通勤時に2日間使った感想を書き留めておきます。
まずはハンドリングについて。
重さはカバー込みで283g。通勤時に革のブックカバーを掛けたハードカバーの本を片手で持って読むことも多々あるので(さほど厚くはない301ページのハードカバー+ブックカバーで488gでした)、それに比べればほとんど気にならない重さです。ちなみに文庫本だと、少し厚めの本編491ページの文庫本に革のブックカバーを掛けた状態と重さは同じでした。
持ちやすさに関しては、カバーの表を裏返し、そのカバーと本体の間に中指(右手)を入れて裏返したカバーの下にある薬指とで挟み、親指の付け根の母指球を本体右側のエッジに押し当てるようにすると片手でもガッチリ固定できました。ページの送り/戻しは右親指で操作できるので、操作に支障もありません。
次に画面の見やすさ/読みやすさについて。
E Inkディスプレイ+フロントライト方式故に、眩しくないしとても読みやすいです。
フォントは明朝体でサイズを3(14段階)にしていますが、デフォルト(太字:0)だとややフォントの線が細く感じたので、太さを2(0を含めて6段階)にしてちょうどいい感じ。明るさは20(25段階)にしています。
一番危惧していた「紙の本」との読書感覚の違いについては、カバーを見開きにして読むと右半分にしか文字(画面)がないので非常に違和感があるものの、カバーを折り返し、本の内容に集中してしまえば特に違和感は感じませんでした。
勿論、紙独特の香りとか、ページを指で捲る感触を味わえないのはちょっと悲しいけど、通勤時の利便性を考えると(紙の本を片手だけでページ捲りするのは意外に難しいです。特にハードカバーだと重いし大きいので大変)仕方ないかなと。
と言うことで、読みやすさについては問題ありませんでした。
次は操作性について。
普段、iPad Pro10.5inchをメインに使っていることもありますが、様々な操作の反応速度は1〜2テンポくらい遅いです。ページ操作は1テンポくらい遅れる感じで、設定等のコントロールメニューは2テンポくらい遅れる感じ。イライラするほど遅くはないものの、もう少しキビキビ動いて欲しいですね。でも読書専用端末だと割り切ればギリギリ許容範囲かな。
なお、広告付きを買ったので所々でKindleの広告が表示されるわけなのですが、普段目にするのは起動画面に出る広告だけ。それもほとんど気にならない絵柄なので、個人的には広告付きを買った方がお得だと思います。
最後にバッテリーについて。
と言ってもまだ2日しか使っていないので何なのですが、1日に1時間くらい使って現在80%のバッテリー残量だから、大体10時間くらいは使えそう。週に5日使ってギリギリ2週間は持つという感じ。iPadは毎日充電しているので(まあ使用する時間が数倍多いですが)、それに比べれば2週間に1度(実際には10日くらいで充電すると思う)の充電でいいなんて夢みたい。
と言うことで、Kindle Paperwhite(第10世代)は通勤時の読書端末として十分使えることがわかりました♪
今日、会社帰りに久しぶりにリアルな本屋さんに立ち寄って小一時間ほど本を物色したのですが、読みたいと思った5冊をiPhoneで調べてみたら全てKindle版がありました。どれも残しておきたいと思うような本ではないので、Kindle版を買おうと思います。
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