avcatさんによると、Nagraの新しいDACが4月に発売されるそうです。名前はClassic DACで、HDレンジの下のClassicレンジに属するとのこと。
HD DACとの違いは以下の通り。
- デジタルステージはHD DACと同一(アンドレアス・コッチの設計)
- アナログステージはHD DACが真空管+トランス回路だったのに対し、ClassicはクラスAのディスクリート回路(出力ステージのS/N比は-145dB)
- ボリュームコントロールは非搭載
- ヘッドフォンアンプ(出力)は非搭載
- 電源ユニットは内蔵(ただしMPSによる電源の外部化は可能)
HD DACが登場した時にはアナログステージにおける真空管+インターステージ・トランス採用の意味を熱く語っていたナグラですが、そこにこだわると価格を下げられないので、今回は思い切ってアナログステージを簡素化したようです。
価格は書いてありませんが、多分200万円前後かな。個人的にはあまりに高すぎるHD DACよりは現実的に感じます(価格を度外視すれば当然HD DACが欲しい)。
もし3年前に発売されてたら、MA1 DACは選ばずに、間違いなくこれを買ったでしょう。
今となっては買えないけど、できれば自宅試聴したいものです。