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Bianchi Infinito CV のチェーン&タイヤシーラント交換

富山もようやく雪の季節が終わり、天気予報では今週一杯は晴れまたは曇りの日が続くようです。
待ちに待った自転車シーズンの到来です♪

そこで昨日、今年の初ライドに向けての準備(チェーンとタイヤシーラントの交換)作業を行いました。


まずはチェーン交換から。

昨年の12月初旬にコンポーネントアルテグラDi2(R8100:12速)のセットに交換しました。
その際、チェーンも12速対応のアルテグラグレードに交換したのですが、以前からチェーンだけはデュラエースグレードを使用していたので、ちょっと気になっていました。

そこで今年のライドを始める前にデュラエースグレードに交換するつもりで、実はamazonで12速対応のデュラエースグレードのチェーン(CN-M9100 12s:MTBのXTRグレードと同じもの)を購入済み。
ようやく気候が良くなってきたので交換することにした訳です。

11速の機械式アルテグラを使用していた際はチェーンの接続にKMCのミッシングリンクを使用していました。

本当はシマノのクイックリンクを使用したかったけど、2015年に購入したPWTミッシングリンクスターリンクツール MLT335ではシマノのクイックリンクを外すことはできても繋げることができなかったのです。

今回12速チェーンに交換するにあたり、今後のことを考えてシマノのクイックリンク工具を購入して作業を行いました。

一見してツール形状の違いが分かると思いますが、PWTのツールはリンクを外す際はレバーを握り、繋ぐ際はレバーを開くという動作になります。

KMCのミッシングリンクだと問題ないけど、シマノのクイックリンクはKMCのミッシングリンクよりもリンクの付け外しに力が必要で(要するに固い)、PWTのツールだと外す(レバーを握る動作)ことはできても、レバーを開く動作の際に十分な力が入らずリンクを繋げることができなかったのです。

しかしながらシマノのツールは外すための場所(突起)と繋ぐための場所(突起)が別々になっていて、どちらの作業もレバーを握る動作だけで行うことができるようになっています。

今回初めて使ってみたけど、流石に専用ツールだけのことはあってクイックリンクを一発で繋げることができました♪

これは交換後の写真。デュラエースグレードのチェーンは接続ピンが中空になっており、またアルテグラグレードよりもSIL-TECH表面処理の場所(割合)が多くなっています。
にもかかわらず価格はアルテグラグレードと1000円も違わないので、以前からチェーンだけはデュラエースグレードを使用してきた次第。

なお普段はWAKO'sのチェーンルブを使用しているけど、

以前シフトワイヤーを交換した際に購入したベルハンマー(原液)が余っていたので、チェーンルブの代わりに使用してみることにしました。

使用感が良ければ今後もベルハンマーを使おう(併用しよう)と思います。


チェーンを交換した後、タイヤシーラントの交換作業を行なったのですが、ここで想定外の事態が起きてメチャクチャ手間取ってしまいました...^^;

順を追って説明しましょう。

まずはエアを抜いてホイールからタイヤを外し、ホイールとタイヤ内に残っているシーラントをショップペーパーで拭き取りました。

結果論だけど、多少固まっているかと思ったシーラントはまだ液体状態だったので、実のところ交換する必要はありませんでした。
でもタイヤを外してしまったので今更中止するわけにもいかず、予定通りに交換作業を継続。

ちなみにタイヤのエッジ部分のシーラントはゴムみたいに固まっており、剥がせる部分は剥がしたけれど、完全に綺麗な状態にはできませんでした。
もしかしたらだけど、この固まったシーラントを残してしまったことが後のトラブルの原因だったかもしれません。真偽の程はわかりませんが...。

次にタイヤをホイールに嵌め、エアを入れてビードを上げるのですが、ここで問題が発生!
フロアポンプでどれだけ必死にエアを入れても、エアが漏れてしまってビードが上がらないのです。

何回もトライしたけどダメで、流石に腕と太ももが疲れてきました...( ; ; )

エアを入れ続ければどうかと思って電動エアポンプを使ってみたり、一気にエアを入れればうまくいくかもと(最終手段にとっておいた)CO2インフレーターを使ってもみましたが、残念ながらダメでした。

万策尽きてしまったため、いつもお世話になっているM-2さんに電話で泣きつき、お店に持ち込んでビードを上げてもらうことに。
コンプレッサーを使って一気にエアを入れてもらいましたが、やっぱり漏れてしまってビードが上がりません。

そこで店長の松田さんが持ち出してきたのが石鹸水。
一旦タイヤを外し、刷毛でホイールの内側に石鹸水を塗って滑りを良くし、再度タイヤを嵌めてコンプレッサーでエアを入れます。

今度はビードが上がる音はしたもののまだエアが漏れている箇所があるようで、エアを入れながら漏れ箇所を探してはタイヤを押して嵌り具合を調整するという作業を何度か繰り返し、ようやく完全にビードが上がりました。

後で話を聞いてみると、どうやらタイヤのエッジがホイールに引っかかってしまってうまく上がらない箇所があったようです。
※この引っかかりの原因が、実はタイヤエッジに固着していたシーラントだったのではないかと...。

以前パンク(サイドカット)でタイヤ交換をした際はフロアポンプで簡単にビードが上がったから高を括ってましたが、その際に使ったタイヤは新品だったので簡単に上がったけど、今回は使用中のタイヤを再装着したので勝手が違ったようです。


何はともあれ無事にビードが上がったタイヤ&ホイールを提げて自宅に戻ったときには既に暗くなりかけていたので、残りの作業は翌日に持ち越すことに。
そして本日の午前中、続きのシーラント注入作業を行いました。

これまではMAVIC純正シーラントを使用してきましたが、入れ替えるには手持ちのシーラントの量が足りなかったこともあり、今回はMuc-Offのシーラントを使用してみることにしました。

中身はこんな感じ。パンク箇所が簡単にわかるUVトーチが付いてました。

ちなみにシーラントはイチゴスムージーみたいな色で、匂いもフルーツっぽいので作業中も快適でした。

シーラント容器はタイヤバルブに嵌めることで直接注入できるみたいですが、私は以前購入したインジェクタシリンジを使用して作業しました。理由はその方がシーラント量を正確に測れるからです。

シーラント注入後、バルブコアを再装着してエアを入れ、それからタイヤを回したり左右に振ったりしてタイヤ内部にシーラントを行き渡らせる作業を行い、シーラント交換作業は完了。

ホイールを車体に取り付け、最後にパーツクリーナーでホイールをキレイに拭いて全作業が完了しました。
2日がかりになってしまったけど、これで準備は万端です。

明日は昨年12月23日以来の久しぶりのライドになるので、まずは無理せず脚慣らしから始めるつもりだけど、楽しみですね♪