memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

諸々...その後

最近いくつかのトライアルを行いましたが、その後の状況について書き留めておきます。


◆メインシステムのチューニング
6/30の日記「お金をかけずにシステムチューニング」において、今後の課題について列挙しました。そのうち、PL-Lの真空管(12AT7)交換と電源ケーブルアロケーション見直しについては実施済みで、その途中結果は7/8の日記にて書いたとおりです。
日記では「Telefunken ECC801SをA2900に交換したら(戻したら)どうなるかを確かめてみたい」旨書いたけど、まだ試していません。他のいくつかの課題とともに夏休み中の取り組みにします。今のところ、

  • 真空管交換
  • 各種端子のクリーニング
  • ES105Aの位置調整
  • 壁コン周りのネジ締め付けトルク調整
  • デジタルケーブルの交換


にトライするつもりだけど、夏休みの半分は帰省で実家に帰っているので全部は無理かも...。


◆仮想アース製作
amazonマーケットプレイスでの注文が「在庫確保不可」との理由でキャンセルとなったため、日本エイムさんで注文し直した備長炭は、予定通り今週土曜日に到着予定。実に素晴らしい。とは言うものの、この土日はやらなければならないことがいくつかあるので、製作の続きは夏休みの後半(帰省から戻った後)になるかもです。備長炭が届いた時に気分が乗っていれば一気に作り上げてしまうかもしれませんが、どうなることでしょう。
★8/18追記:上記「備長炭」は、実は「竹炭」でした。間違って注文してました。


◆YSP-2200の電源ケーブル交換とヒューズ交換
sugarさんからいただいた「Zonotone 6N2P-3.0 MEISTERエージングに100時間以上かかるらしい」という情報通り、本調子になるまで2週間以上かかりました。当初は低音と高音が痩せた感じのかまぼこ形のバランスだったのが、今現在は上も下も出てきてバランスの良い音になっています。金属音についてもエージングおよびヒューズ交換によって妥協できるところまではきたものの、やっぱり物足りなさはあります。これは6N2P-3.0 MEISTERの特徴なんでしょうね。一時は電源ケーブルの再交換も考えましたが、とりあえずこのまま使うことにしました。
若干の不満はあるものの、電源ケーブル交換(&ヒューズ交換)によって音の純度(一つ一つの音や響きのキレイさ)は間違いなく上がったので、YSP-2200のチューンナップとしては有りだと思います。トライされる場合、メーカー修理は効かなくなると思うので、その辺も理解した上で自己責任にてお願いします。


◆ZONOTONE 7NAC-Neo Grandio 10HiXLR1.0
導入紹介だけして放置状態だったので、簡単な感想なぞ。
YSP-2200に使った 6N2P-3.0 MEISTERは別にすると、ちゃんとしたゾノトーンのケーブルはこれしか聞いたことがないのであくまでこのケーブルについての感想ですが、最大の特徴は「柔らかい感触の音」ということでしょう。ゾノトーンのケーブルって、明るく元気でメリハリのある音なのかなと勝手に思い込んでいたのですが、まるで違う音だったのでビックリ。一時的にOPPOとPL-Lの間で使ってみたものの、ビジュアル系に使うにはちょっと優しすぎる音だったので、当初の予定通りヘッドフォンシステムで使うことにしました。
若干ウォーム寄りの音調で、やさしくてキレイな音です。でも線が細すぎるわけではなく一定のエネルギー感はありますが、エッジが立ったキリッとした音ではないため、ロック系には物足りなさを感じます(HD800使用の場合)。バランス的には少し中低音寄りの音かと。
アースラインをWadia521のデジタル入力(BNC)に繋いでみましたが、僅かに響きが綺麗になった感じがしたので繋いだままにしてあります。ただし、“アースライン(L/Rの2本)>スピーカー用ターミナルプラグ(安物)>スペルバインダーの内部線材(銅単線)>RCAプラグ>RCA〜BNC変換プラグ>Wadia521のデジタル入力(BNC)”という複雑な経路になっているので、本来の効果は得られていないかもしれません。この経路と構成に関してはもう少し単純化/高音質化したいのですが、それは今後の課題です。


OPPO 105JPとNBS
OPPOとPL-Lとの接続にはWireWorldのスーパーエクリプス(XLR)を使っていましたが、ふと思いついて、使っていないNBS KingSerpent3(RCA)に変えてみました。そしたら1点を除いてかなり良い感じなんです。ES9018(DAC)の情報量、解像力、低音の力強さに、中音の厚みとエネルギー感がプラスされ、なかなかの迫力。ビジュアル系にはピッタリと言いたいところなんだけど、唯一気になるのは台詞(声)が厚ぼったくなること。音楽CDでは気にならなかったのですが、映画だとちょっと暑苦しいかな...。
ちなみにOPPO電源ケーブルにはNBSのOmega0を使っているので、こいつをAET SIN ACに変えたらどうだろうと思ったりしています。これまた今後の課題ですね。