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「アンダーワールド2」と「イノセンス」を比較視聴しました。プレステ3を入手してから見たBDはアニメだけだったので、BDの実写映画の実力に興味津々といったところでしたが、「アンダーワールド2」を見て吃驚!こんなにも情報量の差が違うのかと...。
BDは映像自体が緻密でフォーカスが「ビシッ」としています。これに比べるとDVDの方は何となくボケた感じに見えてしまいます。細かい項目をあげると切りがないのですが、映像スペック的にはどこをとってもBDの圧勝でした。WOWOWのHi-vision放送よりも綺麗な気がします。う〜む...フォーマットが次世代になると5万円のプレステが125万円のUX-1をこうも簡単に凌駕してしまうわけですね...。頭ではわかっているのですが、気持ち的にはちょっとねぇ...。
次に「イノセンス」のBDとDVDを見直したのですが、確かに情報量の差は明らかなのだけれどDVDの方もそれほど悪くは感じません。いや、これはこれで満足できてしまうのではないかと思ってしまったのです。「アンダーワールド2」の時とは明らかに感じ方が違うようです。
何故そう感じるのかを考えてみたのですが、一番の理由は、DVDだけ見ている限りにおいては(つまりはBDを比較しなければ)その映像が特に不満を感じない水準にあるということでしょうか。音楽フォーマットで言うなら、SACDは確かに情報量が多いですが、ではCDの音が悪いかというとそうではないですよね。比較すると確かに差はあるのだけれど、CDでも満足できてしまうのです。(私だけかもしれませんが...)
そんなことを考えながら、次に「キングダム・オブ・ヘヴン」を少しだけ見たのですが、これまた映像スペック的には凄いレベルです。「アンダーワールド2」よりも高画質かも...。でもね、ふと「自分は映画を見ているのだろうか、それとも違うものを見ているのだろうか...」という疑問を感じてしまいました。
確かに映像画質は素晴らしいです。でもビデオ映画とフィルム映画では受ける印象が違いますよね。それとちょっと似ている感じを抱いてしまったのです。あまりに綺麗すぎて映画を見ている感じがしないというかなんというか...。
もしかしたら単に慣れの問題かもしれません。BDを見続けているとそれが当たり前になるのかもしれません。でも今のところは「DVDもそれなりに悪くないかもしれない」と思いました。少なくとも、最近の高画質のDVDに関してはそう言えるのではないかと。
とは言うもののBDの高画質ぶりを実感してしまった今、UX-1をアップデートして1080Pへのアプコンができるようにするかどうかについては少し迷いが出てきました。同じお金をかけるのだったら性能の良いBDプレーヤーを買った方が良いかもしれません。当然DVDを1080Pアプコンで出力する機能もついているはずですしねぇ...。どうしましょう?