memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

リアプロ調整 #1

本日予定通りにソニーのサービスの方がこられてリアプロの調整(台形補正)をしていただきました。サービスの方はA2500の実機を初めて見るということで、携帯電話で会社と連絡を取りながらの調整です。台形補正の方法としては
①スペーサーの位置調整によって光軸そのものを調整する
②サービスモードでデジタル補正を行う
という2つの方法があるそうですが、②の方法の場合には他の要素への悪影響が考えられるため、今回は①の方法で調整します。
フロントスクリーンの下部(左右のスピーカーの間)にあるコントロールパネルの蓋を開けて中のパネルを外すとスペーサーにアクセスできるようになります。そのスペーサーの固定位置を変えることで光軸調整をするとのことなのですが、固定位置は4段階(5段階かもしれません)しかないため(スペーサーを3本のネジで固定できる位置が決まっている)調整可能な範囲はかなり限定的のようです。その結果、スペーサーの位置を最大限に動かしても台形歪みは完全には解消されませんでした。調整前、4:3の画面の上辺と底辺との長さの差が2cmあったのを1cmにするのが限界でした。まあ以前に比べるとかなり違和感はなくなりましたが、よく見るとやはり歪みがあることがわかります。
サービス情報では、このスペーサー調整をしても台形歪みが解消されなかった場合の対処方法がまだ提供されていないとのことで、週明けに本部に対処方法を確認した上であらためて調整を行うことになりました。サービスの方は「新製品のサービス情報が現場まで届くのには時間がかかることが多く、恥ずかしながら実際に修理を行いながら勉強することがままあるのです」と仰ってました。本来的にはあってはいけないことだとは思いますが、実感としてはよくわかってしまうので、サービスの方を責めることはできないですね。
と言うわけで、来週の火曜日の夜に再調整です。もしそれで直らなければ、AVACにクレームをつけて初期不良ということで交換してもらおうかな。