memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

積ん読ライブラリ

書き忘れたまま既に読んでしまったものもありますが、後々のために記録しておきます。


西尾維新さんの物語シリーズ最新作。前作の『猫物語(黒)』はちょっと不満が残る内容でしたが、今作は如何に?

猫物語 (白) (講談社BOX)

猫物語 (白) (講談社BOX)


タイトルに惹かれて購入したのですが、そう言えば麻耶雄嵩さんの作品は以前に“メルカトル鮎”ものを2冊ほど読んでいました。わりと好きな作風だと思いつつも縁がなかったのか、久々の購入です。

隻眼の少女

隻眼の少女

【評価】★★★★☆
この結末はちょっと反則っぽい気もしますが、御陵みかげがかわいいから良しとしましょう。この展開だと次作はなさそうというか難しい気がしますが〜書けないことはないでしょうが三代目みかげのキャラが少し弱いです。二代目みかげの方だったら書きやすかったでしょうが、○○じゃったから...。あっ、でも、一代目が解決できなかった事件を三代目が解決するという展開はあるかもしれませんね〜個人的には続きがあると嬉しいかも。


奏者水滸伝シリーズの第5作。

奏者水滸伝 四人、海を渡る (講談社文庫)

奏者水滸伝 四人、海を渡る (講談社文庫)

【評価】★★★☆☆
今回はアメリカが舞台だったので多少目先が変わった部分はありましたが、表面的なストーリーは異なるものの本質的な構成は毎回同じなので、少し飽きてきました。『特殊防諜班』シリーズのように明確な敵(巨悪の存在)が登場すればまた違ってくるんでしょうけどね。


高田崇史さんの作品。amazonでたまたま見つけたので購入してみました。

鬼神伝 (講談社ノベルス)

鬼神伝 (講談社ノベルス)

鬼神伝 龍の巻 (講談社ノベルス)

鬼神伝 龍の巻 (講談社ノベルス)

【評価】★★★☆☆
高田さんお得意の“人と鬼の構図”がベースとなった伝奇ファンタジー小説。まあ楽しく読ませていただきましたが、得るところ(歴史ミステリーに纏わる新しい知見)は少なかったかなぁ...。ちなみにこの作品、映画化決定だそうです。