昨年8月にブレーキフルードの交換をして以降、一度も乗ることなく部屋に置いてあったP20。
当初は買物に使おうかと思っていたものの、カゴをつけると折り畳めないし、やっぱりクルマの方が便利なので結局使わず仕舞い。
でもこのまま置いておくのも勿体無いと思って弟に話をしてみたところ、奥さんが使いたいと言っているとのことなので差し上げることにしました。
お正月に弟が遊びに来たので折り畳み方法や調整箇所等の取扱説明をしていたところ問題が発覚。何とフロントブレーキレバーがスカスカ状態でブレーキが効きません。
これはフルード漏れかと思ってP20を置いておいた場所やフルードラインを見てみましたが、漏れ等は一切見当たらず。
こりゃあ自分には手に負えないと思ってお世話になっているM-2さんに持ち込んで見てもらったのですが、ざっと見たかぎり原因らしきものは見当たらないとのなので詳しく調べてもらうことにしました。
数日後、やはり原因はわからないけれども、何故かキャリパーピストンを強制的に動かしているうちに直ったとの連絡が。
どうしましょう？とのことだったので、とりあえず引き取ることにし、今日のお昼前にお店に行ってきました。
一応確認させたもらったのですがブレーキは正常に効くようになっていたので自宅に持って帰ることにし、帰宅後に念のためもう一度確認してみたところ症状が再発！
もしかしたら折り畳むことによって何らかのトラブルが生じるのかもしれません。
仕方がないので再度M-2さんに持ち込み、Tektroのブレーキ自体をシマノ製に交換してもらうことにしました。
2度あることは3度あるとも言うし、ブレーキが効かないと事故に直結しますからね。
とは言え、自転車関係のパーツ入手が困難になっている昨今、希望のパーツが直ぐに入手できるとは限りません。
できれば来週木曜日までに交換を完了したい（別件で金曜から東京に行くので、そのついでに弟宅に届けたい）こと、ロードで言うなら105クラスのパーツにしたいとの条件でシマノMTB用ブレーキパーツの取引先在庫を調べてもらった結果、SLXは時間的に間に合わないけどDeoreだったら間に合いそうとのことだったので即決。
ディスクローターは現在ついているものを流用し、それ以外のパーツは前後ともに全交換することにしました。費用は2万円強かかりますが仕方ないですね。
3年前にギアコンポーネント周りをアルテグラに交換した際、いっその事ブレーキも変えようかとの考えが頭をよぎったものの、油圧ディスクは作業が面倒そうなので止めたのですが、今にして思えばあの時交換しておけばよかったです。
今回は幸にして差し上げる前にトラブルが発覚し、直ぐに気がついたのでよかったけど、もし弟の奥さんが使っている最中に突然ブレーキが効かなくなったとしたら...と考えると本当に肝が冷えます。
別にTektroがダメだと言うつもりはさらさらないけど、やっぱりシマノ製の方が安心して使ってもらえるので結果オーライということにしておきましょう。
