金曜日、帰宅すると宅配ロッカーにiPad mini4が届いていました♪ アップルストアって宅配ロッカー不可だったように記憶していますが、最近はOKになったようですね。
小ぶりの段ボールを開けるとおなじみのデザインの箱が。iPadだけでも4つ目だから、iPhone/iPod/macbookとか含めるといったい何個めだろう。
実はiPad miniって実物を触ったことがなかったので大きさのイメージが実感できなかったのですが、実際に手に取ってみるとやっぱり小さいですね。手近にあったものと比較してみたところ、紙パッケージのBlu-ray BOXよりも少し(1cmくらい)長い大きさでした。幅はほぼ同じです。
iPad airと並べてみました。解像度は2,048 x 1,536ピクセルなので表示される領域は同じなんだけど、iPad airと比較すると表示サイズ(画面サイズ)はやはり小さいですね。
どのみち老眼鏡をかけないと細かな文字が読めないのはairでもmini4でも同じなので、サイトにしても電子書籍にしても読みづらいということはさほどありません。ただサイト上の小さなボタンを押す場合などは物理サイズが効いてくるので押しづらい時もあります。ブラウジングデバイスとして考えると、やはり9.7inchのiPad airの方が使いやすいです。
一方、ソファーに寝転がって使う場合は小さくて軽いmini4の方が圧倒的に使いやすいので、普段の使い方を前提に考えると一長一短と言えるかな。
操作感はA8チップ搭載なだけに、ちょっと引っかかりがあるairとは違いiOS9でも違和感なく使えますが、もの凄く速いとは感じません。ストレスなく使える操作スピードというところでしょう。
私は新しいOSが出るとアップデートしたくてたまらない質なので、毎回速攻でアップデートしてしまいます。でも今回のiOS9アップデートで少し考え方が変わりました。アップデートによる機能強化メリットよりも、操作スピード低下というデメリットの方がかなり大きいんですよね。操作スピードに不満がなければ使い続けることができるけれども、スピードが落ちると使いたくなくなりますから、デバイスとしての存在価値自体が大幅に低下してしまうのです。
結局、iPadやiPhoneシリーズは発売時に搭載されていたOSで使うのがベストなのかもしれません。OSのダウングレードができればiPad airもiPad2も当初のOSに戻したいところですが、それが手軽にできない(注)ところがiOSの最大の弱点かも。
(注:ダウングレードは一定の条件下では可能です)
今の所iPad air3が発売されたら購入する予定なので、その際にはair3をメイン機として使うことになると思いますが、ではmini4の利用頻度が下がるかというと必ずしもそうはならないような気がします。というのは実際にmini4を触ってみると、理性的評価とは別の感情が湧いてきたんですよね。
それは、iPad miniってこの種のデバイスとしての身体的かつ日常的なジャストフィット感が半端なく強いように思うのです。
片手で簡単に持てる大きさ/軽さとiPad airと同等(Retinaではないmacbook pro 13inchよりも多い!)の画面情報量の両立。画面も綺麗で操作スピードも快適。また横位置だと両手でキーボード操作ができるのでiPhoneで感じる文字入力もストレスもありません。
自宅で使うのはもちろん、外出時にも持ち出しやすいiPad mini4って、ある意味万能的なデバイスなんじゃないかと。それに触ってみるとわかるのですが、iPad airには感じなかった“かわいさ”があるのです。
というわけでair3を買った場合は別の使い方をすることになるでしょうが、そう考えたとき失敗したなと思ったのはSIMフリー版にしておけば良かったということ。自宅での利用が前提だったし価格が高いので今回の選択肢には全く入っていなかったのですが、iPad miniシリーズはWi-Fiではなくセルラー版の方が絶対に便利ですね。
後悔先に立たずだけど、もし次に買い替えることがあったら迷わずSIMフリー版にしようと思います。
※ちなみにiPad airの方は、加速度センサーが完全に壊れてしまったようで、どれだけ経っても画面が回転してくれません。現在は縦位置で固定されているのですが、横位置で使えないタブレットって不便極まりないです。iOSの設定画面で縦/横位置を選べれば便利なのに...。
【追記】横位置にする方法がありました♪