Furutechのヒューズ(3.15A)に交換し、システムエンハンサーで約10時間バーンインした後、試聴してみました。
- サウンドステージの空気感が濃くなった。
- サウンドステージが左右に少し拡がった。
- 楽器の前後の位置関係がより明確に。
- 音の色彩感が少し増した。
- 響きの量が増えたが、粒子っぽさは感じない。
- 無音時が静かになった気がする。
基本的には情報量が増したことによる効果が多いけど、ノイズフロアも下がっているかもしれません。
一方、交換によって悪くなった点もあります。
- 中高音に極薄いベールがかかっているように聞こえる
- ギターの音の切れが甘い
- ドラムの音の立ち上がりが遅い
ヴァイオリンやボーカルではさほど気にならないものの、アタック音が重要な楽器は概ね立ち上がりが甘いです。聞くに堪えないとまでは言わないけど、かなりそれに近い感じ。
恐らくエージングによって解消されると思いますが、もし解消されなければ速攻で再交換ですね。あっ、でもその前にヒューズの方向性を逆にして試聴してみないとダメだな。
何にせよ急いては事を仕損じますから、100時間は我慢するつもりです。まずは明日の試聴に期待しましょう。