memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Windows環境とのお別れ

ベッドサイドのヘッドフォンシステムで、PC audioトランスポート&ストレージとして使用しているMacBook Pro(15インチ・2012mid)にはBootCamp領域を切ってWindows10がインストールしてあります。


元々は仕事を家に持って帰ったときにWindows環境が無いと不便だからという理由で構築したものですが、ここ5年くらいはWindows環境を起動しなければならないような仕事を持って帰るという事態が生じず、Windowsを使うのは年末の年賀状制作の時だけという状態が続いていました。


その年賀状も(今年は出さなかったけど)macで制作できる環境は一応整えてあるので、もはやWindows環境は必要ないと言えるのですが、もしもの時のために残してありました。


しかしながらPC audio用にインストールした音楽ファイルがストレージを圧迫し、mac用のストレージ(500GBのうち400GBをmac用として使用)はもはや約20GB(残り5%)という状態に。ストレージをギリギリまで使うことは安全性の点から避けたいので、これ以上は入れられないなと考えていた時、ふと目についたのがデスクトップ上のBootCampのボリュームアイコン。調べてみたら80GBありました。


これをmac用にフォーマットし直せば、音楽ファイルをさらに入れることができます。でもその場合、Windowsは使えなくなります。


基本的に、万が一を想定した体制をとっておく傾向が強い私なので、その万が一のためのWindows環境を無くすことにはそこそこ抵抗を感じるのです。


とは言え、そのような事態が起こるかどうかも分からない〜少なくとも年賀状印刷以外でWindows環境が必要になったことは、このMacBook Proを購入してBootCamp領域にWindows環境を構築した2012年以来一度もなかったわけで、それよりは目先のストレージ容量の方がよほど価値があると言えるでしょう。


万が一の場合が生じたらその時に対応策を考えることにし、ディスクユーティリティを立ち上げてBootCamp領域(NTFS)をAPFSにフォーマットしました。


最初のWindows環境は1997年に初代のVAIOノートを購入した時ですから、20年強に渡る我が家のWindows環境の歴史がここに幕を閉じたわけです。


正直言って好きなOSではなかったけど、お世話になりました。m(_ _)m