memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

#6 SHARP FU-51K5C-S 空気清浄機


リビングダイニング(オーディオルームでもあるのですが)用に空気清浄機を追加しました。(何と3台目!)それはシャープのFU-51K5C-Sという機種。この機種はシャープのHPには載っていないのですが、実はFU-S51CXという機種の流通(住設機器ルート?)限定モデルのようです。S51CXと基本的機能は変わらないのですが、色がシルバーであること(S51CXにはシルバーがありません)、そしてAg+イオン抗菌処理をしてあるという2点が異なっています。故に機能強化モデルと謳っているお店もあります。

そもそも空気清浄機を追加しようと思った理由は、今使っている2台のクリエール(ダイキン)の排気自体がタバコ臭い(タバコ臭くなってかれこれ2年ほど立つのですが...)ことです。これはこの2台の導入主目的がタバコ対策であり、吸ったタバコの煙は空気清浄機に向けて吐き出しているのである意味避けられないことかもしれません。フィルターを交換したり掃除したりしてもやっぱりタバコ臭さはとれないのです。


この2台自体を買い替えるという選択肢も当然あるのですが、この2台はタバコの煙対策のフロントラインという位置づけにしておいて、室内のニオイを取るためのバックアップラインを増設した方が効果的ではないかと思ったわけです。フロントラインの機器は買い替えたとしてもどのみちある程度の期間使用するとタバコ臭くなると思うので、であれば今のクリエールを使い続けても同じことのような気がします。

そしてこの機種(というかシャープというブランド)を選んだ理由はというと、それは「プラズマクラスターイオン」機能がついているから!実はこのプラズマクラスターイオンを装備し始めたときからシャープの空気清浄機には注目しており、今使用している空気清浄機を導入する際もダイキンのクリエールではなくシャープのが欲しかったのですが(ダイキンの空気清浄機は決して悪くないです。でもプラズマクラスターイオンは出せないので...)、今の空気清浄機はマンションを購入した際につけてもらったものでありメーカー指定はできなかったのです。そんな経緯があり、今度空気清浄機を買うときはシャープにしようと思っていたのですが、ようやく念願かなって導入できました。

プラズマクラスターイオンについての詳細はシャープの除菌イオン説明HPをご覧下さい。ちなみに私が惹かれている理由は「ウィルスを破壊し除去する」という1点です。プラズマクラスターイオンが登場した時に調べてみたのですが、「ウィルスを破壊する」のはプラズマクラスターイオンだけで他のメーカーのイオンはウィルスには効かなかったと記憶しています。尤も、現在どうなっているのかはわかりません。きっと他のメーカーもキャッチアップしてきているでしょう。でもプラズマクラスターイオンがウィルスを除去するという事実にはかわりがないので、私にとってはそれで充分といえます。(ウィルスを破壊したい理由は、単なる破壊衝動です...。というのは勿論ウソで、風邪をひきやすいからでした。)


でも「何故この時期に?」と思われた方はなかなか鋭い洞察力をお持ちの方です。クリエールの排気がタバコ臭くなったのは今に始まったことではありません。もう2年以上前からそうなのです。故に購入に至らしめた直接的要因とは考えにくいと推察できます。では何がそうさせたのか?
実は空気清浄機って結構高いのです。欲しい機能がついている機種は大体3.5〜4万円くらいします。オーディオに比べると安いものなのですが、空気清浄機に4万円近くも支出することにはどうしても躊躇いが生じてしまいます。そんなわけで以前から欲しいと思いつつも購入するまでには至らなかったわけなのですが、ネットをウロウロしている際にたまたまシャープの空気清浄機が2万円強の価格で売られているサイトを見つけました。その機種が51K5Cだったわけで、調べてみると流通限定モデルらしく、その辺りに安く売られている理由が見えてきます。オリジナルモデルであるS51CXがモデルチェンジしてT51CXになったということも影響があるかもしれません。
いずれにしても2万円強ならコスト・バリューは悪くありませんので一気に購入意欲が高まりました。他に安いところはないかと調べてみると消費税・送料込みでほぼ1.8万円というお店を見つけました。しかも1台だけ在庫があります。「これだな!」ということで発注をかけ、本日到着しました。でも価格を調べていて分かったのですが、同じ機種が3.5万円で「特価品」として売られているお店もあります。こういう市場の状況を見ると(モノにもよりますが)ネットで調べないで買うという購入行動は愚かきわまりないですよね。



※青いランプはプラズマクラスターイオン放出中を示すサイン。空気中のイオンバランスを調整するために普通のマイナスイオンを放出する際にはグリーンになります。


まだ使い始めて数時間しかたっていないのですが、気がついたことがいくつか。
この機種には除菌シャワーという機能(上の写真の中央のボタンを押すとプラズマクラスターイオンをシャワー放出して短時間で一気に除菌する)がついているのですが、これはなかなか凄いです。この機能使用時は運転音もうるさいのですが部屋の中がイオンで満ちてくるのがわかります(何でわかるかと言うと、イオンのニオイがするからです)。
それから当初の導入目的であるタバコのニオイ対策についてですが、想定通りにうまく機能しています。タバコを吸い始めてクリエールを稼働させると、しばらくして51K5Cの空気クリーン度を示すランプがグリーンからイエローに切り替わり、運転音が高まります。空気がかなり汚れている際にはランプはレッドになります。結果として、気になっていたタバコの臭いはほとんど気にならないレベルになりました。よかった、よかった。
欠点としては静音運転以外のモードが思ったよりもうるさいことでしょうか。これだとオーディオを聴いている際には静音運転にする必要がありますね。普段は自動運転モードにしておいて、オーディオを聴く際には切り替えましょう。
今「切り替える」と書いてハタと気がつきました。そう言えばリモコンがついていません。説明書を見てみると最初からついていないようです。...気がつきませんでした。クリエールにはついていたので(低価格機種は別にせよ)当然ついているのかと思いこんでいました。これは私にはちょっと不便かもしれません。きっと一般の人はリモコンで運転モードを切り替えるなんてことはしないんでしょうね。まあ、ついていないものはどうしようもないのでこればかりは諦めるしかないですね。次に買う際には気をつけなければ...。


空気清浄機を検討されている方はFU-51K5C-Sを検討してみては如何でしょうか。2万円以下で販売しているサイトもまだいくつかあるみたいですし、それらのサイトも在庫限りだと思うので今がチャンスかもしれません。
ちなみに新製品であるT51CXとの差を見てみたのですが、運転モード等に一部変更があることと(省エネ自動運転→留守清浄運転)、通常運転および静音運転時の消費電力がそれぞれ1.2W、0.7W減少しているという2点が変更点のようで、基本性能自体は全く変わっていないようです。価格・流通対策のためのマイナーチェンジというやつですね。これならば、51K5Cを買うか、あるいは前モデルのS51CXの在庫バーゲンがあるはずなのでそちらを狙うかした方が絶対お得だと思います。


amazonにもありました。15%還元プログラム対象ですが、ちょっと高いかな。