一昨年の8月にバッテリーを交換したDC16の調子がまた悪くなりました。症状はバッテリー交換前と同じで、5〜10秒ほど動作したら止まってしまうというもの。しばらく放置しておくと復活し、5〜10秒ほどでまた止まってしまいます。
我が家にはDC35もありますが、通常のモーターヘッドはついているもののミニモーターヘッドがありません(買っていません)。そこで、ミニモーターヘッドを使うのが便利なソファー前のイ草カーペットの掃除にはDC16(こちらはミニモーターヘッドがついている)を使っていたのですが、DC16の調子が悪くなってしまったため、困った状態に。ソファー前のカーペットってすぐに埃が溜まってしまうのでこまめに(2〜3日に1度は)掃除をしないとダメなんですよね。
最初はDC35用のミニモーターヘッドを買おうかとも思いました。でもDC35は寝室のタンス横に充電ホルダーをネジ止めしてしまったので動かせません。そもそもリビングの壁にDC35用の充電ホルダーをつけられるだけの強度が確保できる場所が無かったため、苦肉の策で寝室のタンス横に取り付けたわけですから。となるとリビングでちょっと使いたいと思った時にはわざわざ寝室まで取りに行かないとならなくなります。
DC16はソファーのすぐ横に置いてあるので、使いたい時に(カーペットに埃が溜まってきたなと思った時に)すぐ使えたわけですが、寝室まで取りに行かなければならないとなると間違いなく掃除の頻度が落ちそう。だって取りに行くのが面倒ですからね。
そんなわけでもう一台買うつもりで価格の安いところを調べていたら、DC61MHというモデルを発見。DC62というモデルからフロア掃除用のロングパイプ&モーターヘッドと壁掛け用充電ホルダーを外した構成ですが、肝心のミニモーターヘッドはちゃんとついているというまさに我が家のニーズにぴったりの構成。しかも価格はDC62(7万円強)よりも約3万円も安い設定です。最安実勢価格は3万2千円前後なので、このくらいなら何とかなりそう。
フィルターの位置が変わりました。サイクロンの中央にあります。
本体後部。標準モードと強モードの切り替えは、動作中にMAXボタンを押すことで切り替えられます。DC35は通常の押しボタンだったので、ボタンを押し込んだ状態だと強モード、ボタンが出っ張っている状態だと標準モードというように、直感的に判断できました。最初は当然そのつもりで操作したところ、ボタンは押し込めるものの何度押してもDC35のようにボタンが出っ張ってこないので、ボタンが壊れているのではないかと思ってダイソンに電話してしまいました。そうしたところ担当者が操作方法を教えてくれ、DC35とは操作方法が変わっていることが分かったという次第。この操作方法はイラストつき説明の中には明示されていません。操作方法が分かった後でよく調べてみたら、取説の後ろの方に文字がびっしりと書いてあるページがあり、その中に当該操作方法も書いてありました。ダイソンの製品は好きだけど、この取説はわかりづらいと思います。
こちらはDC35のバッテリーですが、1300mA、30Whなので、DC61のバッテリー容量はDC35の約1.5倍になっています。
DC61の方がDC35よりも吸引力が強くなっているので、DC61をフロア掃除用に、DC35をリビング用にすれば良いのではないかと思い、DC61についてきたミニモーターヘッドをDC35につけようとしてみたのですがダメでした。逆にDC35のフロア掃除用ロングパイプとモーターヘッドもDC61には取り付けられません。接合部をよく見てみると微妙に形状が違っていて流用できないようになっていました。
一方、モーターをつかわない隙間用ノズルとかはDC16、DC35、DC61と全て共用できることから推察すると、モーター内蔵パーツに関しては世代によって適正電圧/電流が異なるため、事故を避けるために相互流用できないようになっているのでしょう。気持ちは分からなくは無いけど、何か理不尽な気もします。
取説が不親切だとかパーツの流用ができないとかいう不満はあるものの、やっぱりダイソンのハンディクリーナーは優れていますね。DC35に比べると細かな使い勝手(クリアビンに溜まったゴミを捨てる際にノブを引く力が軽くなった、クリアビン内部にゴミが引っ掛かりにくくなったなど)も向上しており、流石に最新型という感じ。お薦めです!