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東山円筒分水槽:国の登録有形文化財(建造物)

昨日ドライブがてら、魚津市にある東山円筒分水槽を観てきました。
日本一美しい円筒分水槽と言われているそうです。

◾️魚津市観光協会公式サイトより引用

3つの農業用水に公平に分配するための円筒分水漕
東山地区の天神野用水・青柳用水・東山用水の3つの用水に公平に水を分配するための円筒分水槽で、近年その美しさから観光スポット、パワースポットとして注目され訪れる人も多い。令和2年12月には、魚津市により分水槽とその周辺の美しい景観を望むポケットパークが整備されました。 円筒から溢れる水の落差がこれだけあるものは珍しく、急流河川ならではの構造だと言われています。インターネットなどで“日本一美しい”円筒分水槽と評されています。 この円筒分水槽の大きさは直径9m12㎝で、分水槽の中心から各水路へ分配される水の分配量は円筒の円周の長さ(中心の角度)で決められています。


日本一美しい円筒分水槽
円筒分水槽の利点として、上流からの水量の変化に影響されることなく、多いなら多いだけ、少ないなら少ないなりに公平に分配されます。東山円筒分水漕は、片貝川左岸から水路トンネルを接続させて水を引っ張ってきています。この円筒分水漕は建設当時、富山県では初めての工法として施工され50年を経過した現在でも、何ら支障なく安定した用水の供給に貢献しています。円筒分水槽は全国にいろんな形のものが存在しますが富山県内には5つ、内2つが魚津(東山円筒分水槽・貝田新円筒分水槽)にあります。
東山円筒分水槽は、2020年4月3日に国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。


※流れ落ちる水の形が不思議でした。