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最愛の娘・シャロンが、悪夢にうなされて叫ぶ「サイレントヒル......」という奇妙な言葉。母親のローズはその謎を解くため、シャロンを連れてウェストバージニア州に実在する街・サイレントヒルを訪ねる。しかし、全くひと気がなく、深い霧に覆われたその街は、一度足を踏み入れたら抜け出すことのできない呪われた迷宮だった。
そこで失踪してしまったシャロンの身を案じるローズは、おそるおそるサイレントヒルを探索するうちに、想像を絶する恐怖に見舞われていく---。
なぜ、シャロンはこの街で姿を消したのか?なぜ、この街は廃墟と化したのか?30年にも及ぶ、サイレントヒルに隠された呪われた秘密とは?果たして、ローズはシャロンを見つけ出し、この街から脱出することができるのか......。
◆評価:素晴らしい!文句なくオモシロイ映画です。ストーリー、CG、美術、サウンド、もちろん女優陣の演技も!ホラーファンは勿論、そうでない方も見のがしてはなりません!
私はゲームをやっていないので純粋に映画としての評価しかできないのですが、いや〜、オモシロかった!今年観た映画の中では間違いなくベスト3に入ります。良くできているという話は聞いていたのですが、想像以上のデキでした。
ジャンルとしてはホラー系に入るのかと思いますが、何というか、見終わった後に「カッコイイ!」という印象が残ったホラーというのはあまりありませんね。勿論、主人公がカッコイイのではなくって、映像やサウンドといった世界観がカッコイイという意味です。灰が降るサイレントヒルの街の雰囲気、街が光の時間から闇の時間に変わる際の映像(CG)、そして闇の時間の何とも言えない映像世界。グレイ・チルドレン、アームレスといったクリーチャーのデザインも秀逸だと思います。個人的には不気味さとエロチシズムを併せ持ったダークナースがよかったかな。
敢えて注文をつけるなら、学校の校庭(?)での、異世界にいるローズと現実世界にいるクリストファーの交錯シーンは少し説明的すぎるかなと思いましたが、まあ些細なことですね。
監督はクリストフ・ガンズ。あの「ジェヴォーダンの獣」の監督さんということで納得いきました。この人、本当に才能ありますねぇ。次回作が楽しみです。
ジェヴォーダンの獣 ― スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 日活
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