積ん読ライブラリ

QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)

【評価】★★★★★
このQEDシリーズはもはや歴史ミステリーパートだけが楽しみとなってしまったのですが、今回の“出雲”は面白かったです！出雲といえば島根とばっかり思っていたのですが、まさか奈良に源流があったなんて！以前奈良に行ったときは「酒船石」や「石舞台」などの謎多き遺跡ばかり見て回りましたが、今度行くときは石上神宮、素盞雄神社、十二柱神社、穴師坐兵主神社などを見て回りたいものです。後は亀岡（京都）の出雲大神宮（元出雲）も。
なお今作ではタタルと奈々の関係がちょっと深まったり、タタルの過去が少し見え隠れしたり、あとは出賀茂神社において“カンナ 奥州の覇者 ”のお話とクロスしたり...と、歴史ミステリー以外の部分でも楽しめました♪

特殊防諜班 諜報潜入 (講談社文庫)

【評価】★★★★☆
シリーズ五作目ですが、相変わらずの安定感。安心して楽しめます！

奏者水滸伝 阿羅漢集結 (講談社文庫)

【評価】★★★★☆
今野敏さんの最初の長編シリーズである“ジャズ水滸伝”の2度目の文庫化だそうです。音楽、アクション、超能力、伝奇的要素が散りばめられており、今後の展開が楽しみ。