タイトルでは通りの良いスーパーツイーターと記しましたが、私が使用しているES105A Suonoは、正確にはハーモニックエンハンサーです。そのES105Aの接続に使用しているケーブル(三菱電線 CX-1)の、Guarneri側の端子を交換しました。
これまで使用していた端子はES105A側、Guarneri側ともにオヤイデのSRBNです。
- 出版社/メーカー: オヤイデ
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
SRBNはバナナプラグの中では秀逸なデザインで、その点とてもお気に入りなのですが、上の写真を見ていただくとわかるようにGuarneri側のケーブルがSRBNのところで折れ曲がってしまっています。CX-1は単線なので、いつか折れるんじゃないかと気が気ではありません。
というのもGuarneriの下にはウェルフロートボードを敷いているので、例えばCDを交換するためにGuarneriの側を歩くだけでGuarneriが揺れます。地震なんか来た日には左右に盛大に揺れます。(蛇足ですが、身体が揺れを感知するよりも早くGuarneriが揺れ出すので地震検知機代わりになります。)
Guarneriが揺れるとケーブルもつられて揺れ、その際に一番弱い部分〜つまりはバナナプラグとの接続部分(単線むき出しの部分)に力がかかるわけです。単線でそれを繰り返すと加工硬化で金属疲労が蓄積し、そのうち折れてしまいそうです。折れないにしても、線材内部の歪みが大きくなるわけですから(判別できるかどうかは別にして)音に良いわけないですね。
Guarneriのスピーカー端子は斜め上方向に傾斜しているため、以前使用していたタンノイ用銀線みたいな細いケーブル以外では自重で折れ曲がりやすいです。ケーブルの長さを短くして余らないようにすればある程度防げるのですが、CX-1の端末処理って面倒そうなのでケーブルを切断したくありません。
※マイナス側のコードがケーブルジャケットの途中から出てきています。こんな加工、私には絶対無理。
あるいはバナナプラグでケーブルジャケットごと固定できれば良いのですが、残念ながらCX-1が太いためSRBN(ケーブル外径4mmまで)では固定できません。
そんなわけで、主に精神衛生上の理由でGuarneri側のバナナプラグだけを交換しました。購入したのはクライナのバナナプラグ。
KRYNA スピーカーケーブルプラグ Banana Plug 適合ケーブル経7mm 4個1組
- 出版社/メーカー: KRYNA
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
プラグ形状がガンタイプなので、ケーブルに対して無理な力がかかりにくいわけです。望ましくはWBTの銀仕様のガンタイプバナナを使いたいところでしたが、あまりに高いので断念しました(^_^;)
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る
で、取り付けた状態がこれ。
以前の状態に比べると危なっかしさが無くて心が安まります。
今気がついたのですが、クライナのバナナプラグはケーブル外径7mmまで対応できるので、内部の絶縁材ごと固定できるはず。そっちの方がさらに安定するので近いうちに試してみましょう♪
最後に...。
音の違いは正直よくわかりませんでしたが、今回は音を変えることが目的では無かったので無問題です。