日曜日に自力交換したキッチン用の混合水栓(TOTO キッチン用 台付シングルレバー混合栓 ハンドシャワー形 TKGG32EB)について、使用感など書き留めておきます。
- 取り付けた時に初めて気がついたのですが、前に使っていたMYMのものよりもスパウト部の長さが短くて、角度が急です。だからといって使いにくいというわけでは無く、単に少し勝手が違うというだけ。慣れれば問題ありません。
- これはちょっと不便かもしれないのが、ハンドシャワー部とスパウト部の接合部の構造。MYMの接合部は厚みが2cmほどの雄と雌の歯車みたいなかみ合わせ構造になっていたので、ハンドシャワー部を捻っても(回転させても)位置がずれない構造になっていました。それに対しTOTOのは噛み合わせがないためにヘッドに手が当たったりするとハンドシャワー部が回転しやすいです。回転すると水の向きが左右にずれるのでちょっと嫌かなぁ。
- ハンドシャワー部がMYMのものよりも軽いので扱いやすいです。
- シャワー切り替えリングで普通のシャワーとミクロソフトシャワーとの切り替えが可能。最初はミクロソフトだと水圧が弱くて使いにくと思っていたのですが、実はミクロソフトは水が食器に当たった時の跳ね返りが弱いため、周りに水が飛び散りにくいということがわかりました。これは便利です。
- 取り付けたシンクの縁の部分がシンクに向かって僅かに傾いているため(水が溜まりにくくするため)、本体の中心軸もシンク側に僅かに傾いています。そのため、スパウト部を左右に大きく回した時の吐水にも左右の角度がついてしまっています。それ自体は大した問題では無いのですが、MYMの時は全く気にならなかったので、「なぜMYMだと気にならなかったのだろう?」という理由の方が気になります。
あと、eco機能(レバーハンドル位置が中央の時は湯・水の混合水ではなく水が出るので、気づかずに湯沸かし器が動いているということが起こりにくい)がついていますが、そもそもレバーを中央位置付近にして使うことが無いため、私にはさほど関係ありません。でも水から混合水に切り替わるポイントにクリック感があるのは便利かも。
まだ2日ほどの使用日数でしかありませんが、機能的には概ね満足しています。何よりも新しいものは使っていて気持ちがいいですね。
一方、問題はあったものの、MYMの混合水栓も結構使いやすかったんだなぁと今さらながら感じました。デザインもどちらかと言えばMYMの方が好みだったし。
とは言え、交換したことには微塵の後悔もありません。今回の自力交換に味を占めたので、夏の帰省時に実家の浴室の混合栓とシャワーを交換しようかなと思案中です。

TOTO キッチン用水栓 めっきハンドシャワー TKGG32EB
- メディア: Tools & Hardware