正式発表では無いものの、今度は本当なんじゃないかな。CEATECもそうだけど、今の流れは明らかに4Kに向かっているように思います。でも4Kを50〜65インチクラスのプラズマで実現するのは(技術的にもコスト的にも)難しいと思うので、4Kは液晶と有機ELで戦うことになるでしょう。だとすれば、業務用大型サイネージはともかくとして、家庭用プラズマからは撤退というのが妥当な判断だと思います。
個人的には液晶よりもプラズマ方式の方が好きなので、次に買い替えるならVT60かなと思っていましたが、実際に4K映像を見ると「やっぱり次は4Kかな(ICC Puriosだったら最高!)」と考えが変わってきました。プラズマ贔屓の私ですらそうですから、世間一般で考えるともはやプラズマは死に体でしょう。
パナソニック 55V型 液晶 テレビ VIERA TH-P55VT60 フルハイビジョン 2013年モデル
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現時点での買いたいテレビ(欲しいテレビではなく、買える価格範囲で選択するならという意味)の最右翼は、やはりSonyのX8500A(55型)かな。X9200Aは左右に付いているスピーカーのせいでサイズ的に入りませんでしたが、X8500Aであればギリギリ入りますからね。
ソニー 55V型 液晶 テレビ ブラビア KD-55X8500A 4K 2013年モデル
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でもHDMI2.0(4K/50p、4K/60p)に対応してないとか、バックライトがエッジ型LEDだとかいう不満もあるので、今買い替えるのは得策ではありません。せめてHDMI2.0には対応してもらわないと、将来4Kコンテンツが出てきた時にネイティブでは見られないという事態が生じかねませんから。
CEATECで展示されていたパナソニックの55型有機ELパネルは、昨年6月にソニーとパナソニックで締結した「次世代有機ELパネルとモジュールの共同開発プロジェクト」(13年中には量産技術の確立を目指す)の産物らしいので、早ければ来年の秋くらいには製品化されるかもしれません。
一方ソニーの有機ELパネル(おそらく共同開発プロジェクトとは別物の独自開発パネル)はSTE方式/ITZO半導体駆動で発色が素晴らしいらしいです。ただ印刷と真空蒸着のハイブリッド型形成方式故に製造コストが高く付くのが難点で、量産化時期についても言及はされていません。
いずれにしても次に買い替えるなら4K有機ELにしたいので、今使っているリアプロ50A2500のランプはもう一回交換することになりそうです。