ND-S1>Optlink-5>m903>T1
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<試聴アルバム>
ARIA The ORIGINATION ピアノ・コレクションII「ディパルテンツァ-旅立ち-」
- アーティスト: 窪田ミナ,SONOROUS 妹尾武,妹尾武,窪田ミナ,SONOROUS
- 出版社/メーカー: JVCエンタテインメント
- 発売日: 2008/03/26
- メディア: CD
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全体に薄いベールがかかったような音。m903のDACを通しているが、思ったよりもピアノのタッチが柔らかい。アンプ部のキャラは殆ど変わっていないはずなので、この柔らかさはエージング不足で高域が伸びていない故なのか、それともDACのキャラなのか...。
試しにM1-DACからのアナログ入力に切り替えて聞いてみると(ND-S1>KS-2020>M1-DAC>NBS KingSerpentIII>m903)、やはり薄いベールがかかったような音だが、M1-DACの方が音(特に中域)に厚みがある。(注:当然ケーブルの影響があるので、もう少しエージングが進んだら同一のワイヤリングで試してみる予定)
再びm903に戻して聴きつづける。m902のDACの最大の不満点は音が薄くて若干素っ気なく感じる点、音のテクスチャーがやや粗く緻密さやきめ細やかさに欠ける点(特に響きを聴くとよくわかる)という2点だったが(尤もPOPSやROCKなどではそれが逆に勢いや切れの良さにつながってM1-DACよりも好ましく感じられなくもなかったが)、現時点では随分改善されているように感じる。
M1-DACよりはまだ薄いけどm902ほどではないような気がするし、響きの密度感も高まり情緒性も(意外に)表現できている感じ。