Yラグの変更結果に気をよくし、更なる改善にトライ。今度はハーモニックエンハンサーmuRata ES105A suonoのケーブルがターゲットです。
現在使用しているオーディオテクニカの切り売りケーブルAT-ES1400にもの凄く不満があるというわけではありませんが、その前に使っていたNordost Spellbinderに比べると音が少し優しいところが不満といえば不満。
オーディオテクニカ アートリンク スピーカーケーブル (1M) AT-ES1400
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
そんなわけでSpellbinderを買い直そう(以前使用していたのは長さが短かったので、現在はYSP-2200のサブウーファーケーブルとして使用)と思って調べてみたら、なんと今年の6月末で生産完了となっており、ネット在庫もほとんど見当たりません。何とか2m×2本は見つけたのですが、3m×2本が必要なのです。
無いものは諦めるしかありません。だったらmuRataのハーモニックエンハンサー用に作られた三菱電線のCX-1にしようかと思い、オンラインショップで3m×2本の見積もりを取ったところ、41,000円という返事が!
http://audio-cable.co.jp/SHOP/95676/118637/list.html
オンラインショップでは、2m×2本が21,000円、2.5m×2本が26,000円で販売されているので、3m×2本だったら31,000円+α(αはカスタム加工賃)となります。αがいくらなのかは明記されていませんが、せいぜい数千円だろうと高をくくっていたところ、なんと10,000円でした!基本、プラグ等の端末加工のない切り売りのケーブルなのに、何故10,000円も加工賃を払わなければならないのか甚だしく不可解です。
見映えを気にしなければ2.5mでもギリギリ届くのですが、そもそもその見映えを気にしてSpellbinderからAT-ES1400に変更したのだから、ここは2.5mを購入してお茶を濁すわけにはいきません。
CX-1に関してはかなり評判が良さそうなのでいずれ試してみるかもしれませんが、今回は見送ることにしてさらなる候補をいろいろ吟味した結果、ヤフオクで「タンノイ・ツイーター用銀線(0.9mm撚線)」を入手。
銀線は一度使ってみたかったので、結果がどうであれ、トライする価値はあります。ただし90cm×2本なので、アンプからではなくGuarneri mementoのケーブル端子に接続することになる点が気に入りませんが、音の傾向は掴めるでしょう。
端末加工をせずにつなげることもできなくはないですが、個人的に余り好きな方法ではないので、とりあえずES105A側はWBT-0680Agを、Guarneri memento側はAT-ES1400に使っていたオヤイデのSRBNをつけてみました。
この状態で3日間くらい聴いたのですが、基本的は柔らか系の音でした。高音に銀素材の華やかさや煌びやかさが乗ってくるのではと期待していたのですが、さほどではありません。むしろ柔らかさとかしなやかさの方が特徴的。単線ではなく撚線だし、何よりもタンノイ製だからかな?
当然ながら高音のキレも物足りないので、WBT-0680AgをSRBNに変更することに。これで両端ともSRBNとなります。SRBNはリン青銅ベースに厚肉銀+ロジウムメッキなので、良くも悪くもロジウムの明快さが出るのではないかという目論見でしたが、結果は予想通り!
全体としてはかなりいい感じにはなってきたものの、まだしっくりこないところもあるので、今度はデジタルケーブルの組み合わせ変更にトライしてみる予定。
WBT サンドイッチ・スペード4個、ケース入り WBT-0681 AG
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: オヤイデ
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る