memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

諸々

●WBT-0610Cuの音
Krynaのバナナプラグは使用期間が短すぎて評価できませんが、WBTの方はオヤイデSRBNに比べると高域の当たりが僅かに柔らかくていい感じ。情報量や解像力については違いがわからないのできっと同じ位なんでしょう。コストパフォーマンス的には悪いものの、流石にWBTといったところでしょうか。


Oracle CD2000mk3のサスペンション調整
昨年の6月の導入時に調整した後、全くノータッチだったのですが、ふと気になって付属のゲージで図ってみたところ、規定値よりも2mmほど短い状態(言い換えるとサスペンションハウジングが下がった状態)になっていました。おそらく内部のスプリングが継続的な荷重によって少し伸びたものと思われます。そこでサスペンションハウジングの位置を上げる調整をしました。
サスペンションハウジングを下げるのはスプリング上部を回転させるだけなので簡単ですが、上げるのはスプリングのボトム部分をニッパーで挟んで回転させなければならないためちょっと面倒です。最初はラックに置いたまま調整を試みたものの、どうもうまくいかないのでラックから下ろしダイニングテーブルに置いてリトライ。ニッパーが本体アルミ表面のクリアラッカーを傷つけないよう細心の注意を払いながら作業を行い、30分程かかって4本の調整が完了しました。
それからすぐにCDを試聴。中高音はさほど変わった感じはしないけど、低音はダンピングが効いた音に変化してました。高々2mmの違いですが、結構違うものですね。これからは3ヶ月おきくらいでチェックした方が良さそうだなぁ。


●久々の iPod
ヘッドフォンオーディオシステムではiPodを週の半分くらい使用していますが(残りの半分はTeac PD-501HRを使用)、メインシステムではOracle導入以降1度も使っていないiPod classic。先日最新型に交換してもらったこともあり、久々にメインシステムで聞いてみました。考えてみればMA1 DACにつなげて聞くのは初めてなんですよね。そういう意味ではちょっと楽しみ。
MA1の同軸(RCA)デジタル入力2カ所には機器が接続済みなので、ケーブルストックからWireWorldのGSV5(AES/EBU)を持ってきてバランス入力に接続。iD100に電源を入れるのは実に久しぶりだったこともあってか、最初は抜けの悪い音でしたが、鳴らしているうちに段々まともになってきました。でもまだ本調子ではなさそうなので通電したまま置いておき、翌日再試聴。CDはARIAサウンドトラック/ピアノコレクション〜スタジオーネです。
あ〜、悪くないですね。最後に聞いた時とはDACも音声ケーブル(インコネ2カ所、SPケーブル)も違うので、記憶にあるイメージとは結構違う感じです。最初に感じたのは音がしなやかになっていること。次に感じたのは音場が大きくなっていること。また以前に比べると僅かに暖色寄りになった気もします(これはGSVの影響かも)。そもそもiPodを使う時はBGM的に使うことが多かったので、情報量や解像力について比較できるほどの明確な記憶がありませんが、Oracleと比べてもそこそこいい勝負している感じがします。これだったらメインシステムでも十分に使える水準ですね。
ついでなので、今度はOPPO 105JPのDACに入れて試聴してみました。iD100〜OPPO間はTimelord Absolute2(BNC)、OPPO〜PL-L間はWireWorldのSuperEclipse5(XLR)となります。ちなみにOPPO 105JPのDACはご承知の通りES9018です。
なるほど〜。MA1に比べると音が少し明るめでシャキッとしてます。低音の力強さはOPPOの方がありますが、どちらが好みかといわれるとMA1を通した音の方が好きかな。MA1の方が上質かつ緻密な音です。でも反対の評価を下す人がいても全然おかしくないし、映画には迫力やキレという点で間違いなくOPPOの方が適しているでしょう。流石に評判が高いだけのことはありますね。あの価格でこの音。しかも多機能。OPPO 105JP恐るべしです。


HDMIケーブルの交換
「良い音だ」と褒めておいて何ですが、OPPO 105JPのDVD(希にBDでも)再生時の映像乱れは、(以前ほど酷くはないものの)実は未だに起こっています。現状OPPO につないでいる2本のHDMIケーブル(SSH6とSSH5)はどちらもインシュレーターで支えてあるので端子の接続不良は無いはずなんだけど、何でだろう?
どうにも気持ちが悪いので、映像伝送に使用しているSSH6(2m)をもっと長さが短い(つまりは重量が軽い)ものに交換してみることにしました。Panasonic GT60のHDMI入力端子(向かって左側側面にある)とOPPO 105JPのHDMI出力端子との距離は30cmもないくらいなので、HDMIケーブルは50cmあれば十分なはず。どうせ替えるなら型落ちのバージョン6でいいからPSHが安く手に入ればいいなと思って逸品館のサイトを調べてみたら、ありました!価格は半額弱の30,000円です。ラッキーと思いつつ注文したところ、しばらくたってから「輸入代理店に在庫確認します」とのメールが届き、翌日になって「完売していて在庫はありませんでした」との連絡が!
せっかく気持ちが盛り上がっていたのに残念至極ではあるけれど、無いものは仕方ありません。そこで気を取り直して他のケーブルを物色してみたものの、どうもピンとくるものがありません。何やかんやいって、最近WireWorldのケーブルが気に入ってるんですよねぇ。特にオーディオシステムに入れたPlutinum Eclipse(PEI)がお気に入りで、個人的に第2のWWブームが来ている感じなのです(第1のブームはシリーズ3〜3+の頃)。そんなこともあって、できればHDMIケーブルもPlutinumグレード(PSH)にしたいわけなのです。
SilverグレードのSSH7だったら50cmで39,000円位なので買えなくはありませんが、いくらバージョン7になったからといって同じグレードのケーブルに替えるのも何だかなぁ...と思うわけで...。先日のバナナプラグのこともあるし、妥協して後悔するのはもう嫌なので余裕ができたらPSH7の50cmを買うことにしようと、今回は諦めることにしました。
ところが翌日、逸品館から「在庫が1本見つかりました」とのメールが! ハッキリとは書いてありませんが、どうやら輸入代理店ではなくて逸品館自体に在庫があったようです。まあどこで見つかろうがそんなことはどうでもよいわけですから、直ぐに再注文し、今週末までには届くことになりました! 映像乱れが解消されるかどうかもさることながら、SSHとPSHはどの程度画質が違うのかという点も楽しみです〜♪