リアプロ不調！

ソニー 50V型 液晶 テレビ ブラビア KDS-50A2500 フルハイビジョン

ソニーのリアプロ 50A2500 がここ数ヶ月不調です。症状は、例えると寿命が来た蛍光灯がチラつくがごとく画面の明るさが変動するというもの。ただし常にそういう状態というわけではなく、不定期にその様な状態が現れるのです。休日に1日中リアプロをつけていたとすると、3〜4回位の出現率でしょうか。実写の映像だと見逃してしまうことも多いのですが、アニメのようなベタな映像だとチラついているのがよくわかります。
無論、修理を依頼しようと思ってはいたのですが、厄介なのはその症状がいつ現れるのかわからないこと。発生の条件が全く特定できません。従ってサービスの方に来てもらったとしてもその時に都合良く症状が現れるとは限らないわけで、修理を依頼するのに躊躇していました。症状が確認できないと修理のしようがないですからねぇ...。

そんな感じで数ヶ月くらい我慢していたのですが、「症状が出たときにビデオに撮っておけばいいんじゃないか？」と思いつき、デジカメのムービー撮影機能で試してみたところちゃんと症状が確認できたので、すぐにサービスセンターに連絡をして出張修理に来てもらうことに。そして先日、サービスの方が2名でいらっしゃいました。SXRDの交換ユニットを持参して。
とりあえず症状を確認するために3人で画面をじーっと見ていたのですが、案の定というか、やっぱり症状は出ません。マーフィーの法則ですね。仕方がないので、デジカメで撮った映像を見てもらうことにしました。果たしてその映像で納得してもらえるかどうか極めて不安だったのですが、幸いなことに症状を理解していただけたようです。ただし、この症状だとSXRDのユニットの問題ではなく、どうも電源ユニットの問題ではないかということ。残念ながら電源ユニットは持ってきていないのでその場での修理は不可能です。ちなみにSXRDのユニット交換には1時間半くらいかかるそうで、サービスの方も心なしかホッとしていた様に見受けられました。

ここでふと思い立ち、以前の日記で書いた「最大限調整しても台形歪みがなくならない」という点と、「スクリーンにシミみたいなものがある」（以前来ていただいたサービスの方によるとスクリーンの裏側にホコリがついているのではないかという話でしたが）という点をお話ししました。さらに「台形歪みが直らないとわかった際、新品に交換できないかという交渉をした」ということもお話ししました。
そうしたところ、「まだ購入して9ヶ月ですし、メーカー在庫があったら新品と交換しましょうか？」というオファーが！私としては願ってもない展開です。早速会社に連絡をして在庫確認をされたのですが、運良く在庫があったので新品と交換することになりました！＼(^^＠)／

いやぁ〜、言うだけ言ってみるものだなぁとつくづく思った次第です。サービスの方にしても、仮に電源ユニットを交換しても本当に直ったのかどうかをその場で確認できないので（いつ症状が出るのかわからないため）厄介なのだそうです。だったらコストの問題はあるけれども新品に交換してしまった方が（お互いに）良いということなのでしょう。社内的には「台形歪み」「スクリーンのシミ」「画面のチラつき」「使用期間9ヶ月」という4点セットであれば交換の条件としては問題ないと判断されたのかもしれません。
正式な日取りは決まっていませんが、1週間ほどで新品が届くとのことなので、おそらく来週末には新品が納品されることになりそうです。

もっとも台形歪みについては新品に交換するからといって安心しない方がよいとのこと。A2500に関しては同様のクレームがかなりあるらしく、「新品に交換したのだけれどその新品もやはりダメだった」というケースも過去にあったそうです。
ただ、結果的にそうなるリスクもあるにせよ、当たりを引く可能性もあるわけですから交換した方が良いに決まってますよね。台形歪みやスクリーンのシミについては同じ轍を踏まぬよう、納品時に確認するつもりです。

ちなみにA3000の国内発売の情報はないかと聞いてみたのですが、国内ではリアプロ自体がやはり売れておらず、期待薄かもしれないという話でした。国内はトリルミナス液晶や有機ELの方に力を入れるのでしょうかねぇ...。個人的にはA3000もしくはXBRを受注生産方式でも良いから発売して欲しいです。大画面の有機ELが手ごろな価格で発売されるのってかなり先だと思うので。
だからといってすぐに買い替えられるわけでは無し、目先の話としては、新品に交換されるというのは嬉しい限り！忘れずに画質調整の数値を記録しておかなくっちゃ！