〔注〕先日の日記に記載したとおり、我が家に納品された機体はCD2000mk2ではなくCD2000mk3だったわけですが、ヒューズ交換はそれが判明する前に行ったものなので、実施時点での機種認識に基づいて書いています。
もはや新機種導入時の恒例行事と化していますが、CD2000mk2の電源ユニットのヒューズを交換しました。
付属の日本語マニュアルによるとCD2000mk2は2つあるヒューズボックスの右側だけを使用していて、規格はスローブローの200mAとなっています。(ちなみにCD2500mk3は630mAと200mAの2本を使用)
できればIsoCleanPowerを使いたかったけれど残念ながら200mAはラインナップにないので、m903の際にも使ったクライオオーディオテクノロジー(CAT)製にしました。
前回同様AVACのネットショップで注文して3日後に到着。早速交換作業に取りかかったのですが、純正で入っていたヒューズは何と1Aです。左側のヒューズボックスに予備で入っていたヒューズも同じ1A。
一体どうなってるんだと思って付属の英文マニュアル(注:実はCD2000mk3/CD2500mk4のマニュアルであることが後日判明)を見てみたところ、CD2000mk2(正しくはCD2000mk3)の100-120Vのヒューズはやはり200mAですが、CD2500mk3(正しくはCD2500mk4)は1Aのものを1本使用するとなっているではありませんか!
日本語マニュアルと英文マニュアルでCD2500mk3のヒューズ容量が異なってる点が不可解ですが、どうやらCD2500mk3(正しくはCD2500mk4)のヒューズがそのまま入っていたということのようです。何といい加減な...(^_^;
200mAのところに1Aのヒューズを入れたのでは、ヒューズとしての役割を果たしてないよなぁ。Wadia521もマニュアルとは全然違う容量のヒューズが入っていたけど、代理店はチェックしないのですね。
何はともあれ気がついて良かったということで、CATのヒューズに交換。初日は少し曇った感じの音でしたが、翌日には曇りもほとんどとれました。標準のヒューズと比べて音が少しクリアになったような気もするし、余り変わってないような気もするし、よくわからないですね。まあ、そもそも精神衛生的な対策なので後悔はしていませんけどね。
【追記】
このヒューズ交換の後でオラクルのホームページからCD2000mk2/CD2500mk3の英文マニュアル(製品紹介は新機種のCD2000mk3/CD2500mk4に切り替わっていますが、マニュアルは何故か旧機種のまま)をダウンロードして確認したところ、CD2500mk3のヒューズは日本語マニュアルの記載と同じく630mAと200mAの2本を使用する模様。つまりCD2500はmk3→mk4のモデルチェンジに伴って、使用するヒューズの本数と容量が変更になったわけです。そして本来はCD2500mk4用のヒューズが何故か我が家に納品されたCD2000mk3に入っていたというわけですね。
そしてヒューズ容量が違っていることに気がついたことが、実は我が家に納品された機体がCD2000mk2ではなくCD2000mk3だった、という発見につながったのです。