システムエンハンサーでバーンインを始めてから約2時間。cambridge audio iD100の初試聴をHAS(ヘッドフォンオーディオシステム)にて実施。時間にして約30分程度の短い試聴です。
構成は、iD100>Optlink-5>M1 DAC>OrganicAudio(RCA)>m903>Edition8(P) で、従来のHASのND-S1(エーワイ電子製外部電源にて給電)をiD100(付属ACアダプタにて給電)に置き換えただけです。
とりあえず第一印象を箇条書きにしてみると、
・思ったよりもまともな音
・でも、良く聞くと高域が少しきつい
・低域の量感、力強さに欠ける
・空間情報が若干少ないかも
という感じで、おろしたてにしてはまともに鳴っているけれど、良く聞くと粗が目立ってくるという印象でした。
ここで、iD100の売りの一つである“Appleデバイスへの電源チャージのON/OFF機能”を試してみました。
OFFにすると明らかに高域のきつさが取れて当たりの柔らかい音に変化します。この変化は、170iTransportの電源をAC電源からバッテリー電源に変えた時に感じた印象にやや近いですね。
効果感としてはトランスポート自体をバッテリー駆動にする方が大きいですが、iPodへの給電をOFFにするだけでも予想通り効果があるようです。
これでエーワイ電子製の外部電源を使用すれば、先のネガティブな第一印象もかなり改善されると思われます。届くのが待ち遠しいですね。