memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

富山庄川小矢部自転車道

先日のブログで「富山に引っ越してきて4カ所の自転車専用道(自転車・歩行者専用道路)を走ってみましたが、どの自転車道も道が狭いし、途中で車止めがあったりして走りにくく、二度と走ろうとは思いません。」と書きました。
これまで走ったことのある自転車専用道についてはその通りですが、昨日走った自転車専用道は割と気持ち良く走れたので紹介しておきます。

それは富山庄川小矢部自転車道(富山から小矢部市を結ぶ全長約59kmの自転車道)の庄川東岸沿いの区間です。

庄川沿いの車道に隣接する形で走っていて、道幅は広くはないけれど川沿いなので開放感が抜群。

夏場ということもあって行程の半分以上はこんな感じで草が道路にはみ出しており、路面もひび割れていて整備されているとは言いがたいものの、

半分弱くらいは路面がキレイで凄く走りやすかったです。

尤も、自転車専用道の左側の車道の方がもっと走りやすそうですけどね。

ちなみに平日ということもあってか、すれ違ったのは通学の自転車2台だけでした。

今回は庄川東岸を南下する方向で走ったのですが、その先は庄川を横断して西岸を走る専用道があるみたいなので、機会があれば走ってみたいです。


iPad Pro 11 inch(第3世代)の導入

我が家のメインタブレットとして君臨してきたiPad Pro 10.5 inch(2017:256GB, Wi-Fi + Cellularモデル)を買い替えました。

新たに導入したのはiPad Pro 11 inch(2021:256GB, Wi-Fi + Cellularモデル)です。

本当はもう少しメインタブレットとして頑張って欲しかったのですが、色々と不具合が出てきたため買い替えることに。
具体的には次のような不具合です。

  • Macbook ProへのバックアップをiTunesアプリ経由で行っている時には問題なかったのに、macOS Catalina(2019年10月〜)以降でFinder経由になってからは正常に認識されなくなり、Macbook Proに接続しても復元メニューしか現れなくなった。ちなみにiPad mini(第5世代)、iPad(第6世代)は正常に認識されるので、iPad Pro 10.5 inch側の問題だと思われる。
  • 昨年くらいから本体裏の下側が熱を持つようになった。再起動すると直るのだけれど、不定期に再発する。
  • 写真アプリ(5万以上の写真を保存)を一定時間以上使っていると動きがおかしくなる。アプリの再起動では直らないが本体を再起動すると直るので、恐らくメモリ(キャッシュ)の問題だと思う。
  • SafariGoogleの画像検索をする際、暫く使っていると検索窓が表示されなくなる。最初はGoogleSafariの問題だと思っていたのだが、iPad Pro 11 inchではそのような症状が出なかったので、もしかしたらiPad Pro 10.5 inch側の問題かもしれない。
  • バッテリーの持ちが悪くなってきた。使用時間にもよるけど、毎日1〜3回充電しなければならない。
  • 液晶画面に焼付(輝度ムラ)?が生じていることを最近発見。真っ白の壁紙を作成して最大輝度で数時間放置してみたけど一向に解消される気配がないので、もしかしたら焼付ではなく別の問題なのかもしれない。液晶パネルの交換も検討したが、Appleだと5万円以上、近隣のiPad修理店でも3万5千円ほどかかるので、だったら買い替えた方が...。

こんな感じで徐々に不具合が増えてきていました。
修理(液晶交換、バッテリー交換)すると結構な費用がかかるし、4年間フルで使ったし、iPad ProもM1チップになったので頃合いかなと。


スペックですが、実家に戻ってからは母の通院時の待ち時間など屋外でiPad Proを使うことが増えたためセルラーモデルが必須。
iPad Pro 10.5 inchのメモリ使用量が130GBくらいだったので、搭載メモリは10.5 inchと同じ256GBを選択。色は今回もシルバーです。

25日にアップルストアで注文し、1週間後の昨日(9/1)到着しました。


開封後直ぐに保護ガラスを貼り、起動してiPad Pro 10.5 inchの設定&データをワイヤレスで転送。Macbook Proでは正常に認識されなかったのでちゃんと転送できるかどうか心配でしたが、それは杞憂でした。
転送後に調べてみたところ、5万枚以上の画像を含め全て正常に転送されていました♪

次にIIJmioの構成プロファイルをインストールし、10.5 inchのnanoSIMを11 inchに移植してセットアップ完了。
念のためMacbook Proにつないでバックアップを作成。


その後、10.5 inchを工場出荷状態にリセットし、先ほどとは逆に11 inchの方から10.5 inchに設定&データを転送。
転送終了後にMacbook Proにつないでみたところ、今度は正常に認識されました。と言うことは10.5 inchはシステムかデータ構造が壊れていたようです。

流石に液晶の焼付はそのままだったけど、熱の問題、メモリキャッシュ、Google検索窓が消える問題がどうなるか経過観察してみる予定。
解消されていたらラッキー♪ くらいの期待感ですが、新しいiPad Proを導入したとは言えサブ機として使いたいですからね。


★ESRの保護ガラスは貼り付け用ガイド枠が同梱されているため失敗する確率が低いです。うちの5台のiPad/iPhoneは全てESRの保護ガラス(ガイド枠同梱タイプ)を使用しています♪


★いつも使用している薄型でPC(ポリカーボネート)製の安いのがなかったので試しにこれにしてみましたが、背面のプラ板〜商品タイトルではPCとなっていて、商品説明ではアクリル板と書いてあるけど、実物をさわった感じではただのプラ板としか思えない〜に細かい傷が沢山ついてました(片面は保護ビニールが貼ってあって無傷だけどもう片面が傷だらけ)。
一方、TPU製のバンパー部はスピーカー&マイク穴位置や音量ボタンカバー位置の精度が高く、ボタンの動きも悪くありません。このバンパー部だけは良い出来だと思うけど、製品全体としてはお薦めしません。
(まだ届いてないけど)結局PC製のやつを買い直したのでケチらずに最初からPC製にしておけば良かったです。

Bianchi Infinito CV Disk:Garmin Edge830の導入と70kmライド

Bianchi Infinito CV Disk 第1段階カスタマイズの最後はサイクルコンピューターの新調です。(BB交換が最後のつもりだったけど予定変更)

富山に引っ越す際、WAHOO Element Boltを紛失してしまったために暫定的に中華製のCYCPLUS M1を導入しましたが、CYCPLUS M1は基本的なセンサー指標(速度、ケイデンス、心拍、パワー)や走行データ(時間、距離、傾度他)を表示する分には全く不満は無いものの、マップ表示とナビ、そしてトレーニング系のメニューは搭載していないため、今後のことを考えてGarmin Edge830を導入しました。
これまではiPhoneでマップ表示をしていたのですが、iPhoneのバッテリー消耗があまりに速いのでマップとナビはサイコンに任せようと...。

本当は新型のElement Boltの方が安くて良かったんだけど、どこの店(オンラインショップ)も在庫切れだったため、仕方なくGarminにしました。
Edge530ではなく830を選んだ理由は、830はタッチスクリーンなので使いやすいというレビューを見たから。ボタン操作に慣れてしまえば機能的には同じなんだけど、走りながらの操作ということを考えると直感的でわかりやすい方が良いかなと...。

ちなみに530は本体だけ買えるのですが、830はセンサーバンドル版しかないので速度/ケイデンス/心拍センサーも結果的には新調することになりました。

センサーバンドル版は3つのセンサーが予めペアリングされているとのことだったのですが、速度センサーだけ認識されません。付属の電池切れかと思って新品の電池に替えてみてもダメ。
色々試行錯誤した結果、本体に表示されている速度センサーのIDとバンドルされていた速度センサーのIDが違っていることがわかり、一旦削除して再度ペアリングし直したらあっけなく認識されました。


導入後3回使用した感想は、起動スピードはWAHOOより速いし、タッチ反応もまあまあ速いので使い勝手は悪くないかな。マップやナビも(iPhoneGoogle Mapほどではないにせよ)それなりに使えます。

またナビゲーション時に使用できるClimbPro(ヒルクライム時に頂上までの距離、残りの平均勾配、勾配変化グラフが表示される)というメニューは、ヒルクライムが超苦手な私にとってはとても有り難い機能で、これがあるだけでもGarminにして良かったなと思いました。

ただパワーメーターがあるともっと便利になる(色々な指標が測定できる)ようなので、Speedplayのペダル一体型パワーメーターが発売されたら(夏頃発売という話だったんだけどまだ発売されていない)導入しようかなと考えています。


まあそれはそれとして、Infinitoの第1段階カスタマイズとして予定していたメニューは全て完了したので、その記念というわけでもないのだけれど、普段よりも長目のライドに挑戦してみました。と言っても70kmなんですが、私にとってはこれまでの最長ライドです。

目的地は富山市岩瀬を起点として朝日町まで続く全長65kmのしんきろう自転車道の入口付近。いずれ朝日町まで走ってみたいとは思うけど、とりあえずは常願寺川河口の今川橋あたりが今回の目的地です。海岸沿いを走るサイクリングロードらしいので一度行ってみたいと思ってました。


神通川河口の公園。ここから少し走るとしんきろう自転車道の入口があります。


入口から少し走った辺り。左手の松並木の向こうに海があります。


もう暫く走ると松並木が切れて海が見えてきました。


常願寺川河口にある浜黒崎キャンプ場付近の堤防。キャンプ場までの2km弱ほどはサイクリング道の左右に植えてある松並木に挟まれた道になっていて、日差しは遮られて薄暗いし、枯れた松葉や枝が道路に積もっていて正直走りにくかったです。浜黒崎以降も松並木の間を走るみたいだったので今回はここで折り返しました。


帰路は走りにくい自転車道を避け、海岸堤防沿いの道(車は通れない)を走行。右手には富山湾が開け、道は自転車道よりも広いコンクリートで、海岸線につきものの浮き砂もほとんど無く、とても気持ち良く走れました♪
しんきろう自転車道の今回走った区間は二度と走らないと思うけど、この海岸沿いの道はぜひともまた走りに来たいです!

ちなみに富山に引っ越してきて4カ所の自転車専用道(自転車・歩行者専用道路)を走ってみましたが、どの自転車道も道が狭いし、途中で車止めがあったりして走りにくく、二度と走ろうとは思いません。
自転車専用道(一般車道でサイクルロード指定がされている道ではありません。あくまで専用道路の方です)を走るくらいなら、農道や海岸・河岸堤防の方が圧倒的に走りやすくて比較にならないくらい気持ちいいし、そうでなければ普通の市道・県道を走る方がよほど走りやすいです。

東京にいた時によく走っていた荒川サイクリングロードは広くて走りやすくて気持ち良かったけど、多分あそこは特別なんだなと思いました。

Bianchi Infinito CV Disk:BBをシマノ製からWishboneに交換

Infinitoカスタム計画第1弾の最後はBB(ボトムブラケット)の交換です。

M-2さんにお願いしていたWishbone BB86-SHが届いたとの連絡が昨日夕方にあったので、本日交換してもらいました。

corridore.co.jp


当初は自分で交換するつもりだったんだけど、プレスフィット型BB(純正でついているシマノ製)を外すための工具(2,000円弱の一番安いやつ)がAmazonで在庫切れになっていて最安でも4,000円台の工具しかありません。
そこでM-2さんに工賃を聞いてみたら4,000円だったのでM-2さんにお願いしたという次第。

WishboneのBB86-SHはねじ込み一体型で、手持ちのシマノ用のBB専用工具で取外/取付ができます。
もし今後BBを交換することがあったとしても多分プレスフィット型にはしないと思うので、プレスフィット型BB取外/取付専用工具を買っても2度と使うことはありません。
だったら、同じお金を使うのであれば今後のことを考えてM-2さんにお願いした方が良いという判断です。

ちなみにWishboneのBBはセラミックベアリングを使っていてシマノのホローテックBBよりも回転抵抗が小さく、剛性アップも期待できます。


現在小雨が降っているので明日試走する予定。

そもそも自己満足を満たすために導入したものだし、BB交換だけでペダリングが劇的に変わるなんてさらさら思ってないけど、多少なりとも違いがわかったら嬉しいなと期待しています♪


【8/23追記】
土曜日に50km程走ってみました。スプロケット&ディレーラー周りの回転抵抗の方が大きくて全然違いがわかりませんでした...(^_^;
でもTernの時から一度使ってみたいと思っていたBBなので、念願叶って満足しています♪

Bianchi Infinito CV Disk:シフトケーブルをシマノからニッセンSP31に交換

Infinitoのシフトケーブルを交換しました。

納車されてまだ1ヶ月半なので交換する必要はないのですが、どうもフロントディレーラーの動きが重い感じがします。そんな時にたまたまこの動画を見たのが交換しようと思った切っ掛け。


www.youtube.com

これはY'sロードのメカニックである野澤さんの動画で、野澤さんのチャンネルは以前から参考にさせていただいています。

野澤さんによると、シマノSTIレバーは内部でワイヤーが急角度で曲がっている箇所があり、その部分でワイヤーがほつれてトラブルに繋がる可能性があるそうです。

その対策が、シマノ純正のケーブルではなくニッセンのSP31を使い、かつほつれやすい箇所にベルハンマーオイルを塗っておくこと。

SP31は31本の素線(通常のケーブルは19本らしい)で構成されているためしなやかで、シマノのオプティスリックのような毛羽立ちやすいポリマーコーティングではなく電着コーティングを採用しているため毛羽が出ません。

www.nissen-cable.jp

SP31に変えるだけでも十分だけど、さらに曲がりがキツい箇所にベルハンマーで潤滑対策しておけば万全というわけ。

調べたところによると、SP31はシマノの純正ケーブルよりもやや細いので本来はアウターもニッセン製にしたほうが良いらしいのですが、そこまでするのは面倒なので今回はワイヤー(F/R)だけ交換しました。


例によってamazonにて購入しましたが、Infinitoはフレーム内装式なのでチューブライナーも合わせて購入。なおワイヤーはF/Rの2本必要ですが、ライナーは使い回すので1本で大丈夫です。


ちなみに Infinito CV DISK(2021モデル)の場合、シフトケーブルは完全内装ではなくBB(ボトムブラケット)裏の部分はフレームの外に出ています。なのでBB裏のカバーを外す必要はありません。

※最初は完全内装だと思ってカバーを外そうとしたのですがどうやっても外れません。おかしいなと思ってよく見てみたらカバーの奥にワイヤーが見えたという次第。


Infinitoのシフトワイヤーの場所別装着状態は次の通りです。

■フロントシフトケーブル

  • ダウンチューブ/ヘッド側〜BB裏:フレーム内にガイドライナー無し
  • BB裏〜BB上部:フレーム内にガイドライナー有り

■リアシフトケーブル

  • ダウンチューブ/ヘッド側〜BB裏:フレーム内にガイドライナー無し
  • 右チェーンステー/BB裏〜エンド:フレーム内にガイドライナー無しだが、エンド側にのみ取り外せる短い(十数センチくらい)ライナーが入っている


参考までに、今回の交換手順は以下の通りです。(別のやり方もあります。)
私はチェーンと後輪を外してから作業しました。

■フロントシフトケーブル交換

  1. フロントギアをインナーに落としておく
  2. FDのワイヤー固定ボルトを緩めてワイヤーを外す
  3. BB裏からワイヤーを抜く
  4. ダウンチューブのヘッド側に挿入されているアウターを抜いて内部のワイヤーが見えるようにする
  5. BB側のワイヤーにライナーを被せてダウンチューブのBB裏からヘッドに向かって挿入していく。シマノのライナーは1.8mあって長いので、BB裏とダウンチューブヘッド側のワイヤー挿入口の長さよりもプラス15cmくらいの長さで予め切っておくとよい。残りのライナーはリアシフトケーブルの交換(チェーンステー内を通す)で使用するので、双方の長さのバランスを見てカットする
  6. ライナーがこれ以上はいらなくなったらライナーがヘッド側のワイヤー挿入口に達しているので、ヘッド側のワイヤーとBB裏から入れたライナーを押したり引っ張ったりして挿入口からライナーが出るようにする
  7. ライナーが抜けないようにテープ等でフレームに固定した後、ダウンチューブ内のワイヤーをヘッド側から抜く
  8. STI(左)のブラケットカバーを下から捲って半透明のワイヤーカバーが見えるようにする
  9. ワイヤーカバーを持ち上げて外し、作業の邪魔にならないよう横によけておく(カバー一部がSTIに固定されていて完全に外れないようになっているので注意)
  10. 小さなマイナスドライバーか何かでワイヤーを持ち上げ(その際FD側からワイヤーを押してやるとやりやすい)、STIの穴に向かって押してやると反対側からワイヤーエンドのタイコが出てくるので、タイコの下あたりでワイヤーを切る(もしタイコが出てこない場合はSTIの内側のシフトレバーを何回か押した上で再度試す)
  11. ダウンチューブから外したアウターのところからハンドル側のワイヤーを引っ張るとワイヤーが完全に取り出せる
  12. 新しいケーブルをタイコがあった側から挿入。反対側から出てきたらワイヤーが曲がる箇所にベルハンマーオイルを塗ってワイヤーに浸透させる
  13. 黒いケーブルガイドにワイヤーを挿入していくとダウンチューブから外したアウターから出てくるので最後まで引っ張る。ワイヤーを軽く引っ張りながらタイコが固定用の穴にはまるようにする。きちんと嵌まったのを確認したら半透明のワイヤーカバーを元通りに取り付け、ブラケットカバーを元に戻す
  14. ワイヤーをダウンチューブ内のライナーに挿入してBB裏のライナーから出てくるまで入れていく
  15. ワイヤーが出てきたらハンドル側のアウターをダウンチューブに挿入し、BB側からワイヤーを引っ張って完全に出るようにし、その後ダウンチューブ内のライナーを引っ張って取り出す
  16. ワイヤーをBB裏カバーのもう一つの穴から挿入し、BB上部のライナー(純正)から出てくるまで入れていき、出てきたらBB上側(FD側)からワイヤーが完全に出るまで引っ張る
  17. 後はFDにワイヤーを取付固定する工程となるが、参考になる動画やサイトが沢山有るのでここでは割愛します


■リアシフトケーブル交換

  1. リアのギアをトップに落としておく(右STIの内側シフトレバーを10回以上押す)
  2. RDのワイヤー固定ボルトを緩めてワイヤーを外す
  3. チェーンステーとRDの間のアウターをフレームから外し、そこからRD側のワイヤーを引っ張って抜き、チェーンステーからワイヤーが出ている状態にする
  4. チェンステーの挿入口の黒いカバーを持ち上げ、チェーンステー内に入っているライナーを抜く
  5. ワイヤーにライナー(フロントシフトケーブル交換で使わなかった短い方)を被せてチェーンステー内部に差し込んでいき、これ以上入らなくなったらBB裏のワイヤー(RD側からワイヤーを押してやるとBB裏に走っているワイヤーが浮いてくる)とエンド側のライナーを押したり引っ張ったりしてBB裏からライナーが出てくるようにする
  6. ライナーが抜けないようにテープ等でフレームに固定した後、BB裏からRD側のワイヤーを抜く
  7. ダウンチューブのヘッド側に挿入されているアウターを抜いて内部のワイヤーが見えるようにする
  8. BB側のワイヤーにライナー(フロントシフトケーブル交換で使用した長い方のライナーを再利用)を被せてダウンチューブのBB裏からヘッドに向かって挿入していく。ワイヤーが長すぎて作業しづらい場合はBBから10cmくらいのところでワイヤーを切って短くしてもかまわない
  9. ライナーがこれ以上はいらなくなったらライナーがヘッド側のワイヤー挿入口に達しているので、ヘッド側のワイヤーとBB裏から入れたライナーを押したり引っ張ったりして挿入口からライナーが出るようにする
  10. ライナーが抜けないようにテープ等でフレームに固定しておく
  11. ダウンチューブ内のワイヤーを抜く。BB裏はこんな感じになる
  12. STI(右)のブラケットカバーを下から捲って半透明のワイヤーカバーが見えるようにする
  13. ワイヤーカバーを持ち上げて外し、作業の邪魔にならないよう横によけておく(カバー一部がSTIに固定されていて完全に外れないようになっているので注意)
  14. 小さなマイナスドライバーか何かでワイヤーを持ち上げ(その際RD側からワイヤーを押してやるとやりやすい)、STIの穴に向かって押してやると反対側からワイヤーエンドのタイコが出てくるので、タイコの下あたりでワイヤーを切る(もしタイコが出てこない場合はSTIの内側シフトレバーを何回か押して再度試す)
  15. ダウンチューブから外したアウターのところからハンドル側のワイヤーを引っ張るとワイヤーが完全に取り出せる
  16. 新しいケーブルをタイコがあった側から挿入。反対側から出てきたらワイヤーが曲がる箇所にベルハンマーオイルを塗ってワイヤーに浸透させる
  17. 黒いケーブルガイドにワイヤーを挿入していくとダウンチューブから外したアウターから出てくるので最後まで引っ張る。ワイヤーを軽く引っ張りながらタイコが固定用の穴にはまるようにする。きちんと嵌まったのを確認したら半透明のワイヤーカバーを元通りに取り付け、ブラケットカバーを元に戻す
  18. ワイヤーをダウンチューブ内のライナーに挿入してBB裏のライナーから出てくるまで入れていく
  19. ワイヤーが出てきたらハンドル側のアウターをダウンチューブに挿入し、BB側からワイヤーを引っ張って完全に出るようにし、その後ダウンチューブ内のライナーを引っ張って取り出す
  20. 次にワイヤーをBB裏からチェーンステー内のライナーに挿入してエンド側から出てくるまで入れていき、出てきたらワイヤーが完全に出るまで引っ張り、その後チェーンステー内のライナーを引っ張って取り出す
  21. 取り外しておいた短いライナー(純正でついていたライナー)をケーブルに被せてチェーンステー内に挿入する
  22. 取り外しておいたアウター(チェーンステーとRD間の純正アウター)をワイヤーに被せ、ワイヤーをRDに挿入し、アウターをチェーンステーとRDに挿入する
  23. 後はRDにワイヤーを取付固定する工程となるが、参考になる動画やサイトが沢山有るのでここでは割愛します

シフトケーブル交換後に試走してみましたが、プラセボかもしれないけどシフトチェンジが軽くなった気がしました♪


Infinitoの第1弾のカスタム計画も残すところあと1つ〜BBをシマノ製からWishbone製に交換〜となりました。
パーツが届き次第交換予定です♪

Chord Sarum Speaker Cable Plug Upgradeの申し込み

久しぶりのオーディオネタです。

コード・スピーカーケーブルのプラグを通常の半額でオーミックプラグにアップグレードできるキャンペーンが実施されているので申し込みました。

www.andante-largo.com

オーミックプラグの説明は次の通りです。

 従来はハンダ付けを採用してきたコードカンパニーですが、研究を進めた結果、圧着機の仕様を最適化することで ( 作業性のみならず ) 音質的にも大きな効果を引き出すことに成功。「コードオーミック」シリーズとして発表しました。特殊合金に銀メッキ(ダイレクトプレーティング)を採用。グレード別に

タイプ 1 ( バナナプラグ・ Yラグ / 上位モデルに採用 )

→圧着とハンダ付けのダブル処理で接続 & シールド効果のあるアルミ製ケース(グリップ部)

タイプ2( バナナプラグ・Yラグ / エントリー ~ 中級モデルに採用 )

→圧着での接続 & ABS樹脂製ケース ( グリップ部 )

の2種類を展開しています。両者ともドイツ製の電動圧着機を使用。各部の仕様を特注とすることで、理想的な圧着処理を可能にしています。その上タイプ1のハンダ付けでは端子内部の芯線 ( 撚線 ) をまとめ、プラグ内部の振動抑 制や、電気的にもより一層安定した接続を実現しています。

www.andante-largo.com


ケーブルのグレードによってアップグレードされるプラグの種類が違います。
私が使用しているのはSarumなので、オーミックプラグのタイプ1にアップグレードされるようです。

●オーミックプラグ・タイプ1 バナナ

●オーミックプラグ・タイプ1 Yラグ


※左がタイプ2で、右がタイプ1


実は今使っているスピーカーケーブルのYラグ部分が若干グラグラしており以前から気にはなっていたので、半額で新しいプラグに付け替えられるのであれば渡りに船かなと。

勿論、音質的なメリットにも期待しています。特にYラグに関しては現行のペラペラの端子からガッチリした端子になるだけでも音が良くなりそうだし、さらに現行の金メッキからオーミックでは銀メッキ(ダイレクトプレーティング)になるので、間違いなく音は変わりそうです。

●現行のYラグ


明日アンダンテラルゴに到着する予定ですが、お盆休みに入るので戻ってくるのは早くて来週末、遅いと再来週くらいかもしれません。

戻ってきたらレポートします。

BODY GEOMETRY Fit with RETUL at Specialized KANAZAWA

8月2日にスペシャライズド金沢でフィッティングサービス「BODY GEOMETRY Fit with RETUL」を受けてきました。

フィッティングを受けるにあたり、事前に伝えた今回の目的と課題は次の通りです。

  • ロードバイクには初めて乗るので、正しいポジションとフォームを知りたい。
  • ロードバイクに乗り始めてから、10km程走ると右の背筋が痛くなる。単なる筋力不足なのか、フォーム(ポジション)が原因なのかを明らかにしたい。
  • ハンドルが握りにくいので、サイズや形状が適切かどうかを知りたい。
  • シューズが合っていない気がする(少し大きい感じ)。


今回受けたフィッティングサービスの大まかな流れは次の通り。

  1. 予め伝えておいた目的と課題の再確認、さらにはこれまでのライディング歴、どのようなライディングを目指しているか、具体的な目標などを口頭で説明。
  2. 柔軟性や骨格など、フィッティングに必要な身体情報を採取。
  3. 骨盤のサイズを計測(これはサドル購入時にも行ったけど、念のために再計測)。
  4. 足のサイズを計測。結果、足のサイズよりもシューズが少し大きいこと、左足の幅が右足よりも大きいことが判明。今履いているシューズで計測しても良いけれども、もしシューズを買い替えるのであればそのシューズで計測した方が良いとのことだったので、スペシャライズドのシューズと中敷きを購入。新品のクリートを持参していたのでそのクリートをシューズに取り付け。
  5. ローラー台にセットしたInfinitoに乗り、指示に従って暫くペダルを漕いだ後、サドル位置とクリートの位置を調整。
  6. 3Dモーションキャプチャー用のマーカーを身体に取り付けた後、1回目の計測を実施。
  7. 計測の結果、フォームがおかしいなどの問題は無いけれども、ハンドルのサイズと形状を変えた方が無理のないポジション(楽に走れるポジション)を取れるとのことだったので、スペシャライズドのハンドルの中から一番合うモデルを仮付け。
  8. 2回目の計測を実施。結果、ポジションとフォームは概ね最適化できたので計測は完了。ちなみに右背筋の痛みはフォームの問題ではなさそうとのこと(と言うことは単なる筋力不足だった模様)。
  9. フォームには問題ないものの、ペダリングの仕方(足首の使い方)にやや問題があるとのことなので、左右それぞれのペダリングを動画撮影し、実際に映像を見ながら問題点を確認。その上で、どうすれば良くなるかについての具体的なコーチングを受け、フィッティングは終了。
  10. (最初はM-2で交換しようと思っていたけど)仮付けしてもらったハンドルが気に入ったので、同じサイズ・形状のカーボンモデルを購入することにし、取付を依頼。シャワーを浴びて着替えた後、ハンドル取り付け作業を待っている間にヘルメットを試着させてもらい、頭にピッタリでデザインも気に入ったものがあったので購入。
  11. ハンドルを交換したInfinitoを受け取り、スイスポに載せて自宅へ。


13:30からスタートしプログラムが完了したのが17:30、ハンドルを交換してもらいお店を出たのが18:10でした。フィッティング費用は30,000円ですが、内容を考えるとそれだけの価値はあると思いました。

この後暫く乗ってみてから微調整を行って全てのプログラムの完了となりますが、スペシャライズド金沢に自転車持参で往復するのに高速代やガソリン代で4000円強かかるので、大きな問題が無ければ微調整はパスする(あるいは電話で済ませる)かもしれません。


なお、興味があるので自分も受けてみようかなと思っている方へのアドバイスは次の2点です。

  • 問題点や課題点(自転車自体のこと、フォームのこと、シューズのこと等々)を明確にした上で受けると具体的なアドバイスや解決方法を提示してくれるので、受ける方としては解決に直結する分メリットが大きい。
  • 自転車を買い替えた後、暫く乗ってみて問題点が明らかになってきた時点(その問題点をパーツ交換で解決しようと動く前)で受けると、無駄な買い物をしなくて済むので結果的には安上がりになる(フィッティング費用くらい捻出できる)かも。

■純正ハンドル

■交換後のハンドル

ちょっとわかりにくいですが、新しいハンドルはリーチが短く、シャローベントドロップタイプで、ハンドル幅は20mm広い420mmになっています。結果、腕が楽になり(余裕ができ)、ブラケットポジションも下ハンも握りやすくなりました。


●S-WORKS CARBON SHALLOW ROAD BAR
www.specialized-onlinestore.jp


■サドル購入時にセッティングしてもらったポジション

■今回調整してもらったポジション

サドル位置はサドル購入時にセッティングしてもらった位置とほぼ同じ。実はサドル購入後、実際に乗ってみた感覚でサドルがもう少し前になるように調整していたのですが、元に戻されたわけです。

■調整前

■調整後

サドル高は2cm弱下がりました。調整後、3回乗ってみましたが、もう少しだけ高い方がペダリングしやすい感じがするので今度試してみます。



今回購入したヘルメットとシューズ。ビアンキに乗っているのにS-WORKS(スペシャライズド)のヘルメットとシューズとは如何なものかとも思ったのですが、試着した上で選べるというメリットを優先。まあサドルは既にS-WORKSだし、今回ハンドルもS-WORKSになってますしね...(^_^;

●S-WORKS PREVAIL II VENT MIPS
www.specialized-onlinestore.jp

●S-WORKS VENT ROAD SHOE
www.specialized-onlinestore.jp


納車直後は借り物みたいでしっくりこなかったInfinitoも随分しっくりくるようになりました。

あと2カ所パーツを交換すれば第一段階は完了です。パーツは既に発注済みなので、交換が終了したらアップします♪