大学4回生の時にアーチェリー部の同期の家で聞いた音に衝撃を受け機器を買い替えたいという思いが湧いてきたものの、そんなお金があるわけがありません。結局、高校の入学祝いに買ってもらったコンポを買い替えることができたのは社会人3年目の冬でした。
当時は大阪勤務だったので、会社の帰りに日本橋に行って購入し、会社の先輩に出してもらったクルマに積んで自宅に持って帰りました。
何を買うかはオーディオ雑誌(STEREO誌だったと思う)を参考にして選びましたが、Jazzを聞くなら「デンオン、サンスイ、JBL」とすり込まれていたため、購入ブランドはその刷り込み通りに選びました。当然試聴なんかしていません。
ちなみに部屋が狭かったので(1DKだったけど20㎡くらいだったと思う)スピーカーは小型の2wayにしました。所謂JBLのプロフェッショナルラインにしたのは、青のバッフルカラーに惹かれたからと言うのが一番大きかったと思います。
◆Denon DP-67L(アナログプレーヤー)
◆Sansui AU-D707X(プリメインアンプ)
◆JBL 4301BWX(スピーカー)
なおカセットデッキはCT-9の続投です。
◆Pioneer CT-9(カセットデッキ)
プレーヤーとアンプはパイオニアのラック(以前のものを流用)に入れたものの、スピーカーは壁に沿って横置きに並べたカラーボックスの上に壁にくっつかんばかりにして置いていたので、今考えると酷いセッティングをしてましたね。
でもJBL独特の乾いた感じの音を聞いた時、胸に込み上げるものがあったのをよく憶えています。会社の同期が使っていた4311の音に比べるとJBLらしさは弱かったものの、4301のデザインが凄く気に入っていたのでとても満足でした。
高校生の頃はFMエアチェックが主体だったものの(お金がないのでLPはおいそれとは買えない)、大学生以降はLPが中心ソースとなり、この当時はLP(購入したものと借りたもの)とカセット(LPを録音したもの)が中心ソースでした。ちなみにカセットはクルマの中で聞くことが多く、デートに使えるLPを探してきてはせっせと録音していた記憶があります。
その後、このシステムをベースとして1つずつ買い替え(買い増し)が進んでいくことになります。
というわけで第3期に続く(予定)。