Sonica DAC導入以降、手持ちのケーブルとインシュレーターで行ってきたヘッドフォンシステムのセッティングが完了しました。
前回ご紹介した状態からの変更点は次の通りです。
Sonica DACの電源ケーブルはNBS Professional3なので、結果的には3箇所にNBSケーブルを使うことになりました。
当初インタコにはバランスケーブルを使用してSonica DACからHD800までの音声信号をフルバランスで組むつもりだったのですが、試すだけ試してみるかと、Organic Audio、Cardas Golden Reference、NBS King Serpent3の順でアンバランスケーブルを試聴。
Organic AudioとCardas Golden Referenceは低音が少し痩せてしまうなど音のバランスが気に入りませんでした。
しかしながらNBS King Serpentは低音のやせがなく、かつ中音に厚みが出て、バランスケーブルよりも音のバランスが好印象。高音の繊細さ、音場の広がりという点ではバランスケーブルの方が若干上回っているものの、厚みがあってバランスの良い点を評価してNBSに決定した次第。
とは言うものの、バランスケーブル(WireWorld SuperEclips)も繋いであるので、P-700uの入力切り替えで簡単に切り替えることが可能。気分によってバランス/アンバランスを選択できるようにしてあります。
2月のSonica DAC導入以降2ヶ月弱かかりましたが、とりあえずヘッドフォンシステムのセッティングは一応完了とします。
将来新しいバランスケーブルを導入しようかという思惑もありますが、よほどの出物が見つかりでもしない限り、当分先の話になると思います。
なおSonica DACの導入で一線を退いたWadia521の処遇についてはかなり迷っています。当初はヤフオクで売ってしまうつもりだったのですが、今のところ置いておけるスペースがあるのだから処分するのは止めにしようかなと。愛着もあるし、また使いたくなるかもしれませんからね。