低音の量感を除けば音も悪くないし、なんと言っても出番の少ないSE846を活用できるという意味において、BT2は良い買い物だったかな♪