Macbook Pro 15inch with Retina Display(mid 2012)のBootCamp上には、DSP版のWindows7(SP1)がインストールしてあります。ここ数年は、自宅で仕事の書類を作成しなければならないような状況がほぼ無くなったので、windowsを使用するのは「筆まめ」を使って年賀状を作成する時だけです。でもその年賀状作成も今年中に「宛名職人」を購入してmac環境に移行するつもりなので、もはやWindowsを使用する必要は無くなります。
BootCampには80GBのスペースを割り当ててあるので、BootCampパーティションを削除してOSXで使える領域を増やそうかとも思ったのですが、Windows7ユーザーはWindows10へのアップグレードが無料でできるとのことなので、とりあえずアップグレードしてみて、削除するかどうかはその後で考えることにしました。
MBPR mid2012 のプロセッサはintel core i7 2.6GHzだし、グラフィックボードもNVIDIA GeForce GT 650Mとそれなりなので、Windows10へのアップグレード可能なハードのスペックは満たしています。ところが、Windowsアップデートの最新版を適用しても、タスクバーに表示されるはずの小さな Windowsアイコンが出ないのです。更新プログラム KB3035583 もちゃんとインストールされているのでWindowsアイコンは出るはずなんですが...。
もしかしてDSP版はアップグレード対象じゃ無いのかなと思って調べてみましたが、ちゃんと対象になっています。
仕方が無いのでネットで情報を調べまくった結果、ようやく原因に辿り着きました。実はそのことはWindows10へのアップグレードにおけるシステム要件にも記載されているのですが、当然満たしているものだとばかり思っていたのでスルーしてたんですよね。
その原因〜アップグレードするために必要なシステム要件〜は
「HDDの空き容量が20GB以上(64bit版の場合)」
というやつでした(^_^;
BootCampに80GB割り当てて、しかも年賀状作成にしか使っていないので、当然のことながら空き容量に問題はないと思っていたのですが、調べてみたら何と17GBしかなかったのです。最初にインストールした時はもっと空き容量があったのに、いつのまにかこんな状態に。恐らく原因は毎月のWindowsのupdateプログラムが積もりに積もって空き容量を食いつぶしてきたのだと思います。
兎にも角にも空き容量を増やさざるを得ないので、まずは年賀状関連ファイルを外付けHDDにバックアップして削除。まだ足りないので使わなそうなプログラムやユーティリティを削除。それでも足りないので、最近のWindows updateプログラムの中から必須では無いものをアンインストールし、ようやく21GBの空き領域を確保しました。
その後再起動してみると、アップグレード予約用のWindowsアイコンがタスクバーに表示されたので、予約を実施。これで一安心です。やれやれ...。
macのBootCampでWindowsを走らせている方、Windows10にアップグレードする際にはHDD空き容量にお気をつけください。
【8/3追記】
NVIDIAのディスプレイドライバーのアップデートを実施したら、またもや空き容量が17GBに減ってしまいました。もうこれ以上削除できるソフトやデータがないので、ネットでWindows Updateファイルの削除について調べてみたところ、システムアクセサリーにディスククリーナというのがあり、それを使うとWindows Updateファイルの中から不要なものを削除してくれることがわかりました。早速実行してみたら(アップデートファイルだけではなく、SP1のバックアップファイルも削除)、24GBにまで空き容量が増加! これはお薦めです。