帰省の際、母から写真のプリントを頼まれました。自宅に戻ってからプリントアウトしようとしたところ、プリンタのインクがいくつか切れかけていました。そこでamazonに注文しようとキャノンのインクカートリッジの検索をしている際、ふと思ったんですね。どのみち年末にプリンタを買い替えるつもりだったのだから、今買い替えればいいんじゃないか、と。
現在使用しているキャノンのMG6130は2010年12月に購入したので4年と8ヶ月が経過しており、年賀状印刷にも5回使用しています。外観はきれいなんだけど、自動両面印刷がうまくいかなかったりするし、今年の正月には不可思議なトラブルも発生しているので、買い替えてもバチは当たらないでしょう。
というわけでキャノンのサイトでプリンタの製品ラインナップを確認し、複合機のMG7530を選定。それからamazonで価格を調べたところ、なんと12,281円でした。MG6130は19,210円で購入したので、それに比べると随分安いです。恐らく来月に新製品が出るので価格がこなれているのでしょう。これなら問題ないのですぐに注文し、翌日到着。
できればシルバーカラーが良かったんだけどMG7530のラインナップにはなかったので、ホワイトを選択。
給紙カセットは2段になっていました。A4用紙は下段を、はがきは上段を使います。MG6130でのはがき印刷は本体後部からの給紙だったので構造が随分変化しています。勿論、後部給紙よりもフロントトレイでの給紙の方が楽なのですが(棚の上にプリンタを置いてあるため、後部トレイにはがきをセットする際は椅子に乗って作業しなければならない)、一度にセットできる枚数は写真用年賀はがき(光沢)で20枚と少ないため、その点はMG6130の方が優れています。
フロントパネルを開けると自動的に補助トレイ(排紙を受ける)が出てきます。MG6130は手動で拡げなければならなかったので楽ちんです。
インクカートリッジの交換をする際、MG6130は本体上部カバー(ヒンジは後部上端)をまるごと開く必要がありましたが、MG7530は上部カバーの前方にある操作パネルだけが斜め後ろにスライド開閉する構造になっています。
無線LANのアクセスポイントを設定する際、パスワードを入力するのが面倒だったのでAOSSを使いました。プリンタとアクセスポイント間は問題なく接続できたのですが、何故かMacbook Proからプリンタを認識できません(ネットワーク上のリストに表示されない)。OSXの無線LAN設定を見直したり、接続方法をプリンタと同じ2.4GHzに合わせてみたり、困った時の常套手段であるリスタートを試みてもダメ。MG6130では何の問題も無く認識できていたのでどうにも不可解です。
手詰まりになってしまったので、5年近く前にはなるもののMG6130の時はどうしただろうと記憶を漁ってみたところ、何となくですがWi-Fi設定時に面倒くさいなぁと思いながらパスワード(21桁)を入力したような気がします。そこでAOSSをやめて手動設定に切り替えたら見事にうまくいきました。
ちなみにMacbook Proと無線LANルーター間は手動設定なので、現象面だけから推察すると、無線LANルーターに接続されている機器間で通信を行う場合、AOSSで設定した機器同士あるいは手動設定した機器同士はうまく通信できるけど、設定方法が異なる機器同士だとうまく通信できない場合があるのかもしれません。
私の拙い知識では「そんなことはおこらないはず」と思うのですが、以前、浴室で使うポータブルTVの接続状態を改善しようと無線LANの中継機を設置した際、無線LANルーター〜中継ポイント〜ポータブルTVの接続方法を全てAOSSにしたらうまくいったということがあるので、経験的には納得感があります。
まあ確かな理由はわからないけど、結果的にはMacbook Proからプリンタを認識できるようになったので一安心。早速写真をプリントアウトして、母に送りました。
L版を10枚印刷しただけなのでハッキリとは言えませんが、印刷スピードが速くなったとか、印刷品質が上がったとかは特に感じませんでした。ただ、インクカートリッジが大容量になったので、その点はうれしいですね。
あと4ヶ月ほどでメインイベントとなる年賀状印刷をすることになりますが、2016年版の写真用年賀はがきでは果たしてうまく自動両面印刷できるかな? 期待半分、不安半分です。

Canon インクジェットプリンター複合機 PIXUS MG7530 WH ホワイト
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2014/09/04
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