memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

同じスマホなのに...。

Android端末(Medias N-07D)を使い始めて2週間強、iPhone5は5日間が経過。同じ“スマホ”というカテゴリーの製品なんだけど、使い勝手や使い心地は随分違います。
昔からのiPhoneユーザーでありMacユーザーである私にとって、使いやすいのは勿論iPhone5の方ですが、Mediasにも良い点が無くはありません。とりあえず、それぞれの端末について感じたことを記録しておきます。


iPhone5(16GBホワイト:ソフトバンク


  • iPhone4Sはずっしり感がありましたが、iPhone5は“軽い”です。現時点ではポリカーボネート製のケースを使っているのでなおさらですが、時々落としそうになるくらい。予約してあるIRUAL Minimal Skin Case(表面がゴムっぽいのでグリップ感があって滑りにくい)が届くまでは注意して扱わないと!
  • 縦長になったのは当初違和感がありましたが、もう慣れました。でもiPhone4Sと同じ様には片手で扱えないですね。これも新しいケースが届けば解消されるかも。
  • Wi-Fiが5Gに対応したので、自宅内ではさらに快適になりました。また会社ではソフトバンクLTEを捉まえられるので、これまた快適!操作系のスピードアップと相俟って、iPhone4Sより“速く”なったという印象を強く受けます。
  • Lightningコネクタが便利。小さくて裏表が関係ないのでとても使いやすいです。自宅と会社の両方で使うので、アップルストアにて速攻でもう1本ゲットしました。
  • 「メモリ解放」や「トリクル充電」をするのに“System”というアプリを使っていますが、iPhone5(もしくはiOS6?)になってから「メモリ解放」がうまく動作していないような...。多用するアプリなので早くアップデート版が出て欲しいです。
  • 使う機会は少ないのですが、カメラの性能はかなり上がってます! 普通のスナップだったら十分使えるクオリティですね。


◆Medias N-07D(docomo

  • 厚さ 7.8mm, 重さ 119gと、iPhone5同様(厚さ 7.6mm, 重さ 112g)に薄くて軽い点はとても良いのですが、如何せん幅が広い(iPhone5の58.6mmに対して、N-07Dは67mm)ので使いにくいです。片手で扱うのは結構つらいかな。何度も落としそうになったので、ストラップを本体裏側で指で挟ん操作するようにしています。
  • iPhoneの電源ボタンの位置は本体右上にあり、親指もしくは人差し指で容易に押下することが可能。しかもボタンにクリック感があるので、押したことがはっきりとわかります。ところがN-07Dの電源ボタンは本体左上にあり、かつボタンにクリック感がほとんど無いので、押したのか押してないのかが(指の感覚だけでは)わかりません。でもって長めに押したりすると電源OFFの確認画面になってしまう点が、さらに使いにくさを助長しています。
  • ハードウェアに関してもう一つの大きな不満点は、バッテリーの持ちが悪いこと。購入した日の夜にフル充電して、翌朝見てみたらバッテリー残量が30%台にまで減っていたのには魂消ました! その後、Ecoモードで時間帯毎の動作(寝ている間の時間帯は、必要の無い機能を全てOFFにする)を設定することにより随分マシにはなりましたが、それでもiPhone5に比べるとバッテリーは持ちません。iPhone5の方は別にEcoモード設定なんて無いにもかかわらずです。実家に帰省した際、テザリングで使ったりするとあっと言う間にバッテリーが無くなりそうな感じなので、持ち運びに便利な巻き取り式のUSB-microUSBケーブルを購入しました。
  • バッテリーに関しては不満が先に立ってしまいますが、N-07Dは付属のACアダプタ&卓上ホルダを使用すると急速充電(30分で残15%から50%に回復)ができるのは便利といえば便利。あと、充電中は本体前面のLEDが赤色に点灯し、90%まで充電できると緑色に変わり、完了すると消灯するところはとても便利。iPhoneは画面が消えた状態では充電のステータスが一切わかりませんからね。
  • おサイフケータイの電波が強くなったのか、以前使っていたN-01Bに比べて自動改札でのミスタッチがほとんど起きません。自動改札で引っ掛かるのは後続の人に迷惑だし、何よりカッコ悪いので、これは結構嬉しいです。
  • iOSに慣れてしまっているので、端までスクロールした際のバウンス動作に代表されるような操作系のフィードバック動作が貧弱な点が非常に使いづらいです。また、例えばBackキーを押した際に1秒以上何も起こらず、その後突然前の画面に戻るというような挙動が多々あります。時々ちゃんと押したのかどうなのか不安になってもう一度押してしまい、いきなり2画面分前に戻ったということもよくあります。何かのボタンなりキーを押した際には、押したことが直ぐに確認できるようなフィードバックが必要なんですよね。iOSってこのようなイライラが全くないところが凄いと思うのです。
  • メインのメールはso-netを使用しているので、iPhoneとN-07Dの純正メールアプリにはどちらもアカウントを設定してあります。ところが、これまた挙動が大きく違うんですよね。iPhoneだと新たに取得したメールが取得済みのメールの上部に単純に読み込まれていきますが、N-07D(50件表示の場合)では未取得のメールが50件以上あると、取得済みのメールを一旦リストから消し(これに時間がかかる)、新たに未取得のメールを読み込みに行くようです。更新開始からメールを取得し始めるまでの時間もiPhoneに比べて長くかかるし、取得し始めてから読み込み終わるまでの時間もiPhone以上にかかるので、結果としてメールチェックに時間がかかってしまってイライラします。
  • さらにメールアプリの話が続きますが、テキストメールを表示する場合、iPhoneだと必ず画面の幅で折り返して表示されるのに対し、N-07Dでは通常の文字は折り返されるのにもかかわらず、記号とか特殊文字は画面幅で折り返されないことがあるため、画面の右側にまでメールがはみ出ていることになり、結果として横スクロールが可能な状態になるのです。そうすると、画面を縦スクロールする場合に左右にぶれてしまうことがあるわけです。ちなみにiPhoneでは画面幅に収まっているので斜め下にフリックしても必ず縦方向にしか動きません。N-07Dの設定で表示フォントを変えたり、フォントサイズを変えたりしてみましたが、改善されず。どういう設計をしているのやら...。


正直なところ、AndroidOSも個々のアプリも(私にとっては)とても使いづらいので、N-07Dでは通話、spモードメール、おサイフケータイ機能、ワンセグTV、テザリングだけを使用することにし、後はiPhone5を使うことにしました。来年以降はテザリングiPhone5で可能になるので、spモードメールを使わないようにして、かつアプリ等の自動更新を全てOFFにしてしまえば、パケット定額コースに入る必要がなくなるのではないかとさえ思っています。
さらに通話をiPhoneですれば、つまるところは“おサイフケータイ機能”だけが必要なわけで、だったら小型で薄型の“おサイフケータイ専用機”があればよいわけですね。どこか発売してくれないものかしらん。


【9/28追記】
購入日から本日までのN-07Dのデータ通信量は約40MBでした。今月はアプリ等のダウンロードが含まれており、普通の月だともっと少なく(10MB?くらいに)なりそうなので、「Xiパケ・ホーダイ フラット」をやめて安いプランに変更。docomoのサイトでシミュレーションしてみたところ、10MBだと「Xiパケ・ホーダイ ダブル」は高くつくので、10/1スタートの「Xiパケ・ホーダイ ライト」に変更(予約)しました。2GBで速度制限がかかるので帰省の際のテザリング使用時のみ引っ掛かる可能性はありますが、普段の月だと全く問題なさそうです。10月のデータ通信量を見た上で、11月以降のプランを再検討する予定。
※追記の追記:自宅内ではWi-Fiを使っているので、上記データ通信量は自宅外での利用分となります。