memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Appleユーザーの私がWindows PCを買うことになるとは... ^^;

少し前の話ですが、8月に岐阜方面にドライブに行きました。

岐阜の戸隠神社が目的地で、帰りは岩屋ダムを経由して県道86号線(瑞山街道:金山明宝線)〜こもれびロード〜国道257号線というルートを取ったのですが、こもれびロードに合流する少し手前でカーナビ画面のクルマアイコンが道路から外れました。

何だろうと思っていると前方に真新しいトンネルが出現!
そうなんです。旧道をバイパスするトンネルができていたんですね。

スイスポは2021年1月納車(ナビは2月に取付)なのでマップデータはその時期のものとなっており、当然ながらそれ以降にできた道はマップに載っていないわけです。

やっぱりマップデータを更新しないとダメだなと思ったのですが、調べてみるとPanasonicのナビは更新にWindows対応の専用アプリを使用するのでWindows環境がない私はマップデータの更新ができなかったのです。


マップデータの更新は2026年12月末まで有効で、専用アプリでのダウンロード部分更新であれば特に回数制限はありません(全データ更新のみ回数制限あり)。

それ以外の方法としてはハガキで申し込んで有効期間中に1回だけ最新のマップデータが入ったSDカードを送付してもらうことが可能だけど、今申し込んだら残りの4年間はデータ更新できないまま使わなければならないので、流石にそれは無いなと。
※ダウンロード更新とSDカード更新はどちらかを選ぶ必要があり併用はできません。

ディーラーにお願いすればデータ更新してもらえるかもしれないけど、頻繁にお願いするのも気が引けます。

Macbook ProVMソフト(Parallelsとか)を入れてWIndowsを走らせることは可能だけど3万円前後はかかるので、どうしようかと悩んでいる間にそのことは忘れてしまいました。


そして数ヶ月が過ぎ、先日YouTubeでHondaCars野崎さんの納車前シビックTypeR(中古)全損事故の動画を見ました。

交差点で信号無視で走ってきた車にぶつけられたと言う事故で、当初加害者は信号は青だったと主張していたけど、ドライブレコーダーのおかげで過失割合100:0で加害者の責任ということになりました。
※この事故の争点は過失割合ではなく、販売価格450万円のクルマ(中古だけど走行距離も少なく希少価値が高い)なのに保険会社の評価額は180万円だった点にあります。HondaCars野崎さんサイドとしては、納車前なので販売価格相当の補償が当然だという主張ですね。結論としてはほぼ全額補償してもらえたようです。

ドライブレコーダーの証拠能力についてはもちろん知ってはいたけど、この動画を見てやっぱり重要だなと思ったわけです。

私のスイスポにつけているドラレコは、フロントはPanasonic製でナビと連動できるのでナビ画面で動画を確認できます。

でもリアはKenwood製で動画確認はカードを取り出して行わなければならず、しかも専用ソフトはWindows対応のものしかありません。
スイスポ購入時点ではフロント&リアセットでナビ連動のドラレコはありませんでした。もし今つけるとしたらナビ連動には拘らず、フロント&リアセットでスマホで動画確認できる(データも送れる)ものを選ぶと思います。

まあ動画ファイルなのでMacでも見られるとは思うけど、専用ソフトを使えば必要な動画のバックアップも簡単にできるし、ファームウェアのアップデートもできます。


それで思ったんですね。
ナビのマップデータ更新のこともあるし、やっぱりWindows環境を持っておかないとダメだなと。


方法としてはWindows PCを買うか、あるいはMacBook ProVMソフトとWindowsをインストールするかの二択です。

費用的にはMac上で環境を作った方が安上がりではあるけど、たまにしか使わないWindows環境のために貴重なストレージを割くのは避けたいわけで、少し迷ったけど中古のWindows PCを買うことにしました。

基本的にマップデータの更新とドラレコ動画の再生しかしないので低スペックで構わないけれど、操作速度があまりに遅いのは嫌だし、今後買い替えるつもりはないのでWindowsは最新にしておいた方が良い気がします。

ネットで色々見てみた結果、amazonの整備済み品から選ぶことにしました。
バッテリー容量が新品の80%以上を謳っているし、180日間の保証も付いています。

必要な要件として次の項目を設定して探しました。

  • Windows 11
  • メモリ8GB
  • SSD256GB
  • SDカードスロット搭載
  • 13インチ前後(15インチは大きすぎる)
  • 4万円以下

結果、5台ほどをピックアップしてお気に入りリストに登録しておきました。

別に急ぐわけではないのでゆっくり考えようと思っていたのですが、翌々日にamazonのサイトを見てみるとタイムセールが行われており、お気に入りリストに登録しておいたPCのうち2台がディスカウントされています。

これは今が買い時かも、と思って2台をじっくり比較して1台を選びました。

それがこれです。

富士通 lifebook U937シリーズで、スペックは以下の通り。

価格は39800円だったけど、タイムセールのおかげで32000円で入手できました♪

翌日届いたのですぐに開けてみたのですが、手に持って驚いたのがその軽さ!
後で計ってみたら793g(ワイヤレスマウス用ドングル含む)だったので、iPad Pro 11より少し重いくらいでした。

液晶なんてペラペラだけど、筐体はマグネシウム合金のようなのでしっかりはしているし、薄型13インチなので置き場所にも困らないからありがたいです。


それから基本設定をしてナビのマップデータを更新してみましたが、SSDだから起動速度は速いし、操作速度にも不満は感じませんでした。

ただしタッチパッドMacBook Proとは比較にならないくらいお粗末(低機能)なのでマウスで操作しないとストレスが溜まるし、薄型だけにバッテリーの稼働時間が非常に短い(体感としては2時間持つかどうか)のが不満ではあるけど、このスペックで32000円であれば良い買い物だったかなと思います。

ちなみにWindows 11はCore i5だと第8世代以降のチップでないと正式な手段ではインストールできないので、裏技使ってインストールしたみたいです。
※ 調べてみたらTPMはバージョン2.0が載っていたので、チップの世代以外はWindows 11のシステム要件を全て満たしていました。


折角なのでナビデータは半年に1回くらいは更新しようと思うし(部分更新頻度は2ヶ月毎)、フロントのドラレコmicroSDカードの容量を16GBから最大の128GBに増やしてドライブ中に出会ったキレイな景色の動画を残しておけるようにしました。
※16GBだと数時間分しか記録できないようだけど、128GBであれば単純に8倍記録できるので、短期のドライブ旅行であればカバーできそうです。


私はガチ寄りのAppleユーザーなので、現役時代ならまだしもリタイアしてからWindowsを使うつもりはさらさらなかったし、まさかWindows PCを買うことになるなんて思ってもいなかったけど、昔ほどではないにせよWindowsがないとできないことも未だにあるようなので、保険として持っておくのは良いかなと...。

それにしても、5年くらい前のモデルとは言えOfficeまでついて32000円なんて、Appleユーザーの私にはちょっと信じられないです。

Windows PC、恐るべし。