積ん読ライブラリ

先日、読んだ本の整理をした際にふと眼にとまり「神は沈黙せず（上・下）」を再度読み直したのですが、ディティール描写が昨今の日本の状況を的確に言い当てているような気がして最初に読んだ時よりも随分と面白く読むことができました。で、著者の山本弘さんの過去の作品を購入。

闇が落ちる前に、もう一度 (角川文庫)

アイの物語 (角川文庫)

メフィスト賞受賞作の「ウルチモ・トルッコ　犯人はあなただ！」は正直なところあまり面白くなかったので深水黎一郎さんはスルーしていたのですが、講談社BOOK倶楽部のメルマガに書いてあった最新作のお知らせを読んでみると「芸術探偵シリーズ」とかいうのが結構面白そう。と言うわけで遅まきながらシリーズ3作を購入。

エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)

【評価】★★★★☆
意外にも“エコールド・パリ”に関する美術史論が結構面白かったので。ミステリー自体は特に...ですが、今後に期待して。

トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ (講談社ノベルス)

花窗玻璃 シャガールの黙示 (講談社ノベルス)

毎度ながら、つい惰性で...(^^ゞ

お釈迦様もみてる ウェット or ドライ (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)

【評価】★★★☆☆
これまでのよりは面白く読めましたが、やっぱり感情移入ができない。