memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Garmin Venu 2を、最新型のVenu 4ではなく、一つ前のVenu 3に買い替えました

毎日の健康管理〜ステップ数、消費カロリー(運動消費 + 安静時消費)、睡眠スコア、心拍数などの把握〜のため、Garminのスマートウォッチ Venu 2を使っています。
※Venu 2を購入したのは2021年10月です。

Apple好きの私がApple WatchではなくGarminを選んだのは、サイクルコンピューターGarmin製なのでスマートウォッチもGarmin製にしておいた方が何かと便利だからという理由が一つ。

実際、自転車ライド時の各種データ(スピード、ケイデンス、パワー、心拍数、VO2max、GPSデータ、気温)はスマートウォッチのデータと統合分析され、Garmin Connectのマイページ上でレポートとして確認することができ、自転車を続けるモチベーションの一つとなっています。

そしてもう一つの大きな理由は稼働時間でした。

当時のApple Watchが毎日充電しなければならなかったのに対し、Garmin Venu 2の稼働時間は11日(カタログデータ)と圧倒的に優れていたのです。


Garmin スマートウォッチの豊富なランナップの中からVenu 2を選んだのは、必要な機能と価格とのバランスからでした。

私にとって必要なのは日々のライフログ(ステップ数、消費カロリー、睡眠スコアなど)と自転車ライド時のVO2max(最大酸素摂取量)で、他のスポーツ用の機能〜ランニング時に便利な様々な機能とかゴルフコースのデータ〜なんて無用の長物です。
※自転車関連のセンサーデータはサイクルコンピューターで管理するのでスマートウォッチにその機能は必要なく、スマートウォッチでしか採取できないVO2maxがあれば必要十分なのです。

そう言う意味ではフラッグシップラインのFenixなんかは明らかにオーバースペックだし、かと言ってアクティビティトラッカーだとVO2maxが計測できず、VO2max計測可能な一番安いラインの製品がVenu 2だったわけです。


Venu 2を導入したのは2021年10月なので約4年使ってきたことになり、バスタイムと充電時以外は常に装着しているので、もはや"着けていない方が違和感がある"くらい馴染んでしまっています。

ただ、 4年も使っていると不満点も出てきました。

一つは昨年あたりからバッテリーの持ちが悪くなってきたことで、購入当初は週に1回充電すれば良かったのが最近では2〜3日おきに充電しないとならなくなってきました。
※バッテリーの持ちについては、使用する機能や設定によって大きく変動します。カタログデータ上のVenu 2の稼働時間は11日ですが、当時の私の設定だと約7日でした。
※今年の春先から液晶表示の明るさを落として稼働時間を伸ばしているのですが、明るい場所だと見えにくくなることもあるので痛し痒しです。

またVenu 3から装備されたスピーカーがVenu 2にはついておらずバイブレーションでの通知になるため、アラームやタイマー使用時に直ぐに気づかないことがままあります。
※バイブレーション自体が弱いので、座っている時だと気づくけど動いている時は気づきにくいのです。

さらにVenu 3からはお昼寝を検出する機能がついたので、それも"あるといいな"と思っていました。

Venu 2とほぼ同時期に導入したM1 iPad Pro 11インチを今年の1月に新型に買い替えた(正確には買い増した)こともあり、Venu 2もぼちぼち買い替えかなとは思っていたのですが、今年の秋にVenu 4が発売されるはずなので、どうせなら新型が良いと思い待つことにした次第。


そして9月19日、予想通り「Venu 4を10月2日に発売します」というメールがGarminから届きました。

「待ってました!」とばかりにGarminのサイトで仕様を確認したのですが、何とバッテリーの稼働時間が12日に減っており、しかも価格がVenu 3より1万7千円近く上がっています!

詳しくみてみるとVenu 3よりも機能やメニューがかなり強化されているので価格上昇は致し方ないと思わなくもありませんが、バッテリー稼働時間が減っているのは納得が行きません。

モデル バッテリー稼働時間
Venu 2 11日
Venu 3 14日
Venu 4 12日

※スマートウォッチモードでの稼働時間

あくまで推測ですが、機能強化を図って消費電力が増えたにもかかわらず、バッテリーはVenu 3と同じスペックの物を使ったため、稼働時間がVenu 3よりも減ってしまったのではないかと思われます。

Venu 2からVenu 3になって稼働時間が3日増えたので、Venu 4ではフラッグシップラインのFenix 8(47mmモデル)と同じ16日になるのではないかと期待していただけに、Venu 2と1日しか変わらない12日という稼働時間には心底ガッカリです...(T . T)

その上、使わない機能が増えて価格も上がっていることを考えると、Venu 4を買うのはバカバカしくなってきました。

いっその事フラッグシップラインのFenix 8を買おうかと一瞬思ってしまったけど、最安価格でも14万円以上するので直ぐに思い直し、少し迷ったもののVenu 3に買い替えることに決めました。

私は最新モデルを購入することがほとんどなんだけど、今回は珍しくコスパを考えて旧モデルを選ぶことにしました。
※型落ちになるためVenu 3がディスカウント価格になっていたことも要因の一つではあります。
※ちなみにVenu 3もVenu 2も販売終了とはなっておらず、当面はVenu 4と併売されるようです。

Venuシリーズは共通して22mm幅のバンドなので、バンドは今使っているチタンバンドを移植することにし、保護ガラス(保護カバー)のみ追加で購入。



※Venu 3はチタンバンドを移植して保護カバーをつけ、ウォッチフェイスをVenu 2で使っていたのと同じものに変えた状態です。
※金曜昼に届いた時のバッテリー残量は87%でしたが、ファームウェアのアップデートや各種設定を行い、1日弱使用した結果(撮影日は土曜の朝)、81%に減っています。
※これは本題とは関係ないのですが、Venu 3の化粧箱を見るとセロテープで止めてありました。でもVenu 2の時はこんなことなかった(ビニールでシュリンクパックされていた)気がするので「これはもしや話に聞く中身すり替え詐欺かもしれない」と思い、開封作業をiPhoneでビデオ撮影しました。いざという時の証拠を残すためです。で、恐る恐る開封していくとちゃんと本体が入っており、見た感じでは未使用だったので一安心しました。マーケットプレイスの知らない会社から買うのが嫌だったので発売元がamazonの商品を選んだけど、何らかの理由で返品された商品をそのまま新製品として販売しているということになるので、検品体制が甘ければすり替え詐欺も当然起こり得ます。ちょっと怖いですよね。

先週金曜日の昼頃に届いたのでこのブログを書いている時点では約3日半使ったこととなり、現在のバッテリー残量が61%なので1日あたりのバッテリー消費は約7.4%となって、単純計算だと13日近く持つことになります。
※Venu 2を購入した際は7日(カタログデータ:11日)だったので、Venu 3が13日(カタログデータ:14日)というのは長いような...。

「ホントかなぁ?」と思わなくもないけど(思っていたよりもバッテリーの持ちが良い)、Venu 2の稼働時間を伸ばすために設定方法を試行錯誤してきた成果が反映されていると考えれば、然程不思議では無いのかもしれません。
※逆に言えば、直近でVenu 2のバッテリーが 2〜3日くらいしか持たなくなっていたというのは、バッテリーが相当経たっていたということになりますね。

まあ何にせよ、これでVenuを 2〜3日おきに充電しなければならない事態からは脱却できました!

アラーム設定時刻とタイマー終了時にアラーム音が鳴るのもやっぱり便利だし、iPhone内のGarmin Connectアプリとの同期にかかる時間が少し短くなったのも嬉しいです♪

強いていうなら、ベルトをVenu 2から移植したこともあって見た目がほとんど変わらないのが残念ですが、中身は刷新されたので良しとしましょう...(^^)