memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Tern Eclipse P20 のさらなる改造

12月中旬〜年明けにかけて実施したP20のアルテグラ化がうまくいったことに味を占め、もう少し改造したいという欲が出てきました。


最初に思いついたのは「シートポストのカーボン化とサドル交換」です。


そこで、まずシートポストをamazonで見てみたところ、折り畳み自転車用の長さ(580mm)のものは限られていて、カーボン製となるとメーカーは違えども価格帯やサドルを固定する部分の形状は概ね似ており、あとはデザイン(艶あり/艶消し、カラーリング)の違いくらい。


レビューを見ると、サドルを2点で固定するタイプは角度調整がほとんどできないらしいこと、またダホン用のアルミ軽量シートポストとカーボン製との重量差がさほど大きくはないことなどから、カーボン製にする意味があるのか疑問が生じてきました。


またサドルについても、どの形状が自分に合うのかがよくわからず、かといって試し買いできるほど安くもなく(気になるモデルは1〜2万円くらいはする)、これまたどうしたものかと...。


と言うことで「シートポストのカーボン化とサドル交換は」ペンディングすることに。


次に思いついたのが、カセットスプロケットの組み替えです。
11速化できたのはよいけれど、ローの34Tなんて使う機会はほとんどありません。だったら11速化の要であるHG800のスパイダーアームをベースにし、使えなかったCS-R8000(11T-30T)のギアを利用することで11T−30Tの11速を実現できるのではと考えた次第。


でもネットで調べてみると、物理的には組み替えは可能だけど、ギアチェンジのポイントがズレてしまってうまくギアチェンジできない危険性があるみたい。シマノの販売店用マニュアルでは、例えば同じ19TでもHG800は19Hなのに対してR8000は19Cとなっていています。どうやらAからJ(?)までギアチェンジポイントが違うタイプが複数存在していて(スプロケットセットによって使用しているギアのタイプが異なる)、11枚のギアをスムースにギアチェンジしていくためにはこの記号の並びを整えなければならないみたいなのです。


でもその並び方をどうすれば良いのかはマニュアルには書いてありませんし、ネットで調べてみてもよくわかりませんでした。
シマノスプロケットはギア1枚から入手できるようなので、正しい選択さえわかれば組み替え可能な気もするので、もう少し勉強してからですね。


「シートポストとサドル」、「カセットスプロケットの組み替え」が難しいとなると、残るのは、ブレーキ(ディスクブレーキ)、ホイール、ハンドルバーの交換くらいしか思いつきませんが、ブレーキには特に不満はないし、ホイールもKinetix Pro Xはデザインが気に入っているので変えたくありません。となると交換できるのはハンドルバーくらい。


ハンドルバーの形状は現状のフラットのままが良いので、変えるとしたらカーボン化くらいしかありません。軽量化以外に何か意味があるのかわからなかったのでamazonのレビューを見てみたところ、どうやらカーボンが振動を吸収してくれて、手にかかる負担(振動)が減るみたいです。


P20に乗っていると手が痺れてくることがよくあるので、これは良いかも!強度に不安はあるものの、価格もさほど高くないので620mm(25.4mm径)の艶ありタイプを注文しました。
なおカーボン素材は固定(締め付ける)する際に滑るようなので滑り止め用のCarbon Paste(一番評判が良さそうなもの)も一緒に注文しましたが、価格はハンドルバーよりも高かったです...(^_^;


早ければ今週末くらいには届きそう。果たしてどの程度の振動吸収効果があるのか楽しみです♪