私がGuarneriを使っているということでオルフィ様よりご連絡をいただき、相互訪問を行うことと相成りました。
これはオーディオに限った話ではないのですが、自転車にせよアニメにせよ自己完結型で楽しんでいる（それで満足している）タイプの人間なので、所謂同好の士と交遊するということはほとんどありません。今回オファーを頂いた際にも少し迷ったのですが、オルフィ様がGuarneri（しかもPalladioとHomage）をお使いであるということで興味の方が勝ってしまい、オファーをお受けすることにしました。
Homageは以前イベントで聴いたことがある（その時の経験がその後mementoを手に入れることに繋がる）のですが、実はmementoの音を自宅以外で聴いたことはありません。そもそも国内に試聴機すらない状態の時にオーダーを入れたので当然試聴もしておらず、またオーディオ機器の購入はほとんど電話とネットで済ませてしまうのでショップに行くこと自体がほとんど無く、それ故後追いでショップのmementoを聴くということすらありませんでした。
オルフィ様のPalladioは限定生産品なので厳密に言えば全く同じ音では無いと思いますが、でもまあほぼほぼmementoの音と考えて良いでしょう。その意味で非常に興味が湧いたわけです。しかもオルフィ様のシステムが凄いことはネットで知っていましたので、ある意味でmementoの音の一つの理想型を体験できるのではないかと。
そんなわけで、昨日オルフィ様のお宅に御邪魔してきました。（しかも美味しいお昼とケーキまでご馳走になってしまい有り難うございました。）
システムの基本構成は、CDT&DACがweiss engineering JASON＆MEDEAで、そこからmarantz Project T-1（実物は初めて見ましたがとんでもない存在感！）に直結です。本来はMark Levinsonのプリ（LNP-2L？）が入るそうなのですが、現在修理中とのこと。でも「戻ってきても使わないかもしれない」と仰ってました。(^^ゞ
また電源アクセサリー類やケーブル、さらにはルームアコースティック対策の徹底ぶりも凄まじいばかり。この拘りが素晴らしい音を生み出すんですねぇ...。
でもって肝心の音についての感想ですが、それはまた次回に。
