memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

m903 エージングメモ #1

ND-S1>Optlink-5>m903>T1
システムエンハンサーのリピート後9時間経過時点。
<試聴アルバム>


全体に薄いベールがかかったような音。m903のDACを通しているが、思ったよりもピアノのタッチが柔らかい。アンプ部のキャラは殆ど変わっていないはずなので、この柔らかさはエージング不足で高域が伸びていない故なのか、それともDACのキャラなのか...。

試しにM1-DACからのアナログ入力に切り替えて聞いてみると(ND-S1>KS-2020>M1-DAC>NBS KingSerpentIII>m903)、やはり薄いベールがかかったような音だが、M1-DACの方が音(特に中域)に厚みがある。(注:当然ケーブルの影響があるので、もう少しエージングが進んだら同一のワイヤリングで試してみる予定)


再びm903に戻して聴きつづける。m902のDACの最大の不満点は音が薄くて若干素っ気なく感じる点、音のテクスチャーがやや粗く緻密さやきめ細やかさに欠ける点(特に響きを聴くとよくわかる)という2点だったが(尤もPOPSやROCKなどではそれが逆に勢いや切れの良さにつながってM1-DACよりも好ましく感じられなくもなかったが)、現時点では随分改善されているように感じる。
M1-DACよりはまだ薄いけどm902ほどではないような気がするし、響きの密度感も高まり情緒性も(意外に)表現できている感じ。


そうでなくては困るけど、m902のDACよりは良さそう。ただしM1-DACを退けられるかは...?