先日テレビを見ていたら、お掃除テクニックの一つとして「セスキ炭酸ソーダを使うと油汚れが簡単に落ちる」というのをやっていました。油汚れに重曹を使うのは知っていましたが、セスキ炭酸ソーダってやつは初めて聞きました。
そこで調べてみると、セスキ炭酸ソーダの方が重曹よりもアルカリ性が強く、油汚れへの効果が高いようです。逆に重曹は研磨力があり、鍋の焦げつきに対する効果は高いみたい。
amazonで調べてみたら1Kgで600円ちょっとだったので、スプレーボトルと一緒に購入。
2.5g(小さじ半分)を250mlの水で溶かし、まずはレンジ周りで試してみたところ、驚くほど簡単に油汚れが落ちました! 今まで色々な洗剤やお掃除シートを試してきましたが、そんな試行錯誤がバカみたいに思えるほどの効果です。
また、試しに空気清浄機の本体(ヤニで少し茶色くなっている)に使ってみたら、これまた簡単にヤニが落ちました。
恐るべし、セスキ炭酸ソーダ。
レンジ周りがこれだけ簡単にキレイになるなら、当然換気扇フードもいけるはず。実は換気扇フードって、放っておくと油汚れの上に埃が被さってしまい掃除が大変なんですよね。
これまでは表面がザラザラで掻き出し効果のあるレンジ用クリーニングシートを使っていたのですが、かなり力を入れて何回も拭き取らないとキレイにならないので、何か他に良い方法が無いものかと思っていたのです。でもセスキ炭酸ソーダを使えば簡単にキレイになりそうな予感。
ということで早速換気扇フードに吹きかけてみたところ、確かに汚れは落ちるのですが、茶色い液体がレンジ周りや床にボタボタ落ちてしまいます。そりゃ、そうだよなぁ。
う〜ん。何か良い方法は無いものかとしばし考え、思いついたのがクッキングペーパーを使う方法。クッキングペーパーをレンジフードに被せ、その上からセスキ炭酸ソーダを吹きかけてクッキングペーパーをビチャビチャに湿らせます。この状態でしばらく置いておけば油汚れが落ちるんじゃ無いかと。
何はともあれ、やってみました。
こんな感じで貼りつけます。ちなみに使用しているクッキングペーパーは「エリエール タフキッチンタオル」。2枚重ねになっているので、破れにくくて非常に便利。バウンティのは価格が高いので、私はタフキッチンタオルを愛用してます。
クッキングペーパーの左側の白いまだらになっている箇所が、剥がした直後の状態です。油が白くなっています。これを拭き取ればさっと汚れが落ちるかなと期待していたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。クッキングペーパーで軽く拭いた程度では全く落ちてくれません。強く擦ってようやくという感じですが、拭き残しも多し。
結局、白いところにセスキ炭酸ソーダを少量吹きかけては直ぐに拭き取るという作業を2回繰り返すことで概ねキレイになりました。やれやれ。
次は側面の掃除にかかりますが、セスキ炭酸ソーダで湿らせたクッキングペーパーで油汚れを溶かす作戦は、期待していたほど効率的では無かったので、次に試したのが直吹き作戦。ただし直吹きだと油が溶けた茶色い液体が下に落ちてしまうため、レンジフードの下端部分にクッキングペーパーの液だれ止めを作りました。これなら茶色い液体はクッキングペーパーに吸収されるはず。
こんな感じで液だれ止めを作った上で、上部にセスキ炭酸ソーダを直吹きし、1分程してから拭き取ってみたら、簡単に汚れが落ちました。直吹きした方がスッと汚れが落ちて手間がかかりません。断然こっちの方が良いです。1回だけでもかなり汚れは落ちましたが、念のために2回繰り返しました。その後水拭きをして作業終了。
アルミ・銅・真鍮、皮革素材、ニス塗り家具、畳など、セスキ炭酸ソーダが使えない素材もあるようですが、我が家の台所周りは大体使えそうだし、空気清浄機やエアコン本体、さらには洗濯時の皮脂汚れ落としにも使えるようなので、利用範囲はかなり広そう。これはお薦めです!
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