memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

私のオーディオ遍歴〜第3期

第3期以降は、第2期システムをベースにして1つずつ買い替え・買い増しを行っていきます。
また第3期は途中で東京転勤となり、公私ともに忙しくなってオーディオから少し距離を置いた時期でもあります。それ故期間は長いけどオーディオの密度は薄いですね。


KENWOOD KX-880GR

カセットデッキは当初パイオニアのCT-9をそのまま使っていましたが、故障したのでケンウッドの当時評判が良かったやつ(KENWOOD KX-880GR)に買い替えました。ドライブがてら神戸のポートアイランドにあったダイエー系のディスカウント店舗(今でいうアウトレットみたいなもの?)に行って買った記憶があります。


Yamaha CDX-1050

私が買った初めてのCDプレーヤーです。ちなみに初めて買ったCDはサザンオールスターズの「バラッド2」で、その時はCDプレーヤーをまだ持っていなかったので友達の家でカセットにダビングさせてもらい、CDはその友達の家にそのまま置いていました。
実は東京に転勤して直ぐ、秋葉原の店頭でソニーのプレーヤーの音をヘッドフォンで聞いたことがあるのですが、何か音が不自然な感じがして(今でいうデジタル臭さかも)あまり気に入りませんでした。結局このCDプレーヤーを買ったのはそれから2年後のことです。買う際に店頭で試聴しましたが、2年前にソニーを試聴した時に感じたような不自然さはなかったので、技術の進化って凄いなぁと思いました。ちなみにCDX-1050を選んだ最大の理由はデザインがカッコいいからです。


Bose 6.2

東京で最初に借りた部屋は40平米くらいの2DK。ダイニング(6畳)と隣の畳の部屋(6畳)の間の戸を取っ払って使っていたこともあり、スペースにはかなり余裕がありました。大阪時代の部屋はこの半分以下の広さだったので、まさに雲泥の差です。6畳のダイニングキッチンには小さな水屋とダイニングテーブルくらいしか置いてなかったので、ここにスピーカーをもう1組置けたらいいなと思って購入したのがボーズでした。
部屋のどんな場所でもしっかりと左右のバランスのとれたステレオサウンドを実現するというのが売りで、実際にその通りだったのですが、BGM的に聞くにはとても気持ちよいのだけれど、JBLと比べると一つ一つの音がキレイでなく(JBLの方が純度が高い音だった)、そのうちあまり使わなくなりました。この当時のアンプは山水のプリメインだったのでスピーカーを2組接続できたけど、この後アンプを買い替えて1組しか繋げられなくなったのを機に、BOSEは後輩に譲りました。
なおネットで調べた限りではBose6.2という名称になっているのですが、購入した当時は別の製品名称だったような気がしてなりません(モノは間違いなく同じなんですけどね)。


◆Aura Design VA-100EV

山水のアンプの調子が悪くなった(メインスイッチが入ったり入らなくなったり)のを切っ掛けに、久しぶりにオーディオ雑誌(多分ステレオサウンド)を購入。この当時はオーディオから一番遠ざかっていた時期だったものの、アンプがないのは困るという理由で買い替えました。機能とか音質よりもデザイン重視で選び、その結果白羽の矢が立ったのがこのオーラデザインのアンプだったわけです。確かヤマギワ(リビナヤマギワ)で定価で購入しましたが、オーディオ製品というよりもインテリア製品的扱いをされていましたね。
物量投入型の山水のアンプに比べれば、筐体は押すとペコペコするし重さも軽いということでさほど大きな期待はしていなかったのですが(この時は、重い=トランスがデカイ方が低音が出ると思っていた)、実際に音を出してみると山水のアンプよりも力強い低音が出て本当に驚きました。
ちなみにこの時期に購入したステレオサウンドの別冊(スピーカー特集?)で、ソナスファベールというスピーカーの存在を知りました。載っていたのはエレクタアマトールで、小さいくせになんでこんなに高いのかと不思議に思ったものですが、それを後に自分が買うことになるなんてその時は想像だにしませんでした(実際に購入したのはエレクタアマトール2です)。


この後暫くの間は再びオーディオから遠ざかります。厳密に言うとカーオーディオの方に傾いたというのが正しいかな。そして再びオーディオ熱が再燃する切っ掛けとなったのがスピーカーの買い替えでした。


というわけで第4期に続く。