光LANの接続が切れる原因を探る過程で、AV用スイッチの不具合でメタル回線がたまに切れるからではないかという仮説も頭を過ぎりました。
しかしながらスイッチが原因だとするとMCのLEDがPWR以外消えてしまう理由を説明できないため原因から外したのですが、実は今使っているアライドテレシスのスイッチ(CentreCOM GS908L V2)は2014年に購入したので既に10年も使っています。
スイッチの寿命って一体何年くらいなのか気になったのでネットで調べてみると、法定耐用年数は10年だけど(おそらく業務用の場合は)技術革新が盛んな分野なので5〜6年で交換することが多いようです。
アライドテレシスの機器は信頼性が高く、今のところ不具合も起こっていないので使い続けるという選択肢もあったのですが、我が家のネットワーク機器の中で最古参なのがこのアライドテレシスのスイッチであり、他の機器は全てここ数年で現行製品に置き換えたので、勿体無いとは思いつつも買い替えることにしました。
AV用スイッチに音楽データは通らないのでアライドテレシスの現行モデルにしようかとも思ったのですが、音楽データは通らなくてもスイッチが出すノイズが音質に影響することは有り得そうな気がしたので、大事を取ってオーディオ用を謳ったスイッチを導入することにしました。
ただし先日導入したSW-6ほどのクオリティは必要ないので、価格と性能を検討した結果、SILENT ANGEL Bonn N8という製品にしました。
- より正確で安定したデータ転送を実現するために開発された Silent Angel TCXO(0.1ppm)
- 高性能EMIアブソーバーをN8のボトムに設置し、基板から発生するEMIを吸収
- コモンモードチョークを搭載
- 電源供給回路にノイズフィルターを採用
- 医療用ACアダプター
amazonでも購入できますが、価格が少し安くて在庫があったオリオスペックで購入しました。
昼過ぎに届いたのですぐにインストールしようと箱を開けたところ、現れた筐体の小ささにビックリ!
GS908Lのサイズが凡そ21 cm x 12 cm x 4 cmだったのに対し、N8は 15.5 cm x 8.5 cm x 2.6 cmしかありません。
容積比を計算してみると何と約34%で、電源回路を内蔵していないとは言え、こんなに小さいとは思ってもいませんでした。
GS908Lは4ポート上下2列配置の8ポートだったのに対し、N8は8ポートが横1列に配置されているので、ケーブルの抜き差しと取り回しはしやすそう♪
とりあえず付属のACアダプタを使用し、FX audioのPetit Susie&Petit Tank LEをつけてN8に給電する形にしましたが、他のネットワーク機器にはリニア電源を使っているのにここだけスイッチング電源を使うのは片手落ちなので、光LANのMCにも使用しているTOPPING P50をもう1台購入して外部DC電源として使います。
明日届いたら、直ぐに交換するつもりです。