ソフトバンクのオンラインショップで注文したiPhone6は、日時指定の通り23日の午前中に到着。
それから半日かけて設定とチェックをする予定だったのですが、親戚に不幸があって23日は夕方から通夜に行かなければならなくなったため、取り急ぎiPhone5からの環境移植とアクティベーションだけを行い、横浜に向かいました。
途中、メールチェックとセレモニーホールの場所確認のため地図を使いましたが、危惧していたほど使いにくくはありませんでした。この話はまた後で。
9時頃帰宅し、ビールを飲みながら諸々の設定を完了。それから3日間、日常的に使用してみた感想を書き留めておきます。ちなみに通話にはガラケーを使うので感想は書けません。悪しからず。
【デザインとサイズ】
iPhone4SからiPhone5に買い替えた際、それまで何不自由なくアイコンにアクセスできていたものが、本体サイズが縦に伸びたため画面上部のアイコンにアクセスしづらくなってしまいました。その経験から、今回のサイズアップによってさらに使いにくくなるのではないかという危惧がありました。
で、実機が手元に届いて直ぐにそのあたりを確認してみたわけです。
確かに大きくなってはいますが、薄くなったこととエッジの処理のラウンド化により、思っていたよりも手に馴染みます。とは言うものの、やっぱり上部アイコンへのアクセスは悪いかなぁ。
まあ最悪の想定よりはかなりマシだったものの、使いづらさは増してますね。
ここで予め購入しておいたKINTAのケースを装着。PC（ポリカーボネイト）製の薄型ケースに気に入ったものが無かったため、とりあえず在庫があって直ぐ入手できるTPU製のケースにしたのですが〜初代iPadにTPU素材のケースを使っていましたが、個人的にはあまり好きな素材ではありません。経年使用による変色があるし、手触りが若干ネチョッとしているので〜意外にもこの素材が手のひらに吸い付いてくれてiPhone6を安定して持つことができます。ケース装着後の使用感としては、iPhone5よりも使いやすいくらい。
ただしこのケース自体には欠点も多いので（加工精度が低い、パワー/スリープボタンを覆っている箇所が固くてボタンが押しづらい、厚みが厚い）、近々買い替えるつもりではありますが、装着するケース次第で使い勝手が相当変わるというのはうれしい発見でした。
また液晶保護シートには、今回初めて強化ガラス製を使用。
フィルムタイプに比べると厚みはあるものの、指の滑り具合は抜群だし、透明度が高いので画面（特に写真）が非常に綺麗に見えます。Retinaモデルには超お薦め。
ただし、これはこの液晶保護シートのせいなのかiPhone6自体の問題なのかわかりませんが、英語キーボード使用時に液晶左端の文字〜特にA、1、シフトキー〜をタッチしても認識してくれないことが多々あります。最初は強化ガラスの厚みによって認識しづらくなっているのかとも思いましたが、液晶左端以外は特に問題なく認識されるので、もしかしたら本体の不具合なのかもしれません。
その後、指の先ではなくて指の腹で触るようにすると認識されやすいことがわかったため、今は意識的にそうすることで問題を回避しています。
本来ならシートを外して確かめれば良いのですが、せっかく綺麗に貼れたので剥がしたくというのが正直なところ。このまましばらく使ってみて、どうするか考えます。
【本体機能】
- パワー/スリープボタンの位置が右サイドに変わったが、押す際に反対側のサイドにある音量ボタンも押してしまうことがよくある。これは今使用しているケースの構造上の問題からパワー/スリープボタンを押すのにそこそこ力が必要で、親指の力を効率的に伝達するために無意識にパワー/スリープボタンの反対サイド（そこに音量ボタンがある）を押さえてしまうため。でもこれはケースを買い替えれば解決するかな。
- Touch IDはいちいちパスワードを入れなくてよいので凄く便利。親指でホームボタンを押し、そのまま親指を置いておけばロックを解除してくれる。私は右手に持った時でも左手に持った時でも使えるように左右の親指を登録してますが、今のところ認識率は100％! ロック解除とiTunes/APP Storeだけではなく、iCloudのパスワード入力代わりにも使えたらよいのに。
- 動作スピードに関しては、iOS7インストール時のiPhone5と同じか少し速い感じ。iOS8をインストールしたiPhone5よりは動作がキビキビしている。iPad airとだと同じくらいのように思う。ただし画面スクロールなどで少し引っかかりを感じる時もある。これはiOS8の問題だと思うのでアップデートに期待。
- ネット接続スピード（Wi-Fi、モバイル回線共に）はこれまでよりも少し速くなっている気がする。回線スピードというよりも本体側の処理スピードが上がった影響かもしれない。
- これはiPhone6というよりもiOS8の改善点というべきだが、Retinaモデルで壁紙に写真を使用する際の調整〜特に位置調整〜が柔軟になった（昔に戻った）。これ、実はRetinaモデルが出てきて改悪された点で、以前は何の問題なくできていたこと。詳しく書くのは面倒なので割愛するけど、わかる人には多分通じてますよね。（iPad airでお気に入りの写真を壁紙に使えずとても困っていたので、iOS8になって一番嬉しかった点かも...）
- “ヘルスケア”アプリで歩数測定ができるようになったのが地味に嬉しい。iPhone5の時、一時期ソフトバンクの“お父さん万歩計”を使っていたことがあるが、測定精度が低くて使い物にならなかった。今回は流石に純正アプリだけのことはある。
- そして何よりも嬉しいことが一つ。iPhone6でこれまでの（iPhone5用の）アプリを使うと画面サイズが自動的に拡大されるのだが、そのお陰で文字が大きくなって視認しやすくなった! 拡大表示は使いたくないので（人に見られたらカッコ悪い!）、老眼の私には何よりのプレゼント!
詳細レポートは既に沢山ネットに上がっているので、実際に使ってみて印象に残った点だけを挙げてみました。
若干問題はあるものの、やっぱり買い替えてよかったと思っています♪
なおiOS8に関してはまだまだバグも多く（特にiPad airの方で頻発。Safari落ちまくり!）、バグフィックスのための8.01もバグだらけで早々に引っ込められたようですが、早く対応して欲しいものです。
あと、ATOKのバグフィックスにも期待。まともに動くようになったらインストールしようと思いますが、いつになることやら...(^_^;
