Z1ESをメディアサーバーとしたネットワーク再生を、再度試聴してみました。
結論から言うと、最初に試聴した時の印象とほとんど変わりはなく、デジタル入力に比べると僅かに情報量や解像力が落ちる気はするけどその差は微差だと思います。サウンドステージの大きさもほぼ変わりません。
ただし昨日も書いたように音の聞こえ方には若干違いがあって、デジタル入力の方が音源が少しだけ近くに聞こえます。
何にせよヘッドフォンオーディオのソースとして納得できるクオリティなので、導入して良かったです♪
またコントロールアプリについてですが、純正のOPPO Sonica以外にKinskyも使用できました。Sonica DACが予めネットワーク再生モードに入っていないと使えませんが、KinskyだとSonicaアプリよりも一つ上のレベルで(Z1ESのアプリと同じレベルで)アルバムフォトが表示されるので、アルバム選択がしやすいです。
ただし再生コントロール以外の機能(ファームウェアアップデートやBluetooth接続、USBストレージやiPad内の音源再生など)は当然使えないので、Sonicaアプリとの併用にはなりますけど、ケースバイケースで使い分けようかなと。
あとおまけでAK70をBluetoothで接続して試聴してみましたが、こっちは音が悪くて使えません。Apt-X(もしくはApt-X HD)が使えればまだしも、SBCでは仕方ありませんね。
尤も、AK70をSonica DACにつなぐのであればBluetoothではなくUSB接続の方が断然良いです。有線接続にはなるけれどもDSD音源もDoPでネイティブ再生が可能ですから。
もしmicroB〜BのUSBケーブルを持っていれば興味本位で試してみたいところですが、流石に買ってまで試そうとは思いません。実際問題としてAK70を音源にすることはほとんどないですから。
興味本位と言えば、ES9038PROはADC機能を内蔵しており、Sonica DACにはその機能を活かしたアナログ入力端子があります。アナログ入力信号を単純にアナログ出力にスルーしたものではなくて、一度ADコンバートをしてDAコンバートしているわけです。
これも実際に使う予定はないけれど、試しにiPod+iD100をソースとしたWadia521のアナログ出力をSonica DACに入れて聞いてみようと思います。果たして劣化するのかしないのか、そのあたりが興味のポイントですね。
さて、とりあえず導入の最大の目的であったネットワーク再生が十分使えることは確認できたので、次はセッティングの詰めに入りたいと思います。具体的には電源ケーブル、インターコネクトケーブル、インシュレーターの選定です。
それが終わったら、機器内部の電磁波対策を行う予定。
まだしばらくはセッティングで楽しめそうです♪