memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Guarneri memento ser#012

趣味の領域はいくつかあるのですが、平均的にみて最も高関与なのがaudioです。基本はpure audioなのですが、DVDも見ることができるシステムなのでAVシステム(ただし2.1ch)と言えなくもありません。その辺りの話は追々触れることにして、まずはaudioシステムのコアであるスピーカーの話から。

Guarneri memento(ガルネリ・メメント)はイタリアのSonusFaber(ソナス・ファベール)というメーカーのスピーカーで、オマージュシリーズの第1作であるGuarneri Homageの後継機にあたります。
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/guarneri.html

「1993年、リュートの形に霊感を得て、Guarneri Homage が誕生しました。ガルネリ・オマージュは、限りなくポイント・ソースに近い音場を再現する理想的な音楽再生用コンパクト・スピーカーの具現化でした。」〔輸入元・(株)ノアの説明より引用〕
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/stradi.html

このGuarneri Homageというスピーカーは、音もさることながら、その美しいデザインも相まって、ハイエンド・小型2wayスピーカーの代表的な機種としてロングセラーとなりました。(特に日本で人気が高かったそうです。)そして昨年12月の中旬、ダイナミックオーディオ5555・K氏から届いたメルマガに、このGuarneri Homage の後継機としてGuarneri mementoが発売されること、さらに小さな写真とスペックへのリンクが記載されていました。その時点では輸入元にも試聴機が届いておらず、日本では誰も音を聴いたことがない状態だったのですが、半日ほど考えて、K氏にオーダーを出してしまいました。所謂、衝動買いという奴です。
もともとの計画ではスピーカーを買い替えるのは2007年の予定だったのですが、「これだ!これしかない!」と私のゴーストが囁くのです。このようにゴーストが囁く場合は何故か選択が正しい(後悔しない)ことが多いので、私としてはある意味確信を持ってオーダーしたわけですが、ゴーストの囁きが聞こえるのはいつも金額が高いものばかりである理由はあえて分析しません。日本人らしからず蓄えのない私としては当然ローンを組む羽目になるのですが、幸か不幸かショップ年末恒例のローン金利ゼロ(ゼロではなくアドオン5.5%でした。でも値引きは良かったので...)キャンペーンという割と魅惑的なオファーがあったことは言及しておく必要があります。

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そんなこんなで、オーダーから約5週間ほど後の1月29日、メイド・イン・イタリア(ちなみにハンドメイド)にしては意外にも当初の予定よりも早く、我が家にGuarneri mementoが届きました。本体が入っている木箱を開け、ワインレッドのフランネルカバーから恭しく取り出したGuarneri mementoのシリアルナンバーは012。世界で12台目、輸入元の試聴機を除くと日本では記念すべき1台目(K氏談)でした。
〔注〕記念すべきという意味は「私にとって記念すべき」という意味です。ちなみに賢明なオーディオファイルの方たちは「試聴せずに買う」などという無謀な行為はなさいませんので...念のため。
う〜む、購入顛末記になってしまいました。でも、これも記憶に留めておくべきことではあるのでよしとしましょう。明日は音について書きたいと思います。