PerfectWave Power Plant 10のサイズは435(W)×210(H)×370(D)mmの33Kg。現状、すんなり設置可能なスペースはありませんが、レイアウト変更すれば可能かどうかシミュレーションしてみました。
オーディオラックのクアドラスパイアQ4Dに設置する場合は、現状最下段に設置してあるパワーアンプSS-010(35Kg)の上の段に置くか、もしくはクリーン電源を最下段に置いてその上の段にSS-010を置くか、どちらかになります。
しかしながら我が家のQ4Dは19mm径ポールなので、最下段はともかくとしてもその上の段に重量機器を置くのは正直強度的に不安があります。ポールを32mm径に替えれば大丈夫ですが、ポールは1本3300円(実売)なので、4本×4段×3,300円=52,800円。脚部ポールが4本×3,500円=14,000円なので、強度アップのための費用は66,800円。
実際にはクリーン電源用の棚板を1段増やさなければならないので、棚板1枚×15,800円+ポール4本×3,300円=29,000円が必要となり、合計で95,800円もの大出費。これははっきり言って現実的ではありません。
となるとオーディオラックではなくAVラックに置かざるを得ないので、可能かどうかサイズを測ってみたところ、AVラック下段のYSP-2200用サブウーファーの左横に何とか収まることがわかりました。
AVラックは昔のブラウン管テレビ用なので奥行きが長く、クリーン電源背面に太い電源ケーブルを何本も挿したとしても何とか取り回しできるだけのスペースはありそう。またクリーン電源とその上の棚板との隙間も5cm程確保できそうなので、放熱の問題もなさそうです。
現状そのスペースに置いてあるRbクロックおよびアイソレーショントランスを動かす必要はありますが、設置可能であることがわかりました。
アイソレーショントランスは大容量クリーン電源の導入で不要になるので、ヘッドフォンオーディオシステム(ベッドルーム)に移設します。故に問題は、Rbクロックをどこに置くかということだけ。
方法1は、クアドラスパイアの棚板を1段追加して新たな設置スペースを作ること。この場合ポール径は19mmでよいので、棚板1枚×15,800円+ポール4本×2,000円=23,800円の追加投資が必要となりますが、このくらいなら検討の余地はあります。
方法2は、TL3Nを処分してUX-1の1台体制にすること。空いた場所にRbクロックを置けばよいのでラックへの追加投資は必要ないし、TL3Nの売却益が出るので大容量クリーン電源の購入費の足しにできます。この場合、折角調整してきたTL3Nを手放さなければならない点が悩ましいところ。
方法3は、AVラック中段に2台並べて置いてあるBDレコーダーを重ねて設置して、空いたスペースにRbクロックを置く方法。しかしながら2台が同時に録画モードに入るケースも間々あり、振動の相互作用による録画品質への影響を考えるとこの方法は避けたいです。
となると選択肢は方法1か方法2のどちらかとなります。現時点では、折角のTL3Nを手放すのは惜しいけど費用的な負担が少なくなる方法2の方が良いかなと思っています。いずれ来るであろう地震のことを考えると、現状5段のクアドラスパイアを6段にするというのにも不安がありますしね。
現在DオーディオのK氏に見積もりを依頼しており、週明けくらいには購入の決断をすることになると思うので、それまでの間もう少し悩んでみようと思います。
ちなみに現在オーディオ系の給電に使用しているPowerbank8はAV系の給電にコンバートするので、アイソレーショントランスを移設するヘッドフォンオーディオシステムと同様に電源環境を強化できることとなり、「大容量クリーン電源の導入って、実は一石三鳥のナイスアイデアじゃないか!」と一人悦に入っていたりしますが、取らぬ狸の皮算用にならないことを祈るばかり。全てはK氏から出てくる見積もり次第かな。